思い返せば春節祭のときに中国からの観光客を入国させたこと、クルーズ船での感染を制御できなかったことがだめだったわけです。
ただ初期の政府の対応については未知の出来事でもあるし誰がやっても大同小異だとは思っていましたが・・

2月25日月曜日に政府が基本方針を出しましたが、仰々しく出した割に拍子抜けの内容で酷評されました。
その後、北海道や大阪が独自に休校に踏み切り、他県も追従の動きが出て世論の賛同が得られるや否や安倍首相はほとんど独断で全国の小中学校の休校要請をしました。それがあまりに唐突だと非難が集まると「あくまで要請で、各自治体の状況にあわせた対応を」と追加コメントが出されました。
月曜日にはまったく触れらることのなかった休校措置が木曜日夜に出されたというのは、基本方針発表後に自治体の動きと評価を見て「急に思いついた」としか思えません。
せめて月曜日に休校要請をしていれば学校や保護者は多少なりとももう少し準備できたかもしれません。

さらに北海道が緊急事態宣言を出して道民に外出を控える要請をすると、またあとを追うように土曜日夜に記者会見を開き、国民に要請するという対応です。
一連の安倍首相の言動から見ると、目的は「コロナウィルスを防ぐ」ことより「内閣支持率を下げないですむか」ということに重きがあるように思えます。信念がないから後手に回るし場当たり的にもなるのかなとも思います。
だから素直でない私はどのような方策や発言もそのまま英断だと評価することができません・・
(なお今回のダイヤモンドプリンセス号の写真は2016年に小樽港に停泊していた時のものです)

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