バブル崩壊後売り上げが低迷し、さらに近くのイトーヨーカドーが郊外に移転したことで相乗効果もなくなり客足が遠のきました。

JR帯広駅近くの歩行者数は1975年のピーク時には休日で約7.5万人ありましたが、2007年以降は1万人前後にまで減少しました。このような構造的な変化に対応できず閉店になってしまいました。

北海道の中堅都市は今やどこも町の中心が鉄道の駅を離れてきています。帯広も例外ではないようです。そして最近は業績不振だったとはいえ、藤丸の閉店により帯広駅周辺の歩行者の減少はさらに加速するかもしれません。
なお最終日の今日は、買い物客への日本酒限定プレゼントや、午後7時から閉店セレモニーなどが企画されているそうです。
*この記事を書くのに「藤丸」の写真は撮ってないかなあと過去のファイルを探してみると2011年撮影分のファイルから出てきました。それが上の1枚目の写真です。長く北海道に通っているといろいろ撮っているものだと我ながら感心しました。

にほんブログ村

人気ブログランキング

スポンサーサイト