天王寺七坂は谷町九丁目から天王寺までの谷町筋と松屋町筋の間にある七か所の坂道です。それを北から順に巡ってみました。

①地下鉄の谷町九丁目駅から西へ歩くと見えてくるのが真言坂です。傾斜が緩やかな石畳の坂で、突き当りに生魂国神社があります。

②生魂国神社の中を抜けて少し歩くと、源聖寺坂の下り口があります。 この坂は緩やかな石畳から始まりますが、途中から曲がりくねった石段になり、松屋町筋まで続きます。下の写真は松屋町筋から撮りました。

③松屋町筋をしばらく南下すると次に口縄坂の上り口があります。七坂では最も道幅が狭いです。ちなみに「口縄」とは「蛇」のことで、この坂が蛇に似ていることから名付けられたといわれています。

④さらに南へ歩くと愛染坂があります。坂の下り口にある愛染堂から名付けられました。 坂の南側は進学校の星光学院です。この坂は傾斜が急です。

⑤愛染坂から南に歩くと、緩やかな石段でできた清水坂が見えてきます。 坂の上には新清水寺があります。中に大阪市唯一の滝といわれる玉出の滝がありますが、訪れた時間が早かったので境内に入れませんでした。

⑥清水坂を上りきって南へ歩くと天神坂の下り口があります。 坂の途中、天王寺七名水の一つである「安居の清水」を再現したモニュメントがあります。

⑦ここまでの6つの坂は人しか行けませが、最後の逢坂は車の往来の激しい片側二車線の幹線道路です。

七坂をすべて巡ると坂を上ったり下ったりを繰り返しますので、歩く距離以上にきついものがありました。ただ上町台地の高さや形状を体感できたウォーキングとなりました。

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