
これまで何度も白滝は通りましたが素通りでした。ただ今回は白滝遺跡群から出土した黒曜石を加工した石器類が国宝に指定されたということで立ち寄りました。

国宝指定された石器類は1965点からなり、先端を尖らせた尖頭状石器などがあります。旧石器時代の遺物としては初めての国宝指定で、国宝の中で最も古いものとなります。道内の国宝指定は函館の南茅部地区で見つかった中空土偶に続き2例目です。

白滝遺跡群からは住居跡や墓などは見つかっておらず、とにかく大量の黒曜石で作られた石器類が発掘されています。

国宝に指定されたのは6月27日で、私が訪れたのはその2週間後です。館内の展示室や内容も国宝指定されて大きく刷新されたようでした。

国宝といっても建築物や仏像ではないので、私のような素人には今ひとつその凄さはわかりません。しかし北海道で2例目の国宝指定と聞いて訪れるあたりは安直だなと思ってしまいます(笑) 1例目の函館の中空土偶はまだ見たことはありませんが、昨日まで函館のデパートでレプリカが展示されていたようです。

にほんブログ村

人気ブログランキング

スポンサーサイト