消えゆく流氷

消えゆく流氷」という見出しの記事が一昨日の朝日新聞夕刊の一面に大きく出ていました。
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流氷が年々少なくなっているということは言われていますが、北海道大学の2月の国際学会での発表によると、流氷の面積だけでなく、氷の厚み1990年に73cmあったのが、2020年は51cm30年で3割ほど減少していたいうことです。

今後の予測をスーパーコンピュータで行ったところ、温室効果ガス排出を低く抑えた場合でも、2050年には流氷の面積は今の3分の1程度になり、抑えられなければ5分の1程度にまで減少すると算出されたそうです。これは驚くべき数字です。(下の写真はお借りしたものです)
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このままだと、将来北海道沿岸で流氷が見られなくなる可能性もあり、そうなると大陸からの鉄分が運ばれなくなり、海の生態系全体を支える植物・動物プランクトンも育たなくなります。それはオホーツク海だけでなく、三陸沖などの親潮域でも、海の豊かさが損なわれる恐れがあるということです。
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このように、流氷が北海道に来なくなるというのは、冬の風物詩が失われるなどという叙情的なレベルの話ではなく、日本の漁業や食文化を揺るがす重要かつ深刻な問題です。

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コメント

No title
こんにちわ。そうなんですよね。
私の記憶を辿っても同様で、子供の頃に見た流氷は今と別物。
厚みも大きさも桁違いで、海岸に積まれた氷は住宅ほどありました。
海岸に家がゴロゴロ...そんな感じです。
そして5月連休頃にようやく消えていったものです。
薄く小さな氷になれば、流れているうちに溶けてしまいそう。
漁業など様々な分野に影響が出るでしょうね。
まぁその頃は私は天上から見ているのかな?
野付ウシさんへ
野付ウシさんのように、小さい頃から流氷を見てきた方々は、肌感覚で流氷の量が減ったことがおわかりですね。やがて「昔は北海道まで氷の塊が流れて来て、海が白い陸地みたいになったものだ」という伝説になるのでしょう。
コメントありがとうございました。

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