先週の
ブラタモリは
高松城でした。それを見て3年前に訪れたときのことを思い出しました。
香川県高松市の
玉藻公園が、いわゆる
高松城跡のことです。
日本三大水城(
今治城・中津城・高松城)のひとつで、海とつながっている堀では真鯛などの海水魚が泳いでいます。
すぐ目の前が瀬戸内海で、昔の交通の要衝を抑えていました。

1588年に築城されましたが、天守は残っていません。下の写真で天守に見えるのは三層の
月見櫓です。高松城へは海から船で乗り付けることができたので、船着き場の横にあるこの櫓でそれを監視していました。ということで櫓の名前はもともとは
月見櫓ではなく、
着見櫓という字でした。

立派な天守台だけが残っていますが、そこにはかつて
三層四階の天守がありました。四国最大の天守だったとブラタモリの専門家がおっしゃっていました。天守を復元する計画もあるようです。

写真の
鞘橋は本丸と二の丸をつなぐ唯一の連絡橋で、何かあればこの橋を落として本丸を守るように考えていました。

近くに
高松シンボルタワーという高いビルがあります。
高さ151mで
四国一の高さだそうです。札幌のJRタワーとほぼ同じ高さです。その最上階から見た高松城の様子です。
高松城の場合、港が
宇高連絡船などで利用されてきたため、ほかの水城と違って周辺が埋め立てられず今でも海際にあります。下の写真の木々が生い茂っているところが
高松城です。ちなみに向こうに見えるのが
源平合戦でも知られる
屋島です。
ブラタモリでは
高松の水にスポットを当てていました。暴れ川だった
香東川の流れを変えたことで、城下町がきれいな水に恵まれるようになりました。海岸近くなのに真水の井戸が豊富で、東京の玉川上水よりも早くから上水道が整備されていたとのことです。ちなみに
栗林公園にはその
香東川の痕跡の池もあるようで、こういう話を聞くとまた改めて高松に行きたくなりました。
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