撮像素子はわかりやすく言うとデジカメのフィルムのような存在で、大きいほど「いいカメラ」です。
私の携帯電話のカメラは800万画素ですが、携帯ゆえ撮像素子は小さく1/4型4.00㎜×3.00㎜です。(カタログには出ていませんがたぶん)
下の写真はその携帯電話で撮影しました。

それに対して私の持っているキヤノンのコンデジS110は1330万画素で、撮像素子は1/1.7型7.60㎜×5.70㎜です。
それで撮ったのが下の写真です。

明らかに見た目が違います。これは単に色合いが違うだけでなく「階調」が違うのです。
階調の違いとは、例えばグレーという色が1色しかないか明るいグレーから暗いグレーまでたくさんあるかという違いです。
「いいカメラ」というのは、撮像素子が大きく、それによって階調がきめ細やかだということです。
携帯電話N-01Gの画像

キヤノンのコンデジS110の画像

一眼レフカメラ、それもフルサイズ機となると撮像素子は36.00㎜×24.00㎜ですからレベルが違います。(価格も)
ただこのくらいの大きさの写真をしかもモニターで見る限りでは、コンデジと比べて差が歴然ということでもありません。
下の写真はキヤノンのEOS6Dというフルサイズ機で撮った写真です。

きめ細やかさを高いレベルで判断するにはテレビでいう「大画面」が必要です。つまり大きなサイズでプリントしてみて初めてその差がわかったりしますので、数十万円するカメラを買って、このようなブログ程度の大きさでしか見ないのであればその差はわかりませんし、非常にもったいないことだと思います。(あるかどうか知りませんが30インチの4Kテレビみたいな感じですね)

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