実は山口をを訪れたときに、下関の郷土料理と聞いて「瓦そば」を食べたことがあります。

食べた店は下関市内の「茶寮 福の花」という店です。予約なしで行きましたが、空いていたからか個室に案内されました。

「瓦そば」は熱熱に熱した瓦の上に茶そばを乗せ、その上に錦糸卵や肉がトッピングされたものです。天然醤油をベースにしたつゆに浸して食べます。このときは山口市で人気の昭ちゃんコロッケもひとつ注文しました。

食べるには順序があって、最初はそのままつゆに浸して食べ、次につゆにレモン・ネギ・もみじおろしなどの薬味を入れて食べ、最後にカリカリっとした麺のおこげを食べるのが瓦そばの食べ方らしいです。つまり味変を楽しむわけですね。

「瓦そば」のルーツは、西南戦争で野営をしている薩摩の兵士が熱した瓦で肉や野菜を焼いて食べていたことにあるそうです。そこから何を焼くか試行錯誤が重ねられ茶そばにたどり着いたということです。長州なのに薩摩からヒントを得たというわけですね。場合によっては鹿児島県の郷土料理になっていたかもしれません。

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