
道の白と空の青のコントラストが美しく、SNS映えすると数年前からメディアなどで取り上げられるようになりました。ただ私が訪れたときは残念ながら曇天で、道も空も重い灰色でした。

この道が白いのは、砕かれたホタテの貝殻が敷き詰められているからです。ホタテの貝殻は産業廃棄物になるのでその処分で業者は頭を悩ませています。それを有効活用したわけです。

そもそもこの道は「宗谷丘陵フットパスコース」の一部で歩くためのコースです。車も通行できますが、道は細く、すれ違うのが困難な道幅です。途中で待避所は何か所かありますが、ここも先日紹介したサロマ湖展望台への林道のように車両は一方通行にしてもらった方がありがたい道です。

この道はナビには出ないので行き方が難しいです。私は稚内駅方面から行きましたが、事前にネットで調べて説明通りに行ったので迷わずに行けました。その説明文を以下に載せます。
「国道288号を宗谷岬に向かって走り、『宗谷』という集落に入るとすぐ右手に『宗谷公園』の看板があります。そこを斜め右に行くと右手に郵便局があるのでその手前を右折し、すぐに三叉路に出るので、斜め左の『フットパス』の看板のある細い道に入ります。急な坂道を登りきると『白い道』がはじまります。」
ちなみに上の説明文に出てくる『宗谷』という集落が、先週のブラタモリで出てきた江戸時代の稚内の中心地だったようです。
【追記】とっしーさんからのご指摘で、「白い道」の通行は一方通行が推奨されていて、私が行った経路は逆走で、車で行く場合は宗谷岬方面から進入するのが正しいようです。お気を付けください。

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