
本州最西端の場所のイメージが湧きますでしょうか。下の地図のマークが本州最西端毘沙ノ鼻です。
岬の近くまで車で行くことができ、駐車場から海岸へ伸びる遊歩道を5分ほど歩くと毘沙ノ鼻展望広場に着きます。この下の岩礁の先端が本州最西端です。

下の写真は毘沙ノ鼻から見える北方向の展望です。断崖の海岸が続いています。写真には写っていませんが、この先に特牛灯台という灯台があり、ここまでが法律で「瀬戸内海」と定められています。ですから写真の海は瀬戸内海の北の端で、もう少し北へ行くと日本海ということになります。

本州限定でも最北端の青森県大間崎と最南端の和歌山県潮岬は比較的知られていますが、今回紹介した最西端の毘沙ノ鼻はあまり知られていません。これが最東端の岩手県魹ヶ崎(とどがさき)となるとさらに知名度は低く、その上訪れるのも駐車場から未舗装の上り道を1時間歩かねばならず一苦労のようです。(下の地図参照)
そもそもが本州に限った東西南北端なので、もっと北や東には北海道が、西や南には九州・沖縄があるわけですから、人々の関心は薄く、知名度が低いのは仕方のないことです。

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