ばんえいプレミアム体験

前回書きましたように、帯広のばんえい競馬に行きました。実は今回初めてプレミアムラウンジに入りました。ちょっとした特別室ですね。
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本来はこのエリアは入場料500円が必要なのですが、以前もブログで紹介した早朝調教ツアーの参加特典としてプレミアムラウンジでの無料観戦が付いていたので入ったわけです。
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ドリンクが付いており、馬券の購入や払い戻しも室内でできます。
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ただ場所は3階なのでコースまで少々距離があります。近くで見るためにパドックやコースの方へ降りて行くと、エレベーターがないのでその都度階段で上って来ないといけません。
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多少のVIP感覚はありますが、ばんえい競馬の場合、座る場所がなかったり、券売機に行列することもないので、これからはやはり「普通」で十分です




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馬も人も砂まみれ!

帯広のばんえい競馬です。ここ数年は北海道に行くたびに立ち寄っています。
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今回は天気にも恵まれました。
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ところが逆に馬場が乾燥しきっていて砂煙がすごい!
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本当ならコースのすぐ近くで見るのがおもしろいのですが、全身砂だらけになる覚悟が必要です。
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ここまで砂煙がひどいのは私は初めての体験でした。観客は避けれますが、馬とジョッキーは大変ですね。



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とかちむら産直市場に感謝

帯広の「とかちむら産直市場」です。ばんえい競馬を開催する帯広競馬場の入口前にあります。有料エリア外ですの誰でも自由に出入りできます。
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今回の北海道旅行で、知人からある豆を買ってきてほしいと頼まれていました。ところがこれまで立ち寄ったところには目当ての豆がありませんでした。
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それがここには豊富に取り揃えられていました。豆の産地の中札内村にもなかったのですけどね。
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店内の壁にはこれでもかと豆で描かれた巨大な絵まで掛けられています。
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何となく競馬場のおまけの施設の印象でしたが、なかなかどうして侮れません!
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しかも買い物をしたのでこれから入る競馬場の無料券までもらえて一石二鳥でした。


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中札内村は枝豆

たまたま前を通りかかって立ち寄ったJA中札内村直売所。今回初めて存在を知りました。
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2017年にオープンした新しい販売所のようです。知らなかったのも無理ありません。
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中では新鮮な野菜を販売しており、イートインコーナーもあります。
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中札内村のおもな農産物は豆類だとは知っていましたが、とくに枝豆が中心なのでね。ここで販売している多くも枝豆でした。
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加工品も「そのままえだ豆」「すじなしいんげん」「えだ豆羊羹」などなど・・中札内村がこんなに枝豆が主力とは知りませんでした。


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自分で焼き自分で再建

比叡山の麓にある西教寺は1571年に織田信長比叡山焼き討ちの命で明智光秀らにより焼かれました。

その後、坂本城主になった明智光秀は西教寺の復興に尽力しました。下の写真の総門は坂本城から移築されたといわれています。
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明智一族の墓も境内にあります。今も光秀の命日には追善供養が行われています。
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本堂は焼き討ちの3年後に再建されました。国の重要文化財です。
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本殿の横にある客殿は豊臣秀吉の伏見城から移築されたといわれています。中の襖には狩野派の絵が描かれ、薬師如来像が鎮座しています。
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西教寺には4つの庭園があります。客殿庭園は背後の急斜面を利用した鑑賞庭園で、中央の池は琵琶湖の形を模しているそうです。
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穴太衆庭園は紅葉時期をはじめ、新緑やサツキ、雪の季節も見応えがある庭園です。
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敷地内の明智光秀資料館で展示されている「供養米寄進状」は光秀の優しさを語るときに出てくる資料です。戦死した家来に供養米を寄進しており、身分の低い足軽にも寄進していることが記されています。
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訪れるまでは小さなお寺だと思っていましたが、敷地も広大で多くの重要文化財の建物や仏像を有する大きな名刹でした。

比叡山の焼き討ちについて、今では明智光秀も積極的に関わったというのが定説になっています。自分で寺を焼き、その直後にはその寺を復興し、そこに明智家の墓があるという、実にわかりにくい状況です。


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痕跡は湖底にあり

琵琶湖畔にあった坂本城明智光秀によって築かれた水城です。現在はほとんど痕跡はありませんが、大天守と小天守を有する、信長の安土城と並ぶくらい豪壮な城であったといいます。
大津市に坂本城址公園があり、中には明智光秀像があります。ただここは調査で城外であることが明らかになっており、実際の本丸跡は公園の150m北になります。
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その本丸跡は今は民間企業の敷地になり、立ち入ることはできません。しかし大河ドラマ「麒麟がくる」の放映に合わせて土日だけ公開されています。
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といっても実際には本丸跡は琵琶湖に沈んでいて何も確認できません。渇水時に水位が50cnほど下がると石垣が見えてくるそうです。私が訪れたときもまったく見えず、当時の本丸から見えた琵琶湖と対岸の風景を想像力を働かせながら眺めるにとどまりました。
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この近くにある東南寺という寺は二の丸のあった場所です。やはり境内には碑があるだけでとくに痕跡はありません。
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門の前には「坂本城址」の石碑がありました。テレビや雑誌で坂本城を紹介される時はここの画像が出てくることが多いです。
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ここから歩いてすぐの場所に「明智塚」があります。明智光秀の名刀「郷義弘並宝器物」などが埋められた跡ともいわれています。
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このように坂本城本丸は琵琶湖に沈み、城内は住宅地になり、あるのはほとんど石碑だけです。しかし周辺には有名な石垣職人集団「穴太衆」の石垣も残り、明智光秀ゆかりの寺社もあります。何よりケーブルで比叡山まで上がれます。戦国好きな方は訪れておくべき場所です。


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美瑛の北と南

旭川方面から美駅に車で向かうと最初に目にするのが「ぜるぶの丘」です。
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ラベンダー、ひまわり、ポピーなどが咲き、秋まで楽しめます。
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ここの展望デッキからは「ケンとメリーの木」を見ることもできます。
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そして富良野方面から美瑛に向かうときに最初に目にするのは「かんのファーム」です。(ほとんど美瑛ですがここはまだ上富良野町です)
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標高約300mの小高い丘の斜面には色鮮やかな花々が植えられます。
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花畑が虹のようにも見えるのが特徴です。
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ぜるぶの丘」も「かんのファーム」も国道から鮮やかな花畑がどーんと見えますので、南北どちらの方面から来る人も初めてであればテンションが上がり思わず立ち寄る人が多いように思います。


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フラワーランドかみふらの

上富良野町に「フラワーランドかみふらの」があります。
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上富良野の北西3キロほどの小高い丘の上に約10万㎡の花畑が広がります。
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私が訪れた当時は入場料の中にトラクターで1周できる料金も含まれていました
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丘の上にあるので富良野盆地も一望できます。
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開花時期は5月~9月で、中でもジャーマンアイリス・ルピナス・ラベンダーが満開になる6月~7月がベストシーズンと言われています。

なお上富良野町には日の出公園ラベンダー園もあります。こちらはフラワーランドかみふらのとは線路をはさんで反対の丘の上にあります。上富良野駅から車ですぐです。
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私が訪れたときは残念ながらラベンダーの旬は終わっていましたが、こちらも眺望がいいですし、合わせて訪れるのがいいと思います。


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昭和マンガの神様

宝塚にある手塚治虫記念館です。初めて訪れました。
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手塚治虫5歳から20年間を宝塚で過ごしたことから、没後5年の1994年に設立されました。
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ライブラリーには単行本およお2000冊があり、自由に閲覧できます。
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手塚治虫が幼少期から描いてきたマンガも展示されています。下の写真は『オヤヂ探偵』という彼が中学生の時に描いたマンガで、彼がペンで描いたものでは一番古いものらしいです。セリフが関西弁なのも手塚作品としては貴重です。
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地階の「アニメ工房 」では、機械で描くオリジナルの絵をアニメのように動かすというワークショップ体験ができます。どちらかといえば小さな子ども向けですね。
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その「アニメ工房」の奥には手塚治虫人形がマンガを描いています。普段は後ろを向いていますが、10分に1回下の写真のようにこちらを振り返ります。このとき私だけでしたので、係の方がわざわざ操作して振り返らせてくれました。
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またアトムビジョン では記念館のオリジナル映像を上映しています。このときは『オサムとムサシ』という作品でした。セリフはありませんが、手塚治虫の世界観が15分の短編の中に描かれていました。
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1F常設展示はカプセルの中にゆかりの品や作品資料などが展示されています。これは『火の鳥』の生命維持装置がモチーフ になっているそうです。
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手塚治虫ファンは必見の場所ですが、なじみの薄い若い方は700円という入館料は高いと思うでしょう。ただ私のように昭和のマンガに親しんで来た者にとっては懐かしい空間で、とくに短編アニメは感動しました。
ちなみに先日若手タレント相手のクイズで「手塚治虫」の読みと職業が出題されていました。昭和は遠くなりにけり・・

場所はJR・阪急宝塚駅から徒歩8分で、花の道から前回紹介した新しい宝塚ホテル宝塚大劇場の前をぶらぶら歩くとすぐに着きます。



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新しい宝塚ホテル

宝塚ホテルは阪急が運営する大正15年創業の老舗ホテルです。
創業以来、武庫川右岸の宝塚温泉近くにありましたが、建物の老朽化に伴い、6月に新しく宝塚歌大劇場のとなりに移転オープンしました。
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ホテルのデザインコンセプトは「CLASSIC ELEGANT」で、クリーム色の外壁オレンジの瓦屋根は周辺の建物の基調となっており街全体に一体感が出ています。
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メインエントランスにつながるゲートは、宝塚大劇場正面のゲートに合わせたアーチ形状です。
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ちなみにもとになった宝塚大劇場のゲートは下の写真です。
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メインエントランスからロビーに入ると存在感のある階段が目にはいります。踊り場から左右に分かれて2階に続くこの階段は、歌劇場内の「T階段」と呼ばれる階段をモチーフにしています。旧ホテルから継承した手すりや赤い絨毯が重厚感を漂わせています。
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ロビーには2カ月限定で宝塚歌劇の衣装が展示されていました。今は展示されていないかもしれません。
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また見逃しがちなのが、ロビーの上に掲げられたどん帳です。これは神戸出身の洋画家・小磯良平氏の「騎士の門出」という作品で、昭和51年から昭和56年まで宝塚大劇場で使用されたあと、旧ホテル館内に飾られていたものだそうです。
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関西では阪急ブランドは高級志向で根付いています。阪急百貨店阪急電車沿線のお店や住宅も高級感のあるものが多いですし、この宝塚ホテルもしかりです。阪急創業者小林一三氏の未来構想の賜物です。


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実は高度なポニーショー

千歳にあるノーザンホースパークの人気イベントのひとつが「ハッピーポニーショー」です。
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私がこの日に見たのは「キンちゃん」のステージです。以前ここへ来た時もそうでした。ハードルの準備中もお姉さんのそばでじっと見ている様子がかわいいですね。
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続いて登場したのは「すーちゃん」です。箱を自分で開けて取り出したクッションをお客さんにプレゼントします。それもお姉さんの指示したお客さんと違う人に渡して笑いを誘います。これも芸なのでしょうね。
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そして最後に登場したのが「チッチくん」です。彼はコンサドーレ札幌に所属しているそうですよ。ポジションはフォワードで、背番号は77番を与えられています。サッカーボールをゴールに蹴りこむ演技を見せていました。
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このポニーショー、子どもたちはもちろん大人もかわいいと大喜びですが、実はなかなかのハイレベルです。
出てくるポニーごとに演技の構成がまったく違い、しかもお姉さんは手綱を持ちません。本来なら手綱を使って行う馬術並みのステップをお姉さんの声と動作だけでいとも簡単にこなします。(ステップの披露は地味なのでウケは今一つでしたが実は凄い)
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そういう見方をすると、この「ハッピーポニーショー」はハイレベルな演技です。結局午後1時と3時のショーを2回見てしまいました。


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姿見駅からトレッキング

山頂をめざす旭岳登山はともかく、標高1,600m地点までは旭岳ロープウエイが運行しているため、天気さえ良ければ終着の姿見駅から気軽に歩いて山岳の景色を楽しむことができます。

姿見駅から歩いて最初に見えてくるのが丸い形の満月沼です。7月でもまだ雪が残っています。
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そしてそのすぐ近くに夫婦池が見えます。小さい方が擂鉢池で大きいは鏡池です。鏡池はその名の通り水面に旭岳が映りますが、このときは曇天でだめでした。
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姿見駅から30分ほどで姿見の池に着きました。池の向こうに水蒸気が噴出しているのは見えますが、上方は霧がかかっていて旭岳の姿は確認できませんでした。
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これらの沼や池はかつての火山活動の痕跡で、噴火口跡のくぼ地に水がたまったものです。まだ水蒸気が噴出しているところもあります。
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ここは緯度が高いので、植生は日本アルプスの標高2,500m以上に相当するエリアになります。本州なら簡単には見れないような高山植物を手軽に見ることが出来ます。
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1周約1時間のトレッキングコースで、天候さえよければ真夏でも快適に歩けます。重装備は不要ですが、石がゴロゴロしている道をアップダウンしますのでサンダル等は避けて運動靴を履き、水や雨具は用意して歩きましょう。


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札幌にも大仏

大仏の話題が続きます。

札幌の真駒内滝野霊園にも大仏様がおられます。
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歴史は新しく2016年に造られました。高さは13.5mあります。奈良の大仏が18mなのでかなりの大きさです。
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設計者は有名な建築家安藤忠雄氏です。首から下がラベンダーの丘に抱かれる形で、頭だけが外に出ていることから『頭大仏』と名付けらました。
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宗教的というよりはアートのような雰囲気です。

また同じ霊園内にはモアイ像もあります。
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霊園側の説明だと「モアイの『モ』には未来、『アイ』には生きるという意味があり、皆様の生きた証を後世へ永遠に伝承できるように建てられました」ということです。
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モアイ像大仏様北海道のイメージに合いませんし、またこの両者が同時にあることもイメージに合いません。ただそれだけに印象的な霊園です。


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日本三大大仏は2つだけ

前回からの大仏の話題を広げます。日本三大大仏というのがあります。

この話は以前にも書いたことがあるのですが、少し事情が複雑です。
というのも奈良の大仏鎌倉の大仏の2つは誰が考えても文句なしに日本三大大仏に入るでしょう。
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あとのひとつは京都の方広寺の大仏でした。大阪冬の陣のきっかけになった鐘のある方広寺です。大仏の高さは19mあったということですので奈良の大仏の台座を含む18mを超える大きさでした。
しかし大仏は昭和48年に5代目が焼失して以降は再建されず、今は下の写真のように大仏殿跡地を知らせる案内板と礎石の一部が残るのみです。
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そこで3つ目の大仏に名乗りを上げたのが、明治に造られた能福寺兵庫大仏です。高さが18mの大仏です。下の写真が兵庫大仏です。
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しかし、この兵庫大仏も戦争の金属拠出の影響で一旦は消失しました。
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その後、この兵庫大仏は平成3年に再建され日本三大大仏入りを宣言しました。しかし歴史の浅さなどの理由で異論が唱えられ、結局はすべての人が認める日本三大大仏にはなっていません。
ということで、現時点では全国各地20ほどの大仏が三大大仏の三番目の空席に名乗りをあげています。もしかするとみなさんの近くにも「日本三大大仏」と銘打った大仏があるかもしれません。意見が一致しないのなら無理に三大●●というようにする必要はないと思うのですが・・つまりは三大大仏となれば人が来るという観光の側面の争いですね。


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大仏を金色に復元しないワケ

今から10年前の2010年NHK大阪放送局制作の古代史ドラマ「大仏開眼」が2週に渡り放映されました。奈良時代の歴史ドラマは珍しいこともあり楽しく視聴したのを覚えています。

ドラマの内容は、唐から帰国して理想の国づくりを進めようとする吉備真備吉岡秀隆)を主人公に、大仏建立を命じた聖武天皇國村準)と娘の阿倍内親王(石原さとみ)、そして天皇から権力を奪おうとする藤原仲麻呂高橋克典)らの生きざまを描いていました。
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2010年はちょうど平城遷都1300年ということでドラマが製作されました。撮影も平城遷都1300年記念事業で復元された第1次大極殿をはじめとする平城宮跡薬師寺などでロケが行われました。
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東大寺の大仏は、正式には「盧舎那仏座像」といいます。像の高さは14.7mありますが、当時のまま残っているのは台座だけで、焼失により胴体は鎌倉時代、首から上は江戸時代に作られました。
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ドラマでも出てきますが、造られた当初の大仏は金色に輝き、現在の大仏とは趣きが異なります。下の写真は、当時NHK大阪放送局に置かれていた撮影にも使われた金色の「小さな」大仏です。
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実際に日本以外の仏教国の大仏の多くはきれいな金色の姿をしています。
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そもそも日本では大仏をなぜ忠実に金色に復元しないのか。それはその後日本人に定着した「侘び寂び」の精神によるそうです。一般的に日本人は少しくすんだ色や少し古びた状態を「風合い」として好む傾向があり、それゆえにあえて大仏を金色には修復しないという話を聞きました。
確かに私も金色に輝く大仏よりも今の色の大仏の方が好きですが、これは日本人特有の感覚のようですね。

ところで、このドラマ「大仏開眼」が9月5・12日にBSプレミアムで再放送されます。改めて見ようと思いますが、とくに歴史がお好きな方はぜひご覧ください。


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廃校で安田侃作品

安田侃彫刻美術館アルテピアッツァ美唄」です。アルテピアッツァとはイタリア語で「芸術広場」を意味するそうです。
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美唄市出身の彫刻家安田侃氏の作品約40点を常設展示しています。
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安田侃氏の作品は下の写真のような大理石やブロンズを用いて曲線を活かしたのが特徴でJR札幌駅JR旭川駅の構内にも展示されていますので、名前は知らなくても見覚えのある方はいるのではないでしょうか。
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ちなみによく拝見しているmaiden-maiさんのブログ「日曜写真」←クリック の中の「神田新宿六本木散歩-10」で写っている彫刻も安田侃氏の作品だと思います。(断言できるほど似た作品が写っています)

昔はこのあたりは炭鉱の町として栄え、子どももたくさんいました。石炭の時代が終わり廃校になった旧栄小学校に安田氏が目をつけてアルテピアッツァ美唄が誕生しました。
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作品は校舎内だけでなく外にも展示されています。下の写真は「天もく」という作品です。
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作品と木造校舎校庭と見どころがいっぱいの施設です。


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美唄の宇宙の鐘

美唄市にある東明公園です。
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その公園内の丘の上にスペース・カリヨンという名の展望塔があります。市内を見渡せる最上階につながる螺旋階段は、開基100年にちなんで100段となっています。
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しかしこのときは閉鎖中で上ることができませんでした。仕方なく塔の下から市内の風景を眺めました。
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そもそもこの塔は美唄市の「過去・現在・未来」をイメージして造られ、その形が宇宙ロボットに似ていることからスペースカリヨンと名づけられたそうです。
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ちなみに東明公園日本最北限に咲くソメイヨシノをはじめ、エゾヤマザクラ、ヤエザクラなどの名所だそうです。また5月下旬から6月上旬ごろにはツツジもきれいだそうです。私が訪れたときは緑一色でしたが。


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