1990年代はまだデジカメは一般的ではなく
フィルム写真が主流でした。今と違いフィルム代や現像代がかかるので、慎重にシャッターを切っていた覚えがあります。当時の私の
北海道旅行のフィルム写真に写っていて
現在は姿を消してしまった施設や風景をいくつか並べてみました。
【
オホーツク水族館】
網走の二ツ岩海岸にありましたが、施設の老朽化とともに客足も減り
2002年に閉館しました。

【
旧モヨロ貝塚館】
網走川河口のモヨロ貝塚の横にあった小さな展示施設です。当時は誰も来ない淋しい場所で気味が悪いくらいでしたが、
2013年に新しく大きな施設にリニューアルされました。

【
日高ケンタッキーファーム】
日高町にあった乗馬やスポーツが楽しめる観光施設でした。宿泊施設もあり、ここのコテージに泊まったことがあります。業績不振で
2008年に閉園となりました。

【
苔の洞門】
樽前山の火山活動と浸食によってできた谷に苔が密生していました。支笏湖の近くで、とくに岩が挟まった状態の場所が人気でしたが、
2013年に崩落し、2014年には観覧台も大雨で倒壊し閉鎖されました。現在は別の場所に苔の回廊があります。

【
旧五稜郭タワー】
初代の五稜郭タワーは1964年に建てられ高さは60mでした。もっと高い場所から五稜郭を見たいという声が多く、老朽化していたこともあって
2006年に解体され、高さ107mの新しいタワーが立ちました。

【
函館ワールド温泉牧場】
森町にあった1985年オープンの観光牧場で、40種60匹の犬とふれ合う「わんわん村」や宿泊用コテージ、天然温泉施設、乗馬コースなどがありました。入場者数の減少で
2009年に営業休止となりました。

これ以外にもバブル期に作ったものの経営が立ち行かなくなり、ひっそりと消えていった施設は多いと思います。
また自然の造形物でも、地震や噴火、暴風雨、気象変化などで消えてしまったものもあります。
苔の洞門は崩落前に訪れることができてよかっです。ほかにも
野付半島も2度行きましたが、あの風景もあとわずかでしょう。ただ
西興部村の氷のトンネルに行けなかったのが残念です。
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