長崎県:971(1位)→1479(1位)
北海道:558(3位)→1473(2位↑)
と北海道が一気に900以上も増えて、1位の長崎県にわずか6島差に迫ることになりました。
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実は北海道と長崎県は海岸線の長さでもいい勝負をしています。
北海道の海岸線の長さは約4460kmあり、これは47都道府県で第1位です。海岸線の長さには離島も含まれますので、北海道の場合は利尻・礼文・奥尻島などに加えて、北方領土も含んだ長さになります。

それに対して長崎県の海岸線は約4183kmで、北海道に次いで第2位の長さです。順位は島の数とは逆転していますが、これまたその差が270kmと好勝負です。
長崎県は面積では北海道の20分の1しかなく47都道府県で37番目の小さな県ですが、リアス海岸で地形が複雑に入り組んでいるので海岸線が長いわけです。

北海道の海岸線は長崎県とは対照的で、比較的まっすぐなところが多いです。そもそも形が大きいのでそれを囲む海岸線も長いということでしょう。しかし北方領土を除いて計算すると北海道の海岸線は3112kmになり、長崎に1000km以上の差をつけられて第2位に陥落します。いくら今回島の数が増えて海岸線の長さが延びたとしても届きません。

ところで、車で北海道の【函館→地球岬→襟裳岬→納沙布岬→宗谷岬→積丹神威岬→松前→白神岬→函館(知床岬は車で行けないので除く)】という海沿いのコースを1周すると、走行距離は約2400kmにもなります。これは私の住む兵庫県尼崎市から南へ行くとフィリピンにまで達する距離です(°_°)
いくら長崎県の海岸線が長いとはいえ、実際には伊能忠敬のように離島を含めて入り組んだリアス海岸をくねくね進むことはないので、その長さを体感することは少ないですが、北海道の海沿いのまっすぐな道を車で走ると海岸線の長さを痛感します。とくにオホーツク沿いの国道238号線や日本海沿いのオロロンラインなどを北上して稚内方面へ向かうとき、どれだけ走っても目的地に着きません。

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