
(2月10日付 朝日新聞夕刊より)
記事によると、北海道上士幌町の糠平湖で「キノコ氷」と呼ばれる氷が姿を現しているということです。
「キノコ氷」とは木の切り株の上にこんもりと氷が乗った文字通りキノコのような形をした氷です。糠平湖は原生林を伐採して造られた人造湖で、水位の下がる冬になると、伐採された木の切り株の上に氷が取り残されてキノコのような形になるとのことです。

旧国鉄士幌線の五の沢橋梁付近から凍った湖面を進むと見ることができるそうです。
私は冬は行ったことはないですが、かつて夏に訪れたので、せめてその五の沢橋梁の写真を撮ってないかと探したところ、無かった代わりに名前が似ている三の沢橋梁の写真が見つかりました。奥に見えているのが糠平湖です。

このあたりは旧国鉄士幌線のコンクリートアーチ橋が点在して残っています。下の写真は第五音更川橋梁です。夏は木が茂っていて全体が見えにくいですが、全長109mで8連アーチの大きさは、橋梁群の中では幻のタウシュベツ川橋梁に次ぐ長さです。

それに比べて湖面へ行けるポイントの五の沢橋梁は長さ7mの小さなアーチ橋です。ワカサギ釣り場へのアクセスポイントになっていて、道路沿いに駐車スペースもあります。地元の方からすれば冬でも簡単に行けるのでしょうが、私にはかなり遠い場所です。どう転んでも「キノコ氷」を見るのは無理そうです。

それにしてもキノコ氷にフロストフラワーにジュエリーアイス…氷の「芸術」にもいろいろあるのですね~

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