
神戸市立博物館へ転用する昭和57年に大規模な増改築が行われましたが、国の登録有形文化財として登録されています。中に展示されている作品と並んで建物そのものも作品として鑑賞する価値があります。

常設展では兵庫の古代から現代への変遷が紹介されています。
下の写真は兵庫県最大の古墳である五色塚古墳の模型です。

下の写真は実際にその五色塚古墳に行ったときの写真で、後円部から前方部を見た風景です。目の前に明石海峡と淡路島が見えます。けっこう高さがあり、当時は明石海峡を通る船に権力を誇示していたのがわかります。

日本で最初に復元整備が行われた古墳で、墳丘は葺石で覆われています。多くの古墳は樹木で覆われてしまっていますが、この古墳を見れば古墳本来の形がよくわかります。

話を神戸市立博物館に戻します・・
中世以降の時代については、港を中心に兵庫・神戸がどのように発展してきたかを資料や模型などで解説しています。

とくに近代、神戸港から西洋文化が入り、生活が変化した様子が紹介されています。

最後に出口に像が立っているので誰だろうと名前を見ると平清盛でした。確かに兵庫には縁の深い人物です。

展示内容も一部は定期的に入れ替わるようです。常設展は入場無料です。前回紹介した入場料200円の神戸らんぷミュージアムと併せてリーズナブルに巡ることができます。
(ちなみにブログ「日々の暮らしをさりげなく」のhotterさんからの情報で神戸らんぷミュージアムは来年2月末で閉館することがわかりました。ということで訪れる場合はお早めに!)

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