
現在、天守修復中ということで行くつもりはなかったのですが、静岡市内のホテルでテレビを見ていると城近くの掛川桜が見頃というニュースをやっていたので訪れました。

すると修復中の天守内部には入れなかったものの、外は足場も撤去されて、きれいな天守の姿を見ることができました。

せっかくなので掛川城御殿に入りました。下の写真は藩主が客人に謁見した部屋です。

またタイミングよく通常は有料の二の丸美術館が無料開放されていました。家康の天下統一の足掛かりとなった掛川三城(掛川城・高天神城・横須賀城)についての企画展示をしていました。

1568年、武田信玄に追われて掛川城に逃げ込んだ今川氏真を徳川家康が攻め、半年に及ぶ激しい攻防戦の結果、家康は和睦の末に掛川城を手に入れました。いわゆる掛川城の戦いです
この戦いについての資料を見ていたら、横にいた年配のガイドさんが「3月26日の大河ドラマに掛川城が出てきますので~」とうれしそうに教えてくれました。実際に昨日の大河ドラマでは掛川城で家康と氏真が1対1で戦い、そして互いの思いを分かち合うという感動的な場面が描かれ、あのガイドさんの笑顔が目に浮かぶようでした。

豊臣秀吉が天下統一後、徳川家康は江戸へ移封され、掛川城には山内一豊が入りました。掛川城の天守を最初に築いたのは山内一豊です。

なお天守の修復工事は3月末で終了予定です。4月からはきれいな天守内部が公開されると思います。

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