ミニチュア博物館のある空港

2006年に開港した神戸空港は神戸沖にある海上空港です。オープン直後にこの空港から北海道へ行きましたが、ここへ行ったのはそれ以来になります。
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神戸空港では昨年9月にミニチュア写真家・田中達也氏の常設ミュージアム「MINIATURE LIFE × KOBE AIRPORT」がオープンしました。
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展望デッキに上がるとまず目に入るのが田中氏の作品のブロッコリーを大樹に見立てた「ブロッツリー」です。
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作品展示室は2つあり、ひとつ目はAIRPORT ZONE空港や飛行機を見立てたミニチュアの世界」です。下の作品名は「エビフライト」です。
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2つ目の展示室はKOBE ZONE神戸の町並みを見立ての世界で表現した世界」です。神戸ゆかりの製品パッケージなどを使って神戸の街がミニチュアで再現されています。
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基本的に田中氏の作品名はダジャレが多いようです。下の作品名は「この坂道は甘くない」です。
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以上のようなミニチュアアート展示施設がオープンしたのを知っていたので、一度見てみようと飛行機に乗らないのに空港に足を運んだ次第です。
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15年前に利用したときは発着便数も少なかったですが、今では便数も増えました。とくに新千歳空港便はLCCもあり、本数も多いので、一度ここから安く北海道へ行くことを考えてもよさそうです。

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測量山を2万年照らせる!?

室蘭測量山展望台です。室蘭市を一望できる展望スポットで、室蘭八景のひとつです。前回紹介した祝津公園展望台白鳥大橋開通時に作られた展望台ですが、ここは古くからある展望台で、昭和初期には与謝野鉄幹・晶子が夫婦で訪れて歌を詠んだことでも有名です。
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測量山の標高は約200mとあまり高い山ではありませんが、眼下の白鳥大橋はもとより、晴れていれば羊蹄山駒ケ岳から函館恵山まで見渡せます。
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室蘭市街や室蘭港だけではなく、反対側を見れば太平洋も見渡せます。下の写真は地球岬のあるあたりです。
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以前にブラタモリでもやっていましたが、360度どの方向にも海が見える室蘭独特の地形がよくわかる展望台です。
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測量山山頂のテレビ塔は1988年以来ずっと続けてライトアップされています。一晩4000円の経費は市民の寄付で賄われており、TEAM NACSの安田顕さんが故郷のためにお金を使おうという番組企画で訪れて一気に20万円を寄付しました。私はこの番組を見ていましたが、この時点で事務局にはあと20日分のライトアップのお金しか残っておらず、安田さんの20万円はライトアップが途絶える危機を脱するのに役立ったそうです。
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熊本城や首里城のようにその土地のシンボルが被災すると町の活気が失われます。測量山のライトアップが消えると室蘭市民にとってどの程度のダメージか私にはわかりませんが、少なからず安田さんの20万円は番組のお金だとしても、有意義な使い方だったのではないでしょうか。
そこで空しい試算をしてみました。大阪万博の「世界一高い日傘」と揶揄されている大屋根の建築費350億円測量山のライトアップに寄付するとどうなるか。なんと2万4千年間もライトアップを続けることができます。遡れば縄文時代以前から今日まで測量山が光り続ける費用に相当します。これをわずか半年の万博の屋根に使い切るのですね…(;_;)

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白鳥大橋のための展望台

室蘭祝津公園展望台です。白鳥大橋を眺めるために作られた展望台です。
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白鳥大橋の祝津ランプのループから対岸へ伸びる橋全体が一望できます。
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ここは室蘭の工場夜景のスポットですが、こうして昼間でも楽しめます。
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白鳥大橋の手前には新しくできた祝津埠頭に停泊している大型クルーズ船が見えます。
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この展望台からは白鳥大橋はもちろんですが、多くの山々を眺めることができます。近くは室蘭岳、苫小牧市の樽前山、洞爺湖近くの有珠山昭和新山、さらに七飯町の駒ヶ岳などの山々が見えます。道の駅「みたら室蘭」からも近いですし、駐車場も広いのでぜひとも立ち寄りたい展望台です。

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コスパを優先した紅葉狩り

兵庫県庁のすぐ北に相楽園という庭園があります。これまで何度か訪れたことはありますが、今回はここへ紅葉を見に行きました。
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この場所には明治の政治家小寺泰次郎の邸宅がありましたが、神戸空襲で建物のほとんどが焼失しました。その後、2万平方メートルの敷地は神戸市の所有となり、庭園部分は都市公園としては珍しい池泉回遊式日本庭園として整備されました。
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敷地内には3つの重要文化財があります。

旧小寺家厩舎
明治43年頃に建築された厩舎です。空襲でも焼けずに残りました。円形の塔屋、急勾配の屋根と屋根窓などの外観が印象的です。
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旧ハッサム住宅
英国人貿易商のハッサム氏が明治35年異人館街に建てて住んだもので、昭和38年に移築されました。下の写真の真ん中に写っているレンガ造りの物は屋根にあった煙突です。阪神淡路大震災時に天井を突き破って1階まで落下したものを保存・展示しています。
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船屋形
江戸時代、姫路藩主の川御座船の屋形部分だけが陸上げされたものです。建造年代は1682~1704年と推定されています。現存する川御座船としては国内で唯一のものだそうです。
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もみじは日本庭園の池のまわりなどに植えられていますが、いわゆる「紅葉の名所」と言われるところと比べると一面が真っ赤というわけではありません。ただ写真の構図次第ではそれらしい写真にはなります。
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京都の紅葉の名所は確かにそれだけの価値はありますが、とくに有名な寺社はとんでもない混雑ぶりで、紅葉を見て楽しむ以前に人の多さに疲れます。それに比べるとここ相楽園はゆっくり回れます。このときも人のいない庭園を順路を行ったり来たりしながら2周しました。
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京都の紅葉名所の寺院の拝観料はこの時期だけ特別料金になり、最低でも千円を下らないのが相場です。しかし相楽園の入園料はわずか300円(私はJAF会員なので270円)です。県庁前ですのでJR・阪急・阪神・地下鉄の各駅から歩いて来れますし、コスパとしては申し分のない庭園です。

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室蘭やきとりの老舗「やきとりの一平」

前回、道の駅みたら室蘭」で室蘭やきとり室蘭ラーメンの両方をセットで食べたという話を書きました。それで夕食はどうしようかと思案していましたが、調べると宿の近くに室蘭やきとりの店があるので、結局夕食もそこで室蘭やきとりを食べることにしました。
行ったのは「やきとりの一平 中島本店」という店で、昭和25年から続く室蘭やきとりの老舗だそうです。
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最初にラーメンサラダザンギを注文しました。軽く前菜のつもりで注文しましたが、コンビニのラーサラと違い、けっこうボリュームのある本気の一品でした。
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ちなみに室蘭やきとり鶏肉ではなく豚肉です。豚肉の間にタマネギを挟んだ串焼きで、洋がらしをつけて食べます。この店では、北海道産の生の豚肉を使い、創業以来少しずつ改良してきた秘伝のタレで炭火焼きするのがこだわりです。
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つくねも注文しました。私はオーソドックスなつくねを食べましたが、変わったところではスープカレーに浸ったスープカレーつくねもありました。
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そして一平オリジナル 殻付うずらの炭火焼も注文。殻ごと食べられるのが特徴です。少々不安に思いながら口に入れましたが、新しい食感がクセになります。
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店は蔵のような外観大正ロマンを感じる内装が特徴で、店内にはジャズが流れています。室蘭市内や札幌にあるグループ店すべて同じコンセプトのようです。
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私は早い時間に行ったのでそのまま入店できましたが、午後7時くらいになるとかなりの待ち行列ができるようです。
東室蘭駅西口からは800mほど離れた場所で、歩くと10分くらいですね。

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