大晦日は近所の巨大絵馬でしたが…

いよいよ令和4年も大晦日になりました。
シニア世代の決まり文句に「年々1年が過ぎるのが早くなる」というのがありますが、まったくその通りです。私は1番目の干支の子年生まれで、年男だったのはつい最近のような気がしますが、気づけば今日で3番目の寅年も終わり、明日からもう4番目の卯年です。
我が家の棚の置物もトラからウサギへ引き継がれました。
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下の写真は近所の富松神社の大きな絵馬です。毎年その年の干支とここで生まれたとされる鬼の「茨木童子」が描かれるのが恒例で、年末に新しい絵馬を見るのが楽しみでした。しかし20年前から巨大絵馬を奉納してきた市民グループが、近くの富松城跡の保存活動に専念するため、昨年で絵馬の奉納を終えたそうです。これまで絵馬の前で写真を撮る家族もありましたし、私も大晦日のブログに載せていましたが残念です。
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それで代わりと言っては何ですが、京都護王神社の巨大絵馬の写真で今年のブログは締めくくりです。
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今年も見て頂いてありがとうございました!(^-^)/
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ひたすら歩いた年末詣

京都年末詣に行ってきました。年末詣とは年末に参拝して1年の感謝を伝えるもので、本来は大晦日に行くのがいいそうです。

まず阪急京都河原町駅から東へ徒歩5分の仲源寺です。八坂神社へ向かう四条通りの商店街にありますが、多くの人は気づかない小さな寺院です。ここは目の病気にご利益があるとされています。
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そして四条通りの突き当りが八坂神社です。疫病退散にご利益があります。
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朝の8時半でしたので、参拝者はほとんどいません。ゆっくりと参拝できました。
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八坂神社のすぐ北にあるのが知恩院です。写真の国宝の三門をくぐると急な51段の石段があり、これを上ると運気が上昇するということで、この日は上まで行ってきました。
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さらに北へ行くと平安神宮があります。縁結びや仕事運にご利益があるとされていますが、それ以外にも開運招福、商売繁盛、学業成就、厄除けなどオールマイティです。
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そういうこともあってか京都屈指の初詣スポットで、正月は本殿前が人で埋まります。この日は貸し切り状態でした。
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平安神宮の北東にあるのが、先日も紹介した「うさぎ神社」の岡崎神社です。安産・子授かりの神様で、私は無縁ですが来年は卯年なので行きました。
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そして岡崎神社前の丸太町通をひたすら西に歩きます。途中で鴨川を渡るときに北山連峰がうっすら冠雪していたので撮りました。
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やがて京都御苑に着きます。車の多い通りを歩くのもおもしろくないので御苑の中を北へ向かって歩きました。
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京都御苑の西の蛤御門を出ると目の前にあるのが護王神社です。ここは別名「いのしし神社」です。鳥居の前にもイノシシがいるのがわかりますでしょうか。足腰にご利益があるという神社です。
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護王神社前の南北の通りは烏丸通で、これを南下すると六角堂があります。聖徳太子が創建したと伝わる寺で、いけばな発祥の地として有名です。
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本堂が六角形なのが寺の名前の由来で、隣りのビルの上から見るとその形がよくわかります。
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そして京都の台所・錦市場を通って阪急京都河原町駅までもどってきました。以上の行程を徒歩で巡りましたが、境内を歩く距離を含めると15kmくらい歩きました。もはや参拝というよりウォーキングです。

年末詣の利点のひとつは人が少ないのでスムーズに短時間で参拝できることです。正月だと本殿前に着くまでに何分も並ばないといけない場合もありますし、授与品もなかなか買えなかったりしますが、年末詣だとガラガラです。もちろん初詣にはそれなりの意味がありますので、空いているからいいというものではありませんが…まあ最終的には気持ちの問題ですね。

とは言うものの、年が明けたら近場の神社には初詣に行くつもりです(^∇^)

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下関の赤間神宮

前回は源平の戦いで活躍し、壇ノ浦で平家を滅亡させた源義経を祀る神社の話でした。今回は壇ノ浦で滅ぼされた側の神社の話です。

山口県下関市にある赤間神宮です。
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竜宮城をイメージして建立された朱色の水天門が印象的です。
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ここには壇ノ浦の合戦に敗れ、わずか8歳で入水された安徳天皇が祀られています。
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赤間神宮の前身「阿弥陀寺」は、小泉八雲の怪談で有名な「耳なし芳一」の舞台になったお寺です。芳一堂には琵琶を弾く芳一の像があります。
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壇ノ浦を見守るように建つ鮮やかな赤間神宮は、関門海峡のシンボルです。
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ここには安徳天皇陵のほかに平家一門のお墓もあります。地元ではパワースポットとしても有名です。

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平取の義経神社

平取町にある義経神社です。祭神は源義経です。とくにNHK大河ドラマ鎌倉殿の13人」の前半で菅田将暉さん扮する源義経が登場し、この神社も注目されました。
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北方調査のため蝦夷地に来た幕臣の近藤重蔵が、この地のアイヌが崇敬していたオキクルミという英雄を源義経と同一視し、仏師に作らせた源義経の神像をアイヌに与えて祀らせたのがこの神社の始まりです。
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神社に伝わる話では、源義経は奥州から逃げ延びて道南の白神岬に渡り、江差を通り羊蹄山を廻って現在の平取に来てアイヌ集落に落ち着いたということです。
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ただ伝説はここからまだ続き、その後平取新冠大樹釧路阿寒羅臼斜里旭川稚内とつながり、それぞれの地に義経が来たことが地名などに残っています。
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本殿の脇には義経の母である常盤御前と妾の静御前の供養墓もあります。
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今もこの神社に参拝する義経ファンは多く、パワースポットとしても知られています。

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来年ブレイク間違いない神社

京都の岡崎神社です。平安神宮のすぐ北にあります。
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普通の小さな神社ですが、知る人ぞ知る「うさぎ神社」として人気を集めています。
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本殿前に左右に配置されているのは狛犬ならぬ狛うさぎです。
向かって右側が、口を開いた「阿形」で・・
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向かって左側が口を閉じた「吽形」です。
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かつてこの付近一帯が野うさぎの生息地であったことから、うさぎが氏神様の使いとされているそうです。。
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小さな境内のあちこちにうさぎをモチーフにしたものがあります。それを探しに来る人でこれまでも密かなブームになっていましたが、卯年の来年はブレイク間違いなしの神社です。


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停電は湿った雪が原因!?

紋別市の停電が一旦復旧した後、25日に再び倒木による断線で市内全域が停電しました。
それでも25日の夜までにすべて解消したようでよかったです。
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阪神大震災の時には電気・ガス・水道がすべて止まりましたが、とくに停電は夜になって照明やテレビの点かない中で過ごすのが心細かったですね。電気と無縁そうなガスヒーターも電気を使いますし、トイレの水を流すのも電気が必要な機種があります。本当に電気は大切です。
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今回は北海道のオホーツク地方以外にも新潟山陰などもともと雪の多い地域が積雪よりも停電のために自衛隊の派遣要請するケースが目立っています。
ニュースで帯広市民が「こんなに重い雪は珍しい」と言ってましたし、ブログ「野付牛・四季彩々」の野付ウシさんも「今年の北見の雪は重くて雪かきが大変」と書いておられました。もしかすると鉄塔や木が倒れて送電線を切ったの重い雪が原因でしょうか。雪が重いと屋根への負担も大きくなりますし、気温が高い状況で積もる湿った雪は始末に悪いのですね。

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クリスマスツリーの木

今日はクリスマスということで、美瑛クリスマスツリーの木の写真です。
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美瑛に限らず北海道を探せばほかにも同じようなツリーの形をした木はあると思いますが、クリスマスツリーの木といえば美瑛のこの木が定番になっています。
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たぶん木の形だけでなく、季節や時間を問わず周りの風景とともに絵になるので、クリスマスツリーの木ということで定着したのだろうと思います。

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今年も梅田のツリー

全国的に猛烈な寒波が襲来し、場所によって生活や交通に大きな影響が出ています。さらに通常は雪が降らない地域でも積雪を観測した所があるようです。私の住む尼崎は粉雪が舞う程度で積雪はありませんが、強風で体感気温はかなり低くなっています。
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クリスマス寒波という表現がありますが、まさしく今日はクリスマスイブです。

私は毎年12月になると買い物のついでに大阪・梅田ちゃやまちアプローズタワーグランフロント大阪の2カ所のツリーを見に行きます。
まずはちゃやまちアプローズタワーのツリーです。高さは約10mあります。
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今年の特徴はミウラ折りの装飾です。ミウラ折りというのは宇宙構造物の研究成果から生まれた折り方で、東大の三浦教授が考案したことからこの名が付きました。今では地図の畳み方や工芸品、インテリア用品などに広く取り入れられています。光の乱反射がきれいです。
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そしてグランフロント大阪のツリーです。
今年のテーマは『Floating Magic Tree 浮遊する魔法の樹』です。
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ハリー・ポッターの魔法ワールドの世界観を表現しているそうです。でも正直なところ何となく派手さというかインパクトはありません。
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その意味でこれまでで印象的だったのは、2017年の赤をテーマにした『Red Rose Blossom』でした。 
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大きな真っ赤なバラで一面を覆われたツリーはとても豪華でインパクトがありました。
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クリスマスが終わればこのようなツリーやクリスマスの装飾は片付けられ、一気に正月の飾り付けに変ります。今年もあと1週間で終わりです。

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タンタンは神戸でそっと

和歌山県白浜の「アドベンチャーワールド」にいるジャイアントパンダ永明と、その子どもで双子の桜浜桃浜の3頭が来年2月に中国に帰るというニュースが流れ、衝撃を受けた関西のパンダファンも多くいます。

そして実は神戸にも中国に帰るはずのジャイアントパンダが1頭います。神戸市立王子動物園タンタンです。
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27才のメスです。パンダの寿命は20~30年だそうですので、人間だと80才以上の高齢になります。
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タンタン2000年に神戸市が阪神淡路大震災の復興の一助にと中国から借り受けました。
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それ以来、神戸市民のみならず、近隣地域の人たちに愛されてきましたが、2020年7月に契約満了で中国に帰ることになりました。
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ところが新型コロナの影響で直行便が飛ばなくなるなどの事情で帰国は延期されていました。その間も多くの人が別れを惜しんで動物園に訪れていました。
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そして、いよいよお別れかと思われた2021年春、今度はタンタンの心臓疾患が判明して再び帰国が先送りされました。その後、病状は安定しているものの、運動量は衰えており、今のところ帰国のニュースはありません。本来ならこの年末で延長されている返還期限を迎えます
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いろいろと中国との間での約束はあるのでしょうが、高齢で心臓疾患という状況を考慮して、このまま神戸で天寿を全うさせてやってほしいと思います。

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札幌を作った小川

先日、札幌世界一の都市にしようとした島義勇の話をしました。

そもそも札幌は扇状地から川が運んできた土砂で形成された泥炭地の上にできました。
その扇状地と泥炭地の境目が現在の北海道大学クラーク博士像のあたりだそうです。
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大学構内のこのあたりに小さな川が流れていますが、これはサクシュコトニ川というちゃんとした川です。この川が札幌の土台となる土砂を運んできました。しかし、都市化による地下水位の低下で1951年に水源が枯れ、一部が埋め立てられ姿を消してしまいました。その後、この川の重要性が唱えられ、2004年に北海道大学のキャンパスの南端から流れる小川として復元されました。
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このサクシュコトニ川を含む数本の川により平らな泥炭地が形成されました。そしてその泥炭地の水は、当時の外国人教師の伝えた技術で排水され、その排水を石狩湾まで誘導するために新川が作られました。(新川開削は他に治水や水運のねらいもありました)
上から見ると北海道大学からまっすぐ石狩湾まで川が作られている様子がよくわかります。
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こうして排水された土地は畑だけでなく宅地としても開発され、札幌200万都市の礎となりました。最初は数名の開拓民とアイヌしか住んでいなかった札幌の地ですが、見事に島義勇のビジョンが現実のものになりました。
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それにしても復元された川とはいえ、北海道大学構内を流れている小さな川が古代からある川で、札幌の土台を作ったというのは驚きです。

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期待以上の佐賀城

前回は「北海道開拓の父」と称される佐賀藩士島義勇について書きました。その流れで今回は彼のホームグランドだった佐賀城について紹介します。

佐賀城の城跡は現在は佐賀城公園として整備されています。下の写真は国の重要文化財に指定されている「鯱の門」です。
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天守台はありますが天守は江戸時代の火災で焼失し残っていません。5階建ての立派な天守だったと考えられています。
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本丸御殿はその一部が忠実に復元され、佐賀県立佐賀城本丸歴史館として公開されています。
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館内に入ると45メートルも続く畳敷きの長い廊下320畳の大広間が広がっていてます。
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佐賀藩の中でも藩を盤石にしたのは第10代藩主鍋島直正です。先見の明を発揮した幕末の名君として知られています。復元された本丸御殿も鍋島直正の時代の御殿です。
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北海道ローカル番組「ブギウギ専務」でウエスギ専務が島義勇の調査でここへ行き、大広間の奥に置いてある鍋島直正のパネルの横に座って写真を撮っていた記憶があります。
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さらに佐賀城を囲む堀にはマニアックな場所があります。下の写真ではわかりにくいですが、飲料水として活用する多布施川(手前)と城の堀(奥)が混ざらないよう立体交差しています。佐賀藩の高度な土木技術が伺える貴重な場所です。
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佐賀城本丸歴史館入場料は無料です。最初は無料と聞いて「それなりの資料館」だと思っていましたが、実際に行くと建物の復元具合、大広間など内部の広さ展示物の充実度などに驚きました。さらに周辺の駐車場も無料というありがたさです。おかげで駐車料金のことを気にせずにゆっくりと公園や堀の外を時間をかけて歩けました。

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北海道偉人5位は…誰??

前回、私が見た北海道新聞社の北海道の偉人アンケート調査1位松浦武四郎について書きました。今日は第5位の偉人です。
おそらく松浦武四郎以上に「誰?」という人で、道外のみならず北海道の方々もご存じない方が多いのではないでしょうか。

それは島義勇(しまよしたけ)という幕末の佐賀藩藩士です。
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そもそも私がこの偉人を知ったのは北海道ローカル番組「ブギウギ専務」でした。ウエスギ専務が札幌市役所にある銅像を見て「これは誰?」というところから番組はスタートしました。

島義勇は安政3年佐賀藩主鍋島直正の命により、蝦夷・樺太を2年に渡り巡視し、明治2年蝦夷開拓使首席判官として札幌を中心に北海道開拓に着手しました。ある意味やっていることが松浦武四郎と似ています。
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当時の札幌はアイヌと和人入植者の家が点在するほかは広大な原野でした。しかし島義勇はここに世界一の都を築く構想を描き、京都のような碁盤の目の町づくりを目指して工事を進めました。
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また島義勇北海道神宮の創設にも大きく寄与していて、現在境内に像があります。(下の写真は佐賀城跡にある島義勇像です)
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しかし明治7年(1874年)に郷里の佐賀で憂国党の党首に担がれ、江藤新平佐賀の乱を起こすも敗れて、多くの助命嘆願にも関わらず処刑されました。
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島義勇の北海道での功績は高く評価され「北海道開拓の父」と称されています。彼がいなければ今の札幌はなかったかもしれず、札幌市役所に彼の銅像があるのも納得ですね。
ということで北海道の偉人アンケート5位の島義勇の紹介でした。

ちなみにベスト5は1i位松浦武四郎 2位クラーク博士 3位町村金吾 4位横路孝弘 5位島義勇となっています。

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1位の北海道偉人

北海道の偉人と言えば誰ですか?」という質問に対して必ず上位に名前が挙がるのが松浦武四郎です。私が見たアンケート調査では2位のクラーク博士を抑えて堂々の1位でした。
といっても「少年よ大志を抱け」のクラーク博士に比べて道外での知名度は低く、「誰?」という人が多いかもしれません。
2019年にはNHKで「永遠のニシパ 北海道と名付けた男 松浦武四郎」というドラマがありました。このとき松浦武四郎を演じたのは嵐の松本潤さんでした。
ドラマのタイトルにもあるように松浦武四郎は幕末の蝦夷地を調査して北海道の命名者となった人です。
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道北の音威子府村には「北海道命名の地」という場所があります。以前このブログでも紹介しました。
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音威子府市街から国道407号線を約7km北上したあたりに上の写真の看板が出ており、そこからダートを数百メートル進んだ先に駐車スペースがあります。駐車場から現地までは歩いてすぐです。
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松浦武四郎は「この地のアイヌの長老から『カイ』は『この国に生まれたもの』という意味だと教わった」と『天塩日誌』に記録しています。
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明治2年に「蝦夷地」を命名するにあたり、開拓判官であった松浦武四郎はこのことを参考に、日本の「」にある「カイ」、それに旧領土を指す「」をつけ『北加伊道』という案を考えました。これが北海道」という名前の始まりです。
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そして『天塩日誌』に残された記録などから、武四郎がアイヌと交流した筬島地区天塩川流域のこの地点北海道命名之地』の碑が建立されました。このような経緯を聞かずに、地図で「北海道命名の地」という表記を見ると「いったいどういう場所?」と思ってしまいます。実際に私がそうでした。
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そして2011年にはそれまで建立されていた碑に代わって、新たに当時の高橋はるみ知事が書いた5mのトドマツの碑が建ちました。
夏はこの付近はヒグマが出るそうなので私はクマ除けの鈴を鳴らしながら行きました。ちなみに真冬は除雪されないので5mの碑のほとんどが雪に埋もれている映像を見たことがあります。先週からの大雪で今はそうなっているのではないでしょうか。
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松浦武四郎は現在の三重県松阪市の出身です。松阪には誕生地記念館があるようなので、一度行って見たいと思っています。私の家からだと北海道よりはるかに近いので日帰りで行けます。

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「うろこの家」外観は見えない

今日は神戸異人館うろこの家など異人館過去画像ですm(__)m

クリスマスが近づいてきましたが、下の写真の神戸異人館うろこの家」では毎年この時期に建物の壁面に「世相サンタ」が登場します。今年のサンタをニュースで見ましたが、防弾チョッキとヘルメットを身につけて漢字の「」のポーズをするサンタです。そういえば今年の漢字も「」でした。
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しかし、写真にはサンタはいません。というのも「うろこの家」は入館料を払わないと内部はもちろん、外観すら見ることができません。私はこれまでに一度だけ入館料を払って入ったことがあり、上の写真はそのときのものです。ということで壁面サンタがいる光景はテレビでしか見たことはありません。

ほかの異人館も多くは入館料は必要ですが、入館しなくても敷地の外から建物を見ることはできます。
下の写真は「風見鶏の館」です。建物全体がよく見えます。
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萌黄の館」も外からきれいな萌黄色の外観が見られます。
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ラインの館」も名前の由来になっている外壁の美しいラインが通りから見られます。
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しかし「うろこの家」だけは木や壁で囲まれていて敷地の外から建物が見えません。下の写真も受付を通って中に入って初めて見える光景です。
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しかも異人館の入館料は平均して500円以下ですが、「うろこの家」だけは1050円と少々高めです。おそらく中が美術館になっているからだろうとは思いますが、一度見れば館内の様子はほとんど変わらないでしょうし、だからと言って壁面サンタを見るためだけに1050円出すのも…ということです。

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お値段以上「ふる川」

連日お伝えしてきた海の別邸ふる川ですが、最後は食事の紹介です。今回はスタンダードな食事プランの「季節の創作会席膳」でしたが、それでもかなり豪華です。
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ぼたんエビはまだ動いていました。
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そして残った頭と尾はあとで揚げて出してくれます。これがまた香ばしくておいしかったです。
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鍋は鹿肉白老牛です。
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鹿肉は熊笹茶、白老牛はあご出汁で、野菜を巻いて行者ニンニク入りポン酢でいただきます。
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食事が終わるとラウンジに移動してデザートです。場を変えるのはあとの時間帯のお客さんの準備ということもあるのでしょうが、こちらとしても時間を気にせず海を見ながらゆっくりデザートが頂けてよかったです。
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このように夕食は白老牛前浜で揚がる魚介近隣で採れる野菜などを使った白老ならではの和食会席でした。

そして翌日の朝食もかなりのレベルの和食です。言えばキリがないですが、ご飯からしておいしいです。
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焼き立ての鮭、しいたけ、ウインナー、ベーコン…いずれもジューシーで美味でした。
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さりげなく出ているたらこも近くの有名店2店のものが食べ比べできるようになっています。ここ虎杖浜はたらこが名産です。気に入れば帰りに店で買ってくださいという意味でもあるのでしょうね、
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そしてラウンジには食後のフルーツヨーグルトが並んでいます。もちろんコーヒーや紅茶もあります。
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私の目を引いたのはオレンジジュース自動絞り機です。置いてあるオレンジを上から投入すると搾りたての生ジュースが出てきます。ジュースになる過程がシースルーで見えるのがおもしろく、それ見たさに3杯飲みました。
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以上、館外・館内・食事とふる川について3回続けて書いてきましたが、料金は少々お高め(私の場合1名2万3000円 全国旅行割以前)です。それだけ出せば満足して当たり前でしょうという声も聞こえそうですが、ニトリのCMではないですがお値段以上の値打ちがあったと思います。

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のんびり仕様の「ふる川」

白老町にある海の別邸ふる川に泊まりました。前回は「ふる川」の外の様子について書きましたが、今回は館内を紹介します。
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到着するとまずラウンジでチェックインをしながら抹茶と和菓子を頂きます。
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広いラウンジは開放感のある吹き抜けで、大きな窓からは大平洋を一望できます。
奥にはたくさんの本が置いてあり、夕食までここで本を読みながらくつろぐこともできます。
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大きな看板犬のグレートピレニーズはるもいます。機嫌がいい時にフロントあたりに出てきます。もう1頭モコもいますが、お年なのであまり出て来ないようです。
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エレベータで上がると、廊下の一角に自分で好みのお茶を入れて飲めるスペースがあります。こちらの大きな窓からは山側の景色を眺めることができます。
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このとき予約していた部屋は和室ツインです。部屋にはテレビはありません。その代わりBOSEのオーディオシステムがあります。部屋に数枚音楽CDはありますが、フロント近くにもCDがたくさん置いてあり部屋に持って上がれます。ちなみに私は家から数枚持参しました。
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全室大きな窓からのオーシャンビューです。ロッキングチェアベッドに揺られて波の音や音楽を聞いていると眠くなります。
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私の宿泊プランには岩盤浴も付いていました。10分仰向け10分うつ伏せ5分休憩を2回繰り返してから大浴場行くシステムです。今流行のサウナみたいなものですね。
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夜のラウンジもいい雰囲気です。外にはかがり火が炊かれていて落ち着きます。
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そしてラウンジには夜食おつまみが用意されています。このときはいなり寿司鮭の皮を揚げたチップスポテトチップスがありました。つい「おつまみ」のレベルを超える量を食べてしまいました…
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ほかにも露天風呂、足湯、瞑想室などここに紹介しきれないくつろぎの施設がありました。団体客もなく、とにかく静かでのんびりできる宿です。

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まわりに何もない良さ「ふる川」

白老海の別邸ふる川に泊まりました。いつも北海道旅行で泊るのは安いビジネスホテルが多いのですが、ここはかなり奮発して泊まりました。
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場所は白老町の中でも登別に近い虎杖浜にあります。登別東ICから車で15分くらいです。
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大平洋を望む高台に立っています。このあたりのアヨロ海岸には神々が舞い降りて遊ぶ場所だったというアイヌの伝説が残っています。
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宿は幹線道路に面していませんし、海岸にも誰もいません。波の音しか聞こえない環境です。
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建物の海側にはイスやベンチがあり、天気が良ければそこに座って海を眺めながらのんびり過ごせます。もちろん冬は無理ですが…
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登別温泉阿寒湖温泉のようなにぎやかな温泉街と違い、まわりにお店などはありません。一度チェックインしたら敷地の外に出ることはありません。というか出る目的がありません。この宿に来たなら何もしないというのが一番かもしれません。その分、館内はリラックスして過ごせるもてなしがいっぱいです。

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忠臣蔵3枚m(__)m

今日は忠臣蔵関連の過去画像3枚ですm(__)m

元禄15年(1703年)12月14日、47人の赤穂浪士が藩主・浅野内匠頭の仇討のため吉良邸に討ち入りました。つまり今日がその日です。下の写真は赤穂藩筆頭家老だった大石内蔵助像です。
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赤穂にある大石神社には大石内蔵助をはじめ赤穂四十七士の石像が並んでいます。
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赤穂城本丸跡には本丸御殿の間取りが記され、刃傷事件後に大石内蔵助らが大評定に集まった場所もわかります。
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かつては毎年この時期になるとテレビで「忠臣蔵」をやっていて、いろいろな役者さんの大石内蔵助を見ました。最近はせいぜい再放送をしているくらいです。今年はBS放送で松平健主演の忠臣蔵を3夜連続で再放送していますが、たぶん20年くらい前のドラマです。

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長い…赤れんが庁舎の工事

札幌の観光名所にもなっている旧北海道庁です。
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赤れんが庁舎」の愛称で知られる煉瓦造りの建物は、明治21年に建てられました。
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現在は大規模改修工事中です。10月には改修工事の見学施設で火災も発生したみたいですね。ちなみに上の2枚の写真は修復工事に入る前の「赤れんが庁舎」です。

今は建物全体がシートで覆われ、それに実物大の写真が印刷されいて話題のようです。そういえば昨日紹介した修復中の阿蘇神社の楼門も同じように実物大の写真が印刷されていました。それが今の改修工事のトレンドでしょうか。
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赤れんが庁舎」の大規模改修工事が終わるのは2025年だそうです。それにしても大規模とはいえ、えらく長くかかるものなんですね。

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阿蘇神社と赤牛丼

阿蘇市にある阿蘇神社です。
平成28年4月に発生した熊本地震により、社殿は壊滅的な被害を受けました。倒壊した国の重要文化財である楼門も修復中で来年末までかかるようです。門を覆う建物には実物大の楼門の写真が印刷されていて、あたかもそこにあるかのような感じでした。
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拝殿は一足先に修復作業が完了し、きれいな姿になっていました。
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阿蘇神社は参道が横に伸びる珍しい形です。その参道に沿って何軒かの店が並んでいますが、今回はその中の「阿蘇はなびし」に入りました。
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目あては阿蘇のご当地グルメあか牛丼です。前回熊本に来たときは熊本城の近くで食べましたが、今回は本場の阿蘇で頂きました。
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あか牛丼とは阿蘇の草原で育ったあか牛のステーキや薄切りの肉がご飯の上に敷き詰められた丼で、店によって肉にかけるタレやトッピングが異なります。はなびしでは半熟卵がのっていました。
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それにしても柔らかい牛肉でした。あっという間に溶けるようになくなり、気づけば丼が空っぽになっていました!

なお神社や参道の店に行くときは神社の駐車場を利用します。最初の30分は無料で以降30分ごとに100円です
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駐車場に止めて参道の店を利用する場合は、会計時に駐車券を見せると100円キャッシュバックしてもらえます。なので実質1時間は無料ということになります。

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札幌と名古屋のテレビ塔が似る必然

高層建築の話が続いて恐縮ですが、今回はさっぽろテレビ塔名古屋テレビ塔についての話です。

タワー六兄弟というのをご存じでしょうか。それは建築家・内藤多仲氏によって1950年代から1960年代にかけて設計された6つのタワーの総称です。具体的には名古屋テレビ塔・通天閣(2代目)・別府タワー・さっぽろテレビ塔・東京タワー・博多ポートタワーの6つで、竣工順に長男~六男ということになっています。

このことは最近関西ローカルの番組でも扱われていました。以前からさっぽろテレビ塔名古屋テレビ塔がよく似ているとは思っていましたが、設計者が同じだったのですね。

下の写真は四男さっぽろテレビ塔(1957年竣工)です。
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そして下の写真が長男名古屋テレビ塔(1954年竣工)です。
色こそ違えど確かに似ています。高さは名古屋テレビ塔の方が高いですが、展望室の高さはいずれも90mとまったく同じです。
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そして2つの塔は東京タワー(1958年竣工)とも似ていますが、東京タワーはタワー六兄弟五男なので、東京タワーが札幌(四男)・名古屋(長男)の塔に似ていると言う方が正しいです。

ただ札幌と名古屋のテレビ塔が似ているのは外観だけではありません。外観以外にも似ている点があります。それは塔の立地です。

さっぽろテレビ塔があるのは大通公園です。長さ1500m、幅105mの細長い公園です。(下の写真)
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そして名古屋テレビ塔があるのは久屋大通公園で、こちらも長さ1381m、幅78mの細長い公園です。(下の写真)
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このように2つの塔は細長い公園の中に立っているので、上の2枚の写真のように展望室から見た風景も似ています。

実は札幌と名古屋のテレビ塔がある細長い公園は、もともと公園ではなく、大火があったときに延焼を防ぐため防火帯でした。だから細長いわけです。その防火帯に札幌も名古屋も公園を作り、さらに同じ設計者によるテレビ塔を建てました。
こうした経緯で作られた公園と塔なので、両者が似るのは必然ですね。

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意外!日本第4位の高層建築

明石海峡大橋は神戸市と淡路島の間の明石海峡に架かる橋長3,911m、中央支間長1,991mの世界最大級のつり橋です。
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明石海峡大橋というと長さの記録に注目されますが、主塔の高さは海面上298.3mあり、国内では東京スカイツリー(634.0m)、東京タワー(332.6m)、あべのハルカス(300.0m)に次いで「日本第4位の高層建築」でもあるのです。
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瀬戸内海は大型船も航行しますので、やはり主塔の高さもそれだけ必要になるのか、それともほかの技術的な要因で主塔が高くなるのかはわかりませんが‥
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今週紹介してきた五稜郭タワーは高さ107m、下関市の海峡ゆめタワーは高さ153m門司港レトロ展望室は高さ103mですから、明石海峡大橋の主塔298mは2倍から3倍の高さということになります。
それにしても、見た感じではそこまで高い印象はありません。やはり海上なので比較する対象が近くにないからかもしれません。
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この主塔に上がる「明石海峡大橋塔頂体験」なるものもあります。私は映像で見ただけですが、間違いなく足がすくみます。

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海峡を挟んで2つのタワー

全国19のタワーで構成される全日本タワー協議会の中で、前回紹介した五稜郭タワー高さ107m(展望室90m)第14位という位置付けです。 
それに対して今回紹介する山口県下関市海峡ゆめタワー高さ153m第6位で、展望室の高さ143mで比べると全国4位の高さを誇ります。3層からなる球状の展望室が印象的なタワーです。
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展望室からはすぐ目の前に関門海峡が見えます。写真の左が山口県で右が福岡県です。最後の源平合戦が行われた場所です。
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本当に九州は目の前です。ちなみに下の写真の右に見える小さな島は宮本武蔵と佐々木小次郎の決闘で有名な巌流島です。船で渡ることもできます。
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時間はちょうど夕暮れ時でした。天気も良く響灘(日本海)に沈む夕日がきれいでした。
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一方、対岸の九州・門司にある門司港レトロ展望室にも行きました。この建物は高層マンションなので全日本タワー協議会には所属していませんが最上階の展望室へは上がれます。高さは103mですから、五稜郭タワーとほぼ同じです。
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もちろんこちらからも関門海峡が目の前に見えます。橋のあたりが壇ノ浦です。
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対岸は本州の下関です。さらにその向こうには日本海が見えます。
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また眼下には門司港駅門司港レトロの街並みを見渡せます。写真右下のはね橋が上がっているのも見えます。
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入場料は海峡ゆめタワーが600円門司レトロ展望室が300円です。関門海峡を挟んで向かい合って立つタワーですが、それぞれに見える景色の味が違いますので両方とも行くのがおすすめです。

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五稜郭以外も堪能

前回紹介した五稜郭タワーです。展望室から五稜郭の全貌がはっきり見えます。
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ただここから見えるのは五稜郭だけではありません。反対側の窓から見ると目の前に函館のシンボル・函館山が鎮座しています。
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ちょうど函館空港に着陸する飛行機が来たので思わずパチリ。
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また木古内方向に目をやるとうっすら雪を被っている山々も見えました。
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下の写真は北方向です。これといって目立つものはありませんが、方向としては大沼の方です。
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そしてうっすらと見えるのが青森・下北半島です。
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こうして展望室からは五稜郭以外にも「あの山は何だ?」「あれはどこが見えているのか?」などと景色を楽しめます。とくにこの日は天気も良かったので、周辺の山々や海、青森の山まで堪能できてラッキーでした。

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上から五稜郭の全貌

ここまで五稜郭公園の内部について紹介してきましたが、観光で訪れる場合、五稜郭公園の中に入るのと、上から五稜郭を眺めるのと、どちらを先にしようか悩むところです。ただ初めて五稜郭に行くのであれば、先に上から独特の星形を見た方が落ち着くかもしれません。

五稜郭タワーは五稜郭の星形を見ることができる展望塔で、高さ107m展望室90m)あります。
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昔の展望タワーは展望室が45mと今の半分の高さでしたので五稜郭の全貌が見えず少々がっかりしました。下の写真はその当時の写真です。
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それに対して現在のタワーからは五稜郭の独特の形がしっかりと確認できます。
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展望室は全面ガラス張りで、しかもガラスが前傾しているのが迫力を増しています。
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前回紹介した旧函館奉行所もはっきり見えます。
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入場料は900円です。初めて五稜郭に来たなら、やはり星形を見たいですし、これくらいの料金は妥当でしょうね。
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市電だと五稜郭公園前で下車ですが、ここから徒歩15分はかかります。函館バスのバス停からも少し離れています。JR函館駅からシャトルバスが出ているようですが、意外と交通は不便かもしれません。

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12年ぶり箱館奉行所

箱館奉行所は日本の北辺防備の拠点として設置された江戸幕府の役所です。当初は函館山の麓にありましたが、のちに五稜郭に移されました。しかし箱館戦争の舞台となり、わずか7年で解体されました。
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そして2010年に写真や資料・古図面などを元に140年ぶりに復元されました。

下の写真の4つの部屋を合わせた72畳の大広間は、年中行事が行われた箱館奉行所で最も重要な空間です。
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奥の壱の間や表座敷は奉行と外国領事など重要人物との会談が行われた場所で格式の高さを感じる間です。
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歴史発見ゾーンでは箱館奉行所や五稜郭、箱館戦争についての資料が展示されています。
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建物の外には未復元の遺構が表示されています。駐車スペースではありません。
建物を全部を復元していたら途方もない金額になるでしょう。
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屋根の上に高く突き出ているのは太鼓櫓です。約 16.5mの高さで、時を告げたり、港を監視するための役割がありました。
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私は復元直後に一度訪れ、今回が12年ぶり2度目になります。同じ施設でも12年ぶりとなると新鮮な気分で鑑賞できます。外観の風合いも少し落ち着いたように感じました。

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近所に欲しい五稜郭公園

函館の五稜郭公園です。明治時代は陸軍の所轄でしたが、大正になって市民の公園として開放されました。
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一の橋、二の橋と渡って五稜郭の中に入るのが一般的ですが、せっかくですので二の橋の手前で土塁に上がってみました。半月堡というそうで下の写真下側の矢じりのように尖った部分です。
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この先端に立つと広範囲が見渡せて、防衛上五稜郭をこのような形にした意味が体感できます。
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堀の幅も広く、五稜郭が鉄壁の守りだったことがわかります。桜の散り際に水面を花びらが覆い尽くす「花筏」もきれいだそうです。
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中に入ると箱館戦争で使われた2つの大砲が並んで置かれています。写真手前の短い大砲は旧幕府軍のブラッケリー砲(イギリス製)で、奥の大砲は新政府軍のクルップ砲(ドイツ製)です。
それぞれ函館市と北斗市で発見されましたが、こうして敵同士の大砲がさりげなく並べて置いてあります。目立たないので素通りする人も多いです。
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復元された箱館奉行所が見どころなのは言うまでもないですが、ほかにもいろいろな碑があったり、土塁に上がれたりします。観光で訪れる場合は「五稜郭公園散策マップ」を手に入れて歩くのがいいかもしれません。
堀の外側を一周する約1.8kmのコースもあり、毎朝無機質な景色の中を散歩している私としては近所にこんな公園があればいいのになあとつくづく思います。

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土佐犬2枚m(__)m

今日は土佐犬の過去画像2枚だけですm(__)m

1964年高知県桂浜に開業した「土佐闘犬センター」は2014年に「とさいぬパーク」に名称を変えて営業していましたが、2017年に営業終了となりました。私が訪れたのは閉館の半年前でした。
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これまで長く文化として受け入れられてきた闘犬も時代の流れで受け入れられなくなりました。闘牛や闘鶏も同じで条例で禁止している自治体もあります。
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ちなみにこの秋、桂浜公園が40年ぶりにリニューアルされたそうです。「とさいぬパーク」の建物もたぶん何か新しい施設に生まれ変わっていることでしょう。

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ハルカスで作品展

このブログでも時々紹介する造形作家の松原一彦氏の作品を見に行きました。作品名「閉じ込められた男」です。
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真鍮の釘を組み合わせて作られています。その真鍮でできた箱の中に真鍮でできた男が閉じ込められています。
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今回は第18回日韓現代美術同行展で、60点を超える作品が展示してありました。
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会場は大阪芸術大学スカイキャンパスです。日本一の高さを誇るあべのハルカス24階にあります。
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24階に行くのには17階でエレベーターを乗り換えます。16階には外へ出られる展望スペースがあります。
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あべのハルカス60階あるので、16階といえば4分の1程度の高さです。それでもなかなかの眺望です。
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2年前もここで同じ作品展を見ました。そのときも快晴でした。というよりもせっかくのハルカスなので快晴の日を選んで来ているといった方が正しいかもしれません。(作品展はすでに終了しています)

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馬とオジロワシ

前回紹介しましたが、恒例の網走原生牧場で乗馬をしました。
今回馬のおじさんの小西さんも感動したのがオジロワシです。
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オジロワシ天然記念物にも指定されている貴重な鳥です。最近は個体数も増えて、姿を見かけることも多くなりましたが、それがこんなに乗馬しているすぐそばでじっとしているのは初めて見たと小西さんが驚いていました。
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確かに近くでじっと乗馬の様子を眺めて「下手だなあ」とでも呟いてそうです。
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そして、振り返ってカメラ目線になって「ちゃんと撮った?」という感じです。ちなみに後ろはオホーツク海です。
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希少動物を撮るのが目的で出かけてもなかなか撮れないこともあるのに、こうして期待していない時に思わぬタイミングで出くわすこともあっておもしろいものですね。

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