
ムラの面積は約42万㎡(甲子園10個分)あり、幾重もの環濠に囲まれていました。

また大きな建物があったことを表す遺構や、土器をはじめたとした多くの遺物が出土しています。

敷地内にある遺構展示情報館には、調査で見つかった大型建物跡の柱穴を形取りして実寸大に再現されています。また発掘された柱も展示されています。

調査で出土した絵画土器の「楼閣」をもとに、1994年に楼閣が復元されました。高さは12.5メートルの2階建てで、遺跡保存に影響のない池の南西隅に復元されました。

なお遺跡公園の国道をはさんだ斜め前に道の駅「レスティ唐古・鍵」があります。平成30年にオープンした新しい道の駅です。

地元野菜や果物の販売のほか、観光案内コーナーがありますので、周辺を巡るのに参考になります。

この遺跡は私が小中学生の頃は「唐古遺跡」と学んだのですが、発掘調査が進むにつれ、遺跡の範囲も唐古地区だけでなく、鍵地区にも広がり、1977年に「唐古・鍵遺跡」と名称も変わりました。

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