戸井線は戦争物資輸送のため、五稜郭と戸井を結ぶ軍用鉄道として昭和11年に着工しました。しかし6年後には戦局悪化などを理由に工事は中断され、ほとんど出来ていた鉄道はそのまま廃線になりました。完成まであと2km余りだったそうです。

そんな戸井線の鉄道遺産の中でも有名なのは汐首灯台にある8連のアーチ橋です。戦時中だったので鉄筋などは使われず、汐首石(安山岩)という頑丈な石が使われました。国道沿いにあり、車からでも迫力ある橋梁が見えます。

まるでローマの水道橋のような橋梁の姿は実際に橋脚の下に立って見上げると迫力があります。

いくら頑丈に建設されたとはいえ長年の風雪で傷んでいるでしょう。手前の民家の方は怖くないのでしょうか・・

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