このときは、翌朝、ホテルの朝食会場が混んでいたので散歩がてらJR苫小牧駅に行きました。

1日の乗降客数は約7000人で、JR北海道の停車駅の中で25位ということらしいです。ちなみに24位は江別です。

島式ホーム2面4線で室蘭本線や日高本線が乗り入れる大きな駅です。王子製紙に直接入っていく専用線もある(あった?)そうです。

駅の南にはホテルやバスターミナル、観光案内所があり苫小牧に鉄道でやって来る人の玄関口になっています。

しかし気になるのは駅南口の真正面の建物です。2014年に閉鎖された大型商業施設ですが、いろいろと引きずる問題があるようで現在も放置されています。かつて駅南にはダイエーやイトーヨーカドーなど多くの商業施設がありましたが次々と撤退しました。

それに対して駅の北口には新しいMEGAドン・キホーテやヤマダ電機などがあります。とくにMEGAドン・キホーテはここ以外にも函館、室蘭、旭川、帯広でも見かけましたが、ほとんどが住宅街にありました。そういう経営戦略なのでしょうね。

一般的に地方都市では鉄道は走っていなくても幹線道路がある新興住宅街に商業施設が集中し、かつて栄えた駅前などの市街地が空洞化しています。苫小牧も駅から離れるとイオンモールやマックスバリューがありますが、駅南は空洞化問題があり、その対策もいろいろ考えられているようです。でも今や北海道は車社会ですのでに駅を中心に開発を考えるのは無理があるかもしれません。

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