美術展も復活

知人の松原氏は芸術家です。専門は造形で、このブログでも何度かご紹介しています。
これまでの作品はベニヤ板などを材料にした大きな作品が主流でしたが、最近では真鍮を使った小さな作品に変化してきました。

下の写真は大阪・心斎橋のMU東心斎橋画廊で開かれた「2021冬 彫刻展」(12/6~11)に出品されていた「釘男」です。ご本人がモデルとのことです。
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場所を神戸に移してGALLERY北野坂で開催された「コンクリート・ニ・モル-Ⅴ-」(12/8~22)にも訪れました。着いたときはオープン20分前でしたので、時間つぶしに近くの異人館「風見鶏の館」まで足を運びました。
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下の写真はGALLERY北野坂に出品されていた「軍鶏」です。軍鶏独特の曲線がたくさんの釘で表現されています。
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そして「海からの贈り物」 ビー玉の使用がアイデアです。
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ご本人によると、これまでの材料のベニヤ板のチープ感が気になり出して、材料を真鍮にしたそうです。作品だけを見ているとわかりませんが、金属どうしを付ける作業が温度管理などの面で大変で、思った以上に制作時間がかかるそうです。

そして同じ神戸の兵庫県民アートギャラリーで開かれた「兵庫県美術作家交流展」(12/15~19)
そこに出品されていたのが「封じ込められた釘Ⅲ」 写真ではわかりづらいですが、釘でできた立方体の中に次々と釘でできた立方体が閉じ込められている作品です。
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ちなみに県民アートギャラリーには別の知人の島﨑氏も出品されていました。作品名は「コウイカ」 島﨑氏は材料は発泡スチロールにこだわっておられ、下の写真の作品も発泡スチロールです。制作過程で静電気を帯びた発泡スチロールの細かいゴミが出るので、奥様はいい顔をされないとか・・(確かにあれが服に着くとなかなか取れません)
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コロナ感染もオミクロン種が気にはなりますが、感染者は全国的に抑えられているので、このような芸術展もかなり再開され始めました。芸術家にとって発表の場を奪われるというのは致命的です。何とかこのままこのような芸術活動の発表の場も以前のように増えてくればいいですね。


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