ブラタモリに学ぶ「モヨロ貝塚」
オホーツク海にそそぐ網走川の河口にモヨロ貝塚はあります。
先週のNHK「ブラタモリ」では前回紹介した網走監獄に続き、ここにも訪れていました。
今から約1300年前、北の大陸からやってきた人びとは、ここにムラをかまえました。下の写真の五角形の窪みは住居跡です。
番組ではオホーツク海の地図を逆さまにして「網走は南の最果て」という表現をしていました。寒い土地から見ると網走は南の端にある「楽園」だったのですね。

そのオホーツク人のモヨロ貝塚について紹介するモヨロ貝塚館がリニューアルされたのは2013年です。

モヨロ貝塚を発見したのは東京で理髪店を営んでいた米村 喜男衛というアイヌ研究家です。下の写真のパネルの人物がその人です。
彼は、大正2年に網走で放置された貝塚を見つけて調査しました。その結果これまで発見されていない特異な文化を持つ「オホーツク人」のものだわかり、ここに移住し、私財を投じて研究したそうです。ちなみに「ブラタモリ」の案内役はこの人のお孫さんでした。たぶんおじいさんの影響で考古学の道に進まれたのでしょうね。

私が最初にここを訪れたのはもう25年も前のことです。資料館はとても小さな古い木造の建物(下の写真)で、中には発掘された人骨が展示されていました。ちょっと怖かったです。

うっそうとした貝塚には当時は立ち入ることはできず、とにかく薄気味悪い雰囲気でした。まったく人もいませんでしたしね。

それが現在は施設が新しくなり、大きな駐車場も作られ来場者も増えました。「薄気味悪さ」も完全に払しょくされています。

網走監獄博物館のある天都山とは離れていますが入場料も300円と安いので足を運んでモヨロ人のことも知ってください。

にほんブログ村

人気ブログランキング
先週のNHK「ブラタモリ」では前回紹介した網走監獄に続き、ここにも訪れていました。
今から約1300年前、北の大陸からやってきた人びとは、ここにムラをかまえました。下の写真の五角形の窪みは住居跡です。
番組ではオホーツク海の地図を逆さまにして「網走は南の最果て」という表現をしていました。寒い土地から見ると網走は南の端にある「楽園」だったのですね。

そのオホーツク人のモヨロ貝塚について紹介するモヨロ貝塚館がリニューアルされたのは2013年です。

モヨロ貝塚を発見したのは東京で理髪店を営んでいた米村 喜男衛というアイヌ研究家です。下の写真のパネルの人物がその人です。
彼は、大正2年に網走で放置された貝塚を見つけて調査しました。その結果これまで発見されていない特異な文化を持つ「オホーツク人」のものだわかり、ここに移住し、私財を投じて研究したそうです。ちなみに「ブラタモリ」の案内役はこの人のお孫さんでした。たぶんおじいさんの影響で考古学の道に進まれたのでしょうね。

私が最初にここを訪れたのはもう25年も前のことです。資料館はとても小さな古い木造の建物(下の写真)で、中には発掘された人骨が展示されていました。ちょっと怖かったです。

うっそうとした貝塚には当時は立ち入ることはできず、とにかく薄気味悪い雰囲気でした。まったく人もいませんでしたしね。

それが現在は施設が新しくなり、大きな駐車場も作られ来場者も増えました。「薄気味悪さ」も完全に払しょくされています。

網走監獄博物館のある天都山とは離れていますが入場料も300円と安いので足を運んでモヨロ人のことも知ってください。

にほんブログ村

人気ブログランキング

スポンサーサイト
tag : オホーツク人