
前回紹介した豪商の丸一本間家が創立した酒造会社です。
ニシン漁の漁師たちには酒は不可欠でしたから、さぞかし儲かったことでしょう。

入ってすぐのスペースでは製造している日本酒はもちろん、酒粕を使った珍味やまんじゅうなど、さらには和風の小物も販売されています。

製品庫は今では資料室となっており、壁一面に古いラベルの一升瓶が並んでいます。

見学無料です。利き酒もできますので、好きな方はうれしいですね。車でなければぜひどうぞ。

なお、ここでは高倉健主演「駅 STATION」のロケが行われました。来てみて増毛町が高倉健「駅 STATION」を観光資産のひとつにしているのがよくわかりました。しかし映画もおよそ40年前の1981年に公開されたものです。少しずつ若い人たちには魅力的なものではなくなりつつあります。夕張の「幸福の黄色いハンカチ」(1977年)もそうですし、もう少しすれば富良野の「北の国から」もそうなるかもしれません。やはり映画やドラマを見てから訪れることにロケ地訪問の楽しさがありますからね。作品のヒット具合にもよりますが、ロケ地頼みの観光にもいわゆる「賞味期限」があると思います。

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