五山送り火はお盆に迎えた精霊(おしょらい)さんをあの世へ送り返す意味があります。そしてこの行事とともに京都のお盆は終わります。

それに対してまったく宗教的な意味がないのが、北海道・中標津の「牛」文字山です。
文字が描かれている山は標高356mのモアン山です。2005年に描かれたそうです。

この辺りは酪農が盛んな地域ですが、牛乳の消費量が低迷する中で地元有志がPRのために「牛」文字を描きました。当初は「牛乳」の2文字を描く構想もあったそうですが、「乳」は無茶なような気がします。

モアン山はJA計根別乳牛育成牧場の敷地なので立入禁止ですが、放牧期間外(11月初旬〜5月中旬)であれば、決められたルートを通ることを条件に山頂に登ることができるそうです。

中標津町方面から裏摩周へ通じる道道150号を南から北へ向かって走っていると「牛」が目に飛び込んできます。ただ北から南へ走っていると「牛」が背後になるので見逃す可能性がありますのでご注意ください。

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