あの世とこの世を往復する

兵庫県は思いのほか寺院が多く、都道府県別で第3位の多さです。ちなみに第2位大阪、第1位愛知で、京都や奈良がベスト3ではないことも意外です。

さて兵庫県小野市にある浄土寺は、鎌倉時代初めに重源上人が建立した名刹です。
IMG_0269_20201019213719040.jpg

ここの浄土堂国宝建築です。中に安置されている阿弥陀如来像と脇侍の観音菩薩像・勢至菩薩像国宝です。建物と中の仏像が両方とも国宝指定されているケースは平等院や東大寺などがありますが、このような地方の寺院では貴重です。

ちなみに夕方に訪れると条件次第で窓から射し込んだ西日がヒノキの床に反射して、赤い屋根裏や三体の仏像を照らします。私は午前に訪れたので、その光景は映像でしか見ていません。(ちなみに建物内部は撮影NGです)
IMG_0288.jpg

浄土堂は珍しい大仏様(だいぶつよう)という建築様式で、東大寺南大門と同じ様式です。赤と白のコントラストが美しい屋根裏や、てこの原理で屋根を支える構造が現代建築の視点からも重要な建築様式だそうです。外観も柱と柱の間隔が長く、屋根がまっすぐなのが独特の印象を与えます。
IMG_0272_2020102005540677c.jpg

浄土堂の反対側にあるのが本堂の薬師堂です。こちらは国の重要文化財です。
IMG_0279_20201019213715dbc.jpg

浄土寺の特徴は敷地中央に八幡神社と池があり、それをはさんで浄土堂と薬師堂が向かい合うという珍しい配置です。下の写真の右の薬師堂が「この世」、左の浄土堂が「あの世」、真ん中の道が「三途の川」を表現しています。左右を往復すると「あの世」と「この世」を行ったり来たりできるパワースポットといわれています。
IMG_0278_2020101921371480c.jpg

ほかにも境内には鐘楼(下の写真)や開山堂など国や県の重要文化財に指定されている建造物がたくさんあります。
IMG_0273_202010192137134bd.jpg

見どころの多い浄土寺ですが、その前身は近くにあった広渡寺だといわれています。広渡寺は奈良時代中期に行基よって創建されたと伝えられています。というとでこのあと広渡寺跡にも行ってみることにしました。

にほんブログ村 地域生活(街) 北海道ブログ 北海道情報へ
にほんブログ村


人気ブログランキング

スポンサーサイト




コメント

コメントの投稿

非公開コメント


これまでの訪問者数
FC2ブログランキング
にほんブログ村ランキング
★ランキング参加中★ クリックしてね~
にほんブログ村 写真ブログ 風景写真へ
にほんブログ村 旅行ブログ 北海道旅行へ
にほんブログ村 地域生活(街) 北海道ブログ 北海道情報へ

人気ブログランキング
★ランキング参加中★ クリックしてね~
リンク

このブログをリンクに追加する
応援

松原一彦立体造形作品


名寄 北の天文字焼き


札幌レンタリース