正門の東大手門は1662年建築で重要文化財です。

唐門は二の丸御殿の正門で、2013年の修復工事で豪華絢爛な姿がよみがえりました。これも重要文化財です。

そして国宝の二の丸御殿です。二条城の紹介で出てくるのはこの構図ですね。

二の丸庭園はどの角度から見ても鑑賞できるよう設計されています。

天守跡からの景色です。かつては伏見城から移築された五重六階の天守がありましたが、1750年に焼失し、その後復元はされていません。

この有名な二条城が建つ以前に別の二条城が離れた場所にありました。旧二条城といわれます。NHK大河ドラマ「麒麟がくる」で登場して注目されましたが、織田信長が足利将軍のために築いた城でした。
長い間その存在は伝説の域を出ませんでしたが、市営地下鉄の工事中に遺構が発掘され存在が確認されました。場所は現在の二条城よりも東で、一部は京都御苑の敷地にもかかっています。石垣には石仏や墓石も使われ、その一部が今の二条城の敷地内に積まれています。端の方にひっそりとありますので多く人は気づきません。

天守がないのでお城の感じがしませんが、東南隅櫓はお城の雰囲気を出しています。これは外から見ることができます。

入場料は1030円です。私は御殿には2度入りましたので、庭園のみの620円で入場しました。ただ初めて行かれるのであれば、御殿内も大広間・黒書院や障壁画などの見どころが多いので、ぜひ国宝の二の丸御殿の内部も見学してください。

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