道の駅「しらぬか恋問」

道の駅 しらぬか恋問です。「コイトイ」という地名は北海道には多く、アイヌ語で「波が崩す・越える」という意味です。白糠町の「コイトイ」は、これに「恋問」というロマンチックな字を当ててウリにしています。
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北海道で4番目に出来たという古い道の駅で、物産館の「恋問館」では、白糠町ならではのお土産や海産物、野菜などの特産品が並んでいます。
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レストラン「むーんらいと」が併設されており、豚丼が人気のようです。
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道の駅の裏は太平洋を一望できる恋問海岸です。いい気候のときは海岸の木に座って何か食べるのもありです。
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敷地の隅っこに展望台のようなものがあります。
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上がってみましたが、どうもこれは道の駅の斜め向かいにある太陽光発電施設を見るための展望台みたいです。それ以外はこれといって眺めがいいわけではありませんでした。
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白糠町の国道38号線沿いにある道の駅です。もうほとんど釧路市といっていいような場所です。

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錦帯橋でブラタモリ

先週のNHKブラタモリ日本三名橋のひとつとして名高い岩国錦帯橋でした。タイトルは「美の極み 錦帯橋錦帯橋にはなぜ世界唯一の美しさがある?~」です。私も数年前に渡ったことがあり、今回のブログ写真はそのときのものです。
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錦帯橋は1673年に岩国藩主の吉川広嘉によって架けられました。背後の山上に小さく見えるのが岩国城です。番組冒頭でもこのアングルが紹介されていました。
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岩国城は1608年に初代岩国藩主の吉川広家により築かれた山城で、現在の天守は1962年に再建されたものです。番組で解説がありましたが、再建された場所は下からもよく見えて眺望のいい場所で、もとの天守はもう少しだけ奥にあったようです。
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下の写真は天守から見た錦帯橋です。そもそもここには城と城下町をつなぐ役割で橋が架けられていましたが、簡素な橋は何度も洪水で流されました。そのため強度を追求し、石積の橋脚5連の太鼓橋がアーチ状に組まれた洪水に強い構造の錦帯橋が架けられました。
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強度を重視した結果、図らずも世界的に見ても珍しい構造と美しさを兼ね備えた橋になりました。世界遺産登録を目指しているとのことですが、大勢の人が渡ると傷みも激しくなり、維持も大変です。今でも年間70万人もの人が渡っているのですから、もうそれでいいように思いますが。
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それにしてもブラタモリで1つの橋だけをテーマにして番組を構成されたのは珍しいことだったと思います。それだけ錦帯橋に見るべき点が詰まっているということでしょう。

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JR釧路駅も先行き不安

JR根室本線釧路駅です。駅前に3つの円形の枠内にタンチョウがデザインされたモニュメントがあります。
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また機関車の動輪碑もあります。釧路駅開業90周年を記念して1991年に設置されたそうです。今年で開業122年という歴史ある駅です。
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道東観光の拠点になる駅ですので、みどりの窓口もある大きな駅です。ここが日本最東端自動改札設置駅になります。
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しかし乗降客数は減少する一方で、最近では1日平均で1000人ほどです。前回紹介した北見駅と同じくらいですね。この10年で3分の1ほどにまで減りました。
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しかしそれに反して駅前から幣舞橋にかけてたくさんのホテルがあります。ほとんど車で釧路に来るということなのでしょう。こうして北海道の地方の駅を見ると、それが主要駅でも明るい見通しは感じられません。
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私もこうして改札口の前までは入ったことはありますが、鉄道を利用するためにホームには行ったことがありません。今後ホームに行くことがあるとすればたぶん湿原ノロッコ号に乗るときくらいです。ホームには石炭のモニュメント湿原の鐘があるそうなので、機会があれば見てみたいと思います。

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JR北見駅の先行きは

JR石北本線の主要駅である北見駅です。特急停車駅です。かつては十勝の池田ともふるさと銀河線で結ばれていましたが、2006年に廃線になっています。
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北見駅近くに泊まったので、久しぶりに駅舎の中をのぞいてみました。
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土曜日でしたが、おそらく部活帰りであろう高校生が待合室にいました。
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高校生たちは16時56分発の遠軽行きに乗り込んでいきました。上り・下りとも平均して1時間に1~2本の運行です。
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駅前には広いスペースがあります。
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そのスペースに見慣れた北見バスが待機しています。いつも牛柄に見えてしまいます。
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1日の平均乗降客数は少しずつ減少して今は900人ほどです。しかし、駅前の商業施設やたくさんのホテルを見ていると、以前に紹介した銭函駅3分の1以下の乗降客数とは思えません。ただ特急の本数も少ないですし、札幌からだと旭川経由で乗り継いで来るよりも、都市間バスを使った方が安くて早いので、旅行者の利用はますます減るでしょうね。

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今秋も靭公園で「花と彫刻展」

知人の松原一彦氏は造形作家です。たまに作品展にも寄せて頂き、このブログでも紹介させて頂いています。
その松原氏が所属する大阪彫刻家会議主催の「花と彫刻展」が大阪の靭(うつぼ)公園で開催中です。この作品展は毎年この公園で10月に開かれ、私が訪れるのも今年で5回目です。
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下の写真が松原氏が今回出品されている「蜘蛛の巣」です。真鍮の針金を使って制作されています。
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ご本人もブログにこの作品を載せ、「真鍮ということもあって画像では見えにくい」と書いておられます。私も現場で撮影しましたが、確かに離れた写真は蜘蛛の巣がわかりづらかったので、アップの写真だけ載せました。(松原氏のブログ→松原一彦立体造形作品
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公園内にはおよそ30人の作家さんの造形作品が展示されています。下の写真は「いっぽん たたら」という作品です。
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下の写真は「TOWER131」という作品です。夜見ると少々怖いかもしれません。
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会場の靭公園花の公園として市民に親しまれています。今は秋バラのシーズンです。下の写真はクイーンエリザベスという品種のバラです。2006年に大阪は世界バラ会議の会場となり、そのときに靭公園バラ園優秀庭園賞を受賞しました。
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大阪のビジネス街にありながら、東西800m・南北150mという大きな公園です。
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なお「花と彫刻展」は11月5日まで開催されています。

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沙流川とダムとアイヌ

平取ニ風谷アイヌに不可欠な存在が沙流川です。
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1997年に二風谷ダムが建設され、ダム湖であるにぶだに湖ができました。ダム建設を巡ってはアイヌ側と熾烈な闘いとなり、1997年に初めて司法がアイヌ民族を先住民族として認定し、最大限の配慮をしなけれ ばならないとする判決を下しました。
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ダム湖の前には沙流川流域の自然と歴史を学習する場を提供するために作られた沙流川歴史館があります。入館料は無料です。
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沙流川とそこで暮らした人々との関りを目で見てわかるようなジオラマもあります。
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また平取町の遺跡で発掘された遺物も数多く展示されています。
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二風谷アイヌ文化博物館の横を少し奥へ行けば、にぶだに湖沙流川歴史館があります。
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せっかく二風谷アイヌ文化博物館まで来たのなら、ダム湖の風景と沙流川歴史館も見てみましょう。

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チセがいっぱい!

前回紹介した二風谷アイヌ文化博物館には、野外施設としてアイヌチセが復元されています。
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チセとはアイヌ民族の家のことで、簡素な木造建築です。昭和60年から平成15年にかけて4棟のチセ群がこの場所に整備されました。
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チセの内部も復元されていて中に入ることができます。長方形の外郭が基本で、部屋数は一部屋のみです。
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平成20年にも隣接する町有地に5棟のチセが建設され、博物館の前がチセだらけになりました。この光景は白老ウポポイを凌ぐ賑わいです。
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訪れるまでは公民館くらいの建物に資料が展示されているレベルを想像していましたが、それをはるかに超える広さと充実度です。
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町立施設でこれだけの充実度というのはたいしたものです。前回も書きましたが、アイヌ文化伝承に尽力し、アイヌ民族初の国会議員となった二風谷出身の故・萱野茂氏の功績と言えるのでしょう。

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二風谷アイヌ文化博物館

平取町にある二風谷アイヌ文化博物館です。独特の外観です。
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二風谷地区は平取町役場がある平取市街より国道237号を沙流川沿いに4 km ほどさかのぼった地点にあります。
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この地区に暮らす住民は400人ほどで、その半数以上はアイヌの方々です。
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二風谷アイヌ文化博物館では、このあたりの沙流川流域で暮らしていたアイヌ民族の風俗や道具、衣装など千点以上も展示されています。
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二風谷出身でアイヌ文化の伝承に尽力し、アイヌ民族初の国会議員となった故・萱野茂氏が所蔵していた個人コレクションも多く含まれているそうです。
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このあたりにはかつてのアイヌ民族の城・砦であったチャシ跡なども残されています。下のパネルの写真のようにマップコードも記されていますので、迷わずに訪れることもできそうです。
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本当にアイヌ民族のことについて知るには、それぞれのアイヌが暮らした地域ごとにこうした資料館があった方がわかりやすいです。もちろん市町村での管理運営には経済的に負担があるので、白老ウポポイのように国がやってくれたら助かるとは思いますが、各地のアイヌの方々としては賛否両論あるようです。

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藤井八冠と永瀬九段の対局を生観戦!

これまでイベントでプロ棋士の対局は見たことはありますが、今回は真剣勝負の公式戦を初観戦しました。しかも観戦した対局は、奇しくも先々週に藤井竜王名人王座を奪取して八冠になったときと同じ「藤井聡太八冠-永瀬拓矢九段」という注目のカードです。

大会は八大タイトル戦に次ぐグレードの「将棋日本シリーズJTプロ公式戦(通称JT杯)」です。前回覇者や八大タイトル保持者などトップ棋士12名で争われるトーナメント戦で、私が観戦した段階では下表のようにベスト4が出そろった状態でした。
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観戦は無料ですが、事前申込制で、応募多数の場合は抽選となります。9月に申し込んだ時点で「藤井VS永瀬」という王座戦と同じ顔合わせであることは決まっており、まずは抽選に当たらないものと思っていましたが、期せずして当選メールが届きました。

会場はAsueアリーナ大阪いわゆる大阪市中央体育館です。当日の来場者は4200人以上いたそうで、大きな会場だったので当選したのでしょうね。
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まず最初に対戦する藤井八冠永瀬九段がスーツ姿で登壇し、意気込みなどを語りました。
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そして対局時には和服に着替えて登場です。永瀬九段の先手番で始まりました。
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大盤解説は谷川浩司十七世名人とこれまた豪華です。
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王座戦では敗れはしたものの、藤井竜王名人を追い詰めた永瀬九段でしたので、その10日後のJT杯では雪辱を果たすのではという見方もありました。
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ところが、持ち時間が10分という早指し対局の影響もあってか、中盤から一気に藤井竜王名人がリードする展開になり、あっさり84手で永瀬九段が投了しました。
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対局後の大盤を前にしての感想戦でも、永瀬九段は首を大きく傾けて大盤を見つめる場面もあり、反省の弁に終始していました。
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JT杯では勝った棋士が出口で来場者を見送るという慣例があります。係員は「撮影はかまいませんが、立ち止まらないでくださ~い!」と大きな声で呼びかけていました。まるで上野動物園に初めてパンダがやって来たときみたいです。おかげで写真もピンボケです。それにしても4000人を超える来場者を笑顔で見送る藤井八冠も大変です。と見送られた私が言うのも変ですが…
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このあと11月19日の決勝で藤井八冠は連覇をかけて渡辺明九段糸谷哲郎八段の勝者と戦います。会場は東京ですが、しかしそれまでに、今週の25・26日に北九州で、11月10・11日には小樽で、伊藤匠七段との竜王戦第3・4局があります。まったく息つく暇もありません。

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北海道の鉄道の第一歩

北海道最初の鉄道は1880年に開通した官営幌内鉄道手宮駅-札幌駅-幌内駅)の一部区間で、前回紹介した銭函駅が開業したのもそのタイミングでした。
そのうち小樽駅-手宮駅間が1909年に手宮線となり、1985年に廃止になるまで、小樽の発展に貢献しました。
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手宮線の廃線跡は散策路として整備されており、このブログでもよく紹介しています。
この日は手宮線跡を歩いていたら突然の雷雨に見舞われ、線路跡もあっという間に水に浸かりました。
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翌朝に改めて行くとほとんど水は引いていました。
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今回は旧手宮駅のあった方向へ少し北の方まで歩きました。
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ここまで来ると線路跡の遊歩道は整備されていますが、線路は雑草に覆われています。小樽駅近くの手宮線跡よりもややワイルドな感じです。
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小樽中心部から、終点の旧手宮駅のあった小樽総合博物館本館までの約1.6kmが散策路になっています。この日は小樽総合博物館本館は休館日だとわかっていましたので、このあたりで散歩を切り上げて引き返しました。

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そして銭函駅に到着

前回書きましたように、小樽駅から普通列車に乗って銭函駅までやって来ました。
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銭函駅は相対式2面2線のホームで、ホーム間の移動のための跨線橋があります。真ん中の2番線にはホームは無く、となりのほしみ駅発着の列車が折り返すために使用されます。
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利用者は意外に多く、1日に約2800人の乗降客があります。普通列車しか止まりませんが、札幌のベッドタウンとして新しい住宅ができている影響でしょうね。
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現在の駅舎は1931年に建てられた木造モルタルの2階建てです。駅前には広いロータリーがあります。
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銭函はもともと漁師町で、ニシン漁が盛んな頃は各家庭に銭の箱があったことから、この地名になったと言われています。駅名が縁起がいいということで、入場券を買い求める人も多いそうです。
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銭函駅の歴史は古く、1880年に北海道で最初に開業した7つの駅のひとつです。

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小樽駅から銭函駅へ

前回書きましたように、小樽駅から普通列車に乗って銭函駅まで行きました。ちょうど向かいのホームに新千歳空港発で札幌経由の快速エアポートが到着し、びっくりするくらいの大勢の観光客が降りてきました。列車で小樽観光に来る人も多いのですね。
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私が乗ったのは快速ではなく各駅停車の普通列車です。銭函駅は普通しか停車しません。おかげで車内はガラガラです。
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ちなみに列車のドアは自分でボタンを押して開閉する方式です。しかも扉が1枚扉というのも味があります。
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小樽駅の自販機で缶コーヒーを買って飲んだのですが、空き缶を捨てるゴミ箱が自販機の横や駅構内のどこにも見つからず手に持っていました。銭函駅で捨てようとあきらめましたが、図らずも列車の中にゴミ箱がありました。下の写真の消火器横がゴミ箱です。これもローカル線あるあるですね。
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小樽駅を出て10分ほど走ると、車窓は一気に日本海です。
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写真は走っている列車の中から撮ったものですが、まるで海岸に立って撮ったかのようです。本当に海際を走ります。
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そして目的の銭函駅に着きました。
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小樽駅から20分ほどの乗車時間でしたが、北海道旅行はいつも車での移動ですので、短い距離とはいえ、たまには新鮮でいいですね。

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小樽駅から乗車

JR小樽駅から列車に乗りました。行先は銭函駅です。
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列車に乗る前に、改めて名物の4番ホーム裕次郎ホームをチェックしました。
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石原裕次郎さんの等身大パネルもそのまま飾られています。
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ヨットに見立てたデザインのホームの番号表示灯「4」もそのままです。
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乗車する2番ホームには「むかい鐘」のレプリカが飾られています。昔は列車の到着を知らせるために鐘を鳴らしており、上り列車は2回、下り列車は3回鳴らしていたそうです。
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ちなみに現在の小樽駅は4番ホームまでありますが、3番ホームはありません。1・2・4番ホームの3つです。それはミステリーではなく、列車を留置する3番線はありますが、乗客の乗降はないのでホームがないということです。
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このあと普通列車に乗り込み、札幌方面に4駅の銭函駅を目指しました。

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展望台の下からも同じ…

前回紹介した城岱牧場展望台から景色を眺めていたら、すぐ下に広いスペースがあるのが見えました。あそこの先端から見るとまた違うかなと思い行ってみました。
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何のためのスペースかわかりませんが、かなり広いです。下の写真中央に見えている建物が先ほどまでいた展望台です。
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そして広いスペースの先端から函館山を見ました。上から見るのとほぼ同じ景色でした。標高はほとんど変わらないので、まあそうでしょうね。
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城岱スカイラインの途中には、標高が少し低くてもきれいな風景の見える場所がいくつかありましたが、カーブの多いぎりぎりの2車線道路だったので、停車するのはやめて運転しながらチラチラ見ました。少しでも駐車スペースがあればありがたかったのですが・・

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七飯町の城岱牧場展望台

七飯町城岱牧場展望台です。
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城岱スカイラインという14kmのワインディングロードがあり、その頂上あたりにあるのが城岱牧場です。160haの広さがある町営牧場で、その一角に展望台があります。正面に函館山が見えます。
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天気は良かったのですが、残念ながら少し霞んでいました。
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標高は約500mです。七飯の町もよく見えます。夜には函館の裏夜景を見ることができる絶好の観光スポットでもあります。条件があえば雲海風景も見られるそうです。
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城岱スカイライン七飯町中心部と大沼をつなぐ道ですが、峠道ですので急ぐ場合は函館新道を走る方が早いです。ただ時間にゆとりがあって晴れていれば城岱スカイラインを走るのもおすすめです。ただし11月中旬から冬期は通行止めになります。

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世界遺産に泊まる驚きの料金

今週土曜日に将棋のJT杯準決勝が大阪で行われます。タイトル戦ではありませんが、それに次ぐ一般棋戦といわれるグレードの公式戦です。しかも対戦は先週の王座戦と同じ藤井八冠VS永瀬九段という注目の顔合わせです。実はダメもとで観戦を申し込んでいたのですが、幸運にも当たりました!生の藤井VS永瀬の対局が楽しみです。
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八冠となった藤井聡太竜王名人は、これからはひたすら8つのタイトルの防衛あるのみという追われる一方の立場です。
さっそく明日から2日間、竜王戦七番勝負第2局が行われます。藤井聡太竜王伊藤匠七段が挑む同級生対決で話題になっていますが、第1局は藤井竜王が余裕で勝利しました。
明日からの第2局の会場は京都仁和寺です。仁和寺は真言宗御室派の総本山で、世界遺産にもなっている名高い古刹です。
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二王門南禅寺の三門・知恩院の三門と並んで京都三大門と呼ばれています。
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金堂は御所の正殿「紫宸殿」が移築された建物で国宝です。
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五重塔は江戸時代初期のもので高さは36mあります。各層の屋根の大きさがあまり変わらないのが特徴だそうです。
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最寄り駅は嵐電御室仁和寺駅です。2007年に駅名が御室駅から御室仁和寺駅に改称されたあとも、駅舎正面に掲げられた額には「驛室御」と右横書きの旧駅名が掲げられたままです。鉄道好きの藤井竜王も興味を抱きそうな駅舎です。
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伊藤七段は第2局でも負けると限りなく竜王が遠のきます。もちろん防衛する藤井竜王八冠になって最初の防衛戦ですから力が入りますし、両者とも会場の仁和寺や周辺の見どころを楽しむ余裕はなさそうです。

ところで、この仁和寺の宿坊「松林庵」に泊まり、夕方5時から翌朝9時までの一般人には門が閉ざされる間、仁和寺を貸し切り状態にできる宿泊プランがあります。今回の対局会場の御所庭園の宸殿や非公開エリアも出入りでき、住職の話も聞けて、さらに雅楽や舞楽・茶道・生け花などの文化体験もオプションで楽しめるそうです。ちなみに料金は5名までで1泊100万円ということです((((;゚Д゚)))))))
ただ阪神タイガースのクライマックスシリーズのチケットもオークションサイトで10万円近くで売買されているくらいですから、世界遺産の仁和寺を一晩貸し切れるということであれば、4~5人で泊まれば好きな人にはありえない金額ではないかもしれません。もちろん好きであってもそこまで出せないというのが普通でしょうけど…

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鉄人とアトムとAIに思うこと

2016年に中学2年の藤井少年がプロ棋士デビューしてから八冠制覇するまでの7年間で、藤井ファンはもとより将棋ファンも一気に増えました。その将棋ファンの増加に一役買っているのが、対局中に表示される人工知能(AIによる形勢判断です。将棋に詳しくない人もAIの表示を見て、どちらが優勢なのかや今の一手で形勢が逆転したなどの情報がわかり、将棋との距離が縮まりました。そして今やほとんどの棋士がAIを導入して将棋の研究をするようになりました。
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今のようなAIがまだ夢の夢だった昭和30年代のヒーローといえば鉄人28号鉄腕アトムです。ただ、この2体の最強ロボットには体の大きさや馬力以外に、根本的に大きな違いがあります。

鉄人28号は金田正太郎少年がリモコンで操作しています。ですからリモコンを悪者に奪われると正義の味方から悪の手下になってしまいます。鉄人28号自分の意思で判断できません。操縦者の意思に忠実です。
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それに対して鉄腕アトムは人間に操作されるのでなく、自分の意思で行動します。善悪を自分で判断して悪者と戦います。
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つまり両者の決定的な違いは自分の意思で行動するかしないかということです。

あれから60年、鉄人28号のようなロボットはすでに産業ロボットという形で実用化され、日々進化して各分野で活躍しています。そして、現在の科学技術では作れないと言われていた鉄腕アトムも少しずつ実現化されつつあります。最初に書いた将棋AIも、自分で形勢判断し、「最善手」や「悪手」を判断していて、鉄腕アトムに近いと言えるのかもしれません。
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しかし鉄腕アトムにあってAIにないのが「感情」です。鉄腕アトムは正義を愛し、悪を憎みますが、AIには「感情」はありません。ただ、AIが感情を持つと、それはある意味大変なことになるかもしれません。

私が中学生の頃に読んだ星新一の短編小説に「神」を作ろうとした男の話がありました。男は世界中で信仰されている様々な「神」の情報を次々とコンピュータに入力していきます。するとコンピュータが徐々に神々しく輝き始め、やがて大音響とともに空に浮かび消えてしまいました。そのあと神を冒涜する発言をした人物に突然雷が落ちました。男はそれまで神話の中の存在だった「神」を、あろうことか現実の世界に存在させてしまった…という話です。50年も前の小説ですが、今のAIを予測して開発に警鐘を鳴らしていると思えるような内容です。
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過酷な環境で休まずに長時間働ける「鉄人28号」は人間の助けになりますが、感情を持った「鉄腕アトム」は人間の敵になる恐れがあります。問題はその中間的存在の「人工知能(AI)」です。AIの進歩・普及は世の中が便利になる反面、使い方によって人間の意欲や能力を衰えさせる面もあるような気がします。しかし知らないうちにどんどん生活の中に入り込んできます。
さすがに鉄腕アトムも「少し急ぎすぎていませんか~」と叫んでいるのではないでしょうか。


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知名度低い大カシワの木

美瑛のセブンスターの木親子の木と超人気のカシワの木を紹介しましたが、それ以上に立派なカシワの木があります。それは北見市の銘木「緋牛内(ひうしない)の大カシワ」です。
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国道39号線を北見から美幌に向かって走ると、市境の緋牛内あたりで美幌方面に向かって道路左手に下の写真の白い案内板があります。これさえ見逃さなければ大丈夫です。
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しばらく砂利道を走るとど~んと大きなカシワの木が立っています。
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高さ17m、推定樹齢350年以上というのは北見市では最も高く最も古い木とされ、北見市指定の文化財になっています。
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おそらく美瑛セブンスターの木親子の木と比べても、大きさ・樹齢ともに上回る緋牛内大カシワですが、あちらは人気観光地の美瑛のパッチワークの丘にあり、丘風景とセットでのSNS映え勝負となると勝ち目はありません。ただ北見と美幌の市街地を移動するときには、ぜひ株立ちが1本のカシワとしては日本一とされる大カシワの木を見てみてください。こちらはCMやまわりの風景の力を借りず、木だけの力で存在感を出しています。

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こちらも人気のカシワの木

美瑛にある「親子の木」は、3本のカシワの木親子のように見えることから名付けられました。
前回紹介したセブンスターの木と違ってCMなどに採用されたことはありません(おそらく)が、こちらも人気のあるカシワの木です。
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確かに真ん中の小さい木が子供のよう親と手をつないでいるように見えます。
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2015年に強風により子供の木が倒れてしまいましたが、翌年に再び植樹されました。下の写真は子供の木が倒れる前の初代・親子の木です。上の写真と比べると真ん中の木が違っているのがわかります。
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セブンスターの木は1本で人気ですが、親子の木は3本で人気です。しかも少し離れて眺めた方が親子の雰囲気が出ます。
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ただ専用の駐車スペースがありませんので、夏のシーズンは車が多く写真を撮るのも難しいです。
セブンスターの木親子の木北海道で人気のカシワの木TOP2といえるでしょう。

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北海道で人気のカシワの木

美瑛セブンスターの木です。立派なカシワの木です。
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昔は「北瑛の一本木」と呼ばれていたそうです。それが昭和51年にたばこのセブンスターのパッケージに採用され、CMにもこの木の映像が流れるようになり、一気にメジャーになりました。それ以来「セブンスターの木」と呼ばれるようになりました。
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ちなみに「セブンスターの木」の前にある白樺並木もけっこう人気があり、ドラマのロケ地になったこともあります。
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近くに無料駐車場があり、観光バスもやってきます。50年近く前にCMに使われただけなのに、いまだに訪れる人が後を絶ちません。
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立派なカシワの木ですが、とくに樹齢が古いわけでも大きいわけでもありません。それでも北海道でもっとも集客できるカシワの木です。


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日本最小の石庭

京都大徳寺の塔頭のひとつに龍源院という寺があります。下の写真の龍源院の方丈は1517年頃の建立で国の重要文化財です。
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この寺には4つの枯山水庭園があります。枯山水というのは、水を使わずに石や砂、植物などを用いて水が流れる風景を表現した石庭で、禅宗の寺院に見られる庭です。

龍源院の主庭となる方丈前庭「一枝担(いっしだん)」です。苔によって大きな亀島を表現しているのが特徴的な枯山水で、1980年作庭の新しい庭園です。
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滹沱底(こだてい)」は「阿吽の石庭」とも呼ばれる坪庭です。
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両端にある阿吽の石と名付けられた2つの石は秀吉の聚楽第の遺構ともいわれています。
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室町時代に相阿弥が作庭したと伝わる「竜吟庭」です。杉苔は大海を表しているそうです。
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東滴壺(とうてきこ)」 は方丈と庫裏との間の狭小な空間につくられた壺庭です。1960年に作庭された現代壺庭で、日本最小の石庭といわれています。
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この寺には庭園以外にも豊臣秀吉徳川家康が対局したと伝わる「四方蒔絵碁盤」や長谷川等伯「猿猴図」狩野探幽「達磨図」などの文化財がありますが、すべて撮影OKです。拝観料は350円ですので大徳寺に来たらぜひ見学する価値ありです。

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六花亭円山店で悔やむ

六花亭円山店に行きました。前回書いた北海道神宮の近くにあります。
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2階が喫茶室になっています。
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初めて見た「花の首飾り」というお菓子を注文しました。上に乗っているのはホイップクリームです。
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ちなみにレジで教えてもらいましたが、この店のレシートを北海道神宮六花亭神宮茶屋店で見せると名物の「判官さま」というお菓子がもらえるそうです。買えば1個120円です。
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私はそれを知らず、先に北海道神宮を参拝したあとに円山店に来たので惜しいことをしました。知っていればあとから北海道神宮へ行ったのですけどね。金額はわずかでも何だかすご~く損した気分になります。ケチというか人間が小さいというか…

ちなみに見せるレシートは日付が1カ月以内であれば六花亭のどこの店舗の何円分のレシートでもいいそうで、レシートの枚数分だけの「判官さま」がもらえます。12月末まで創業90周年のキャンペーンとしてやっています。

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北海道神宮で翻弄される

札幌北海道神宮です。北海道を代表する神社です。
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札幌には何度も行きましたが、北海道神宮を参拝したのは初めてです。
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バラエティ番組「ブギウギ専務」で知った札幌開拓使の島義勇像もちゃんと見ておきました。札幌市役所のロビーにもあるそうですね。
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神宮茶屋」は令和に開店した六花亭の新しい店で、名物はこの店舗だけで提供されている「判官さま」という焼き餅です。ちなみに、この「判官」は上で書いた島義勇のことを指しているそうです。
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円山のふもとにある北海道神宮は自然豊かな森に囲まれています。
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その森の木々を1匹のエゾリスが走り回っていました。写真を撮ろうと頑張ったのですが、木から下りたと思えば地面を走って別の木に登り、上の方で枝を伝って隣の木に移るなど、じっとしておらず、結局下の写真を撮るのがやっとでした(。-_-。)
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北海道の方々のブログを拝見すると、よくエゾリスの写真を見かけます。アップでピントもばっちりの写真がたくさんありますが、私はただただ翻弄されるばかりでした。それでも野生のエゾリスを見かけたのは初めてで、これも北海道神宮参拝のご利益なのかと思いました。(もう少し大きなご利益でもよかったのですが…)

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レンガ造りの文学館

前回は函館文学館を紹介しましたが、今日は神戸文学館です。
神戸文学館は、谷崎潤一郎や横溝正史など明治以降に活躍した神戸ゆかりの作家42人の作品や資料が展示されています。
建物はもともと1904(明治37)年関西学院大学のチャペルとして建てられたもので、大学移転後もそのまま残され、現在は神戸文学館として活用されています。
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チャペルの尖塔は戦災で失われましたが、平成5年ヴォーリズ建築事務所によって建築当時の姿に復元されました。
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レンガは創立当時のものと修復時のものが混在していますが、神戸市に残るレンガ造りの教会建築として最古です。
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ステンドグラスはよく見かけるような豪華なものではありませんが、それだけにノスタルジックな雰囲気を漂わせています。
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神戸文学館周辺はミュージアムロードと呼ばれるエリアで、向かいには横尾忠則美術館原田の森ギャラリーがあります。
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場所は阪急王子公園駅から徒歩5分で、神戸市立王子動物園のとなりです。南に2キロほど歩けば海に出て、県立美術館なぎさ公園があり、ちょうどいい散策コースになります。


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末広町電停前の2つの洋風建築

函館市電末広町電停のすぐ近くに道をはさんで2つの洋風建築があります。

海側にある函館市文学館は1921年に第一銀行函館支店として建てられたもので、煉瓦及び鉄筋コンクリ−ト造3階建ての建物です。中は石川啄木など函館にゆかりのある作家の自筆資料などが展示されています。
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その向かいにある函館博物館郷土資料館は、金森赤レンガ倉庫の前身「金森洋物店」の建物を活用した郷土資料館です。1880年の建築物で、函館大火の教訓を活かし、開拓使の茂辺地煉瓦石製造所の煉瓦を使用した洋風不燃質店舗です。
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このような洋風建築でも老朽化で取り壊されて新しいビルに生まれ変わっていくケースは少なくありません。そのような中で、別の用途に再利用して建物を残していくのはすばらしいと思います。維持費用もかかると思いますが、今回紹介した施設の入館料は文学館300円郷土資料館100円と、合わせて見学しても400円というありがたい入館料の設定です。ただ私が前を通ったのはまだ朝8時過ぎでしたので、残念ながら両館とも会館前で中の展示などは見られませんでした。
函館は人気観光地ですから人の少ない早朝から散策するのが快適ですが、このように建物の中を見学しそびれたりお店がまだ開いていないというデメリットもあります。

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松潤ファンというわけではないですが…

NHK大河ドラマどうする家康」の全国巡回展NHK京都放送局で開催されています。6月にはNHK神戸放送局、8月にはNHK大阪放送局の巡回展にも行ったのでこれで3回目です。
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これまで2度も行ったので京都までは行くつもりはなかったのですが、たまたま京都に行く用があったので、ついでに寄りました。神戸・大阪と比べて、人物パネルの家康秀吉が現在描かれている年齢まで老けていました。
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さらにお市との二役で話題の北川景子さん扮する茶々のパネルも新たに追加されていました。
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展示されている小道具にも秀吉が天下人になって使っていた扇子が加えられていました。巡回展もちゃんと時期とともに内容を変えているのですね。
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しかし展示衣装はずっと変わらず家康信長です。ただ京都放送局は展示場所の後ろが壁なので撮影しやすかったです。神戸大阪は後ろから日が入るので逆光で撮りづらかったです。
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また京都放送局では「ご自由にお持ちください」という表示とともにクリアホルダーが無造作に置かれていました。神戸大阪ではアンケートに答えたらもらえるなど1人1枚限定だったのですけどね。もうすでに持っているので要らなかったですが、せっかくなので1枚頂きました。
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ということで、今回の大河ドラマ「どうする家康」では、春に静岡のドラマ館を訪れ、6・8・10月には全国巡回展3カ所に行くという、まるで松潤の追っかけのようなことになってしまいました(°_°)

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意外に広い北彩都ガーデン

道北の玄関口・JR旭川駅です。
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イオンや買物公園などいろいろな店が集まるにぎやかなエリアは旭川駅の北口方面ですが、反対の南口には忠別川が流れ、駅と川の間に北彩都ガーデンが広がっています。
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私はガーデンでもほんの駅の近くしか歩いたことがないですが、12ヘクタールの広さがある公園になっています。東京ドーム2.5個分の面積です。
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ハルニレの木があるエリアは「疎林テラス」といいます。
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森ができ始めの頃の「明るい林」をイメージしているそうです。
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この疎林テラスがあるのが「アウネの広場」で、ほかに「神人の森」「グラスガーデン」「歩北穂の路」「鏡池・プロムナード」などそれぞれにテーマのある多くのエリアがあります。
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これは駅周辺だけでなく真剣に歩いてみる価値はありそうです。

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「西興部」は難読地名

9日までの日程で大阪阪急うめだ本店で「秋の北海道物産大会」が催されています。最近は北海道でも観光地の海鮮丼などは驚くような金額ですが、道外の北海道物産展でもまったくお得感はありません。それでも百貨店にとっては北海道物産展はドル箱イベントです。
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私も何を買うでもなく行ったのですが、まだ大阪は暑かったのでソフトクリームを食べました。これだと安く済みます。期間中で20種類のソフトクリームが登場し、この日も10種類近くがあって迷うところです。
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意外にもルタオの売り場が誰もいなかったのでとりあえずチョコとミルクが半々のソフトを注文しました。
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せっかくなのでもうひとつ「西興部ミルクデザインのソフトクリーム」も食べました。濃厚なミルク感がおいしかったです。
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ところでこのソフトクリームを買うとき、窓口で店員さんに「にしおこっぺのソフトをひとつ下さい」と注文すると、「申し訳ありませんが今日はこちらの種類のソフトだけなんです」とメニュー写真を見せられました。するとちゃんと下の写真の「西興部ミルクデザインのみるくソフトクリーム」があるので、指さして「これなんですけど…」と言うと「ああ、それですか」と言って出してくれました。
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あとでふと思ったのですが、おそらく店員さんは関西の人なので「西興部」を「にしおこっぺ」と読めなかったのではないでしょうか。北海道へよく行く私は「西興部=にしおこっぺ」と普通に読めるので、何も考えずに「にしおこっぺのソフト」と注文したのですが、確かに関西では難読地名ですね。
富良野、小樽、釧路、網走、稚内などは有名なので読める人は多いですが、中標津、遠軽、留萌、厚岸あたりは西興部と同じ中レベルの難読地名でしょうね。
改めて北海道は難読地名が多いことを知った阪急百貨店の北海道物産展でした。

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どうする!?当別町

北海道医療大学が現在の当別町から北広島市の「北海道ボールパークFビレッジ」へ2028年度を目途に移転すると発表しました。
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移転理由として、JR学園都市線北海道医療大学駅」と直結しているものの札幌から通学に時間がかかるなど、少子化の状況下での学生の確保が難しくなっていることなどが挙げられています。それに対してFビレッジは新駅建設が予定され、通学の利便性が上がるほか、学生のアルバイト先が見つけやすいといったメリットもあり、学生が集まることが期待できます。
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出ていかれる当別町では困惑が広がっています。人口約1万5000人の町には約3500人の学生が通い、うち約900人は町内に住んでいます。大学がなくなると、町の財政面をはじめ、大学周辺の店や不動産業などもダメージですし、一気に町が寂びれる可能性があります。

またJR北海道にも影響があります。JR学園都市線の終点「北海道医療大学駅」以北の札沼線2020年に廃線にしました。しかし札幌-北海道医療大学駅間は学生の利用もあるので残し、2022年には当別町に新しく「ロイズタウン駅」も作ったばかりです。廃線で経営の合理化を進めるJR北海道から「こんなことになるなら、新駅を作らず石狩川手前のあいの里公園駅から北を廃線するべきだった」という恨み節も聞こえてきそうです。
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大きな大学の移転は多方面に影響があります。私には詳細な経緯はわかりませんが、日本ハムファイターズ札幌市札幌ドームを見限って北広島に移転したことと、北海道医療大学当別町を見限って北広島に移転することは、もしかすると同じような事情があるのかなという気もしないではありません。当別町は「寝耳に水」といった様子ですが。
いずれにしても当別町にとっては大きなピンチです。

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利尻島でブラタモリ

先週のNHKブラタモリ利尻島が舞台でした。テーマは「絶景!絶品!利尻島はどうできた?」です。
番組のオープニングは利尻島へ向かうフェリーからでした。船上から見る利尻富士は絶景ですが、タモリさんも船から眺めてその雄大な山容に感動していました。まさしく洋上に浮かぶ富士山のようです。
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上陸後、タモリさんが専門家の方に言われて渋々登ったのがペシ岬です。鴛泊港にある標高93mほどの巨大な岩山で、番組の説明では溶岩ドームだということでした。
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ここから眺めると島の成り立ちがよくわかるということで説明がありました。
もともと利尻島は平らな島でこれを古利尻島と呼ぶそうです。そのあと噴火によりペシ岬などの溶岩ドームがいくつも形成され、最後に利尻山ができたとのことでした。この3世代の地形がペシ岬から確認できます。
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利尻島の名産といえば利尻昆布です。雪解け水や雨水が川として地表を流れずに、溶岩地質から地下に浸み込んで海中に湧き出すことで、旨味のある利尻昆布が育ちます。そしてその昆布をエサとするウニもおいしく、昆布もウニも利尻の絶品になりました。私も港でおいしい海鮮丼を頂きました。
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島の観光スポットのひとつに仙法志御崎公園があります。観光の目玉は囲いの中で泳ぐゴマフアザラシで、エサをあげたりすることもできます。
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番組の話では、アザラシのいる場所は、実は袋澗(ふくろま)といって、かつてニシン漁が全盛だった頃に漁獲したニシンを海中で一時的に保管する施設だったそうです。さすがにそれは知りませんでした。私はてっきりアザラシを見せるために作ったスペースとばかり思っていました。さらにアザラシは夏の間だけ稚内の水族館から「出稼ぎ」に来ていることも初めて知りました。
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利尻島には姫沼オタトマリ沼といった風光明媚な観光スポットもありますが、それをスルーして、古利尻島の話に始まり、アザラシのいる場所がかつてのニシン漁全盛期の痕跡だとか、かつて栄えた鬼脇村の旧役場を紹介するあたりは、やはり普通の旅番組とは視点が違います。ただこれは地形・地質や歴史に明るい博識のタモリさんがいるからこそ成り立つ番組ですね。

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