和歌山の
高野山といえば
空海(弘法大師)が標高800mの山地に開いた一大宗教都市です。
GWに行ってきましたが、その広い町の中でも必ず見ておくべき3つのエリアを紹介します。
(1)壇上伽藍高野山の二大聖地のひとつです。空海が真言密教の根本道場を開くにあたり最初に整備した場所です。
下の写真は壇上伽藍のシンボル的存在の
根本大塔です。高さ約50mの日本最初の多宝塔です。創建は887年ですが、現在の建物は1937年に再建(1996年外壁塗替え)されたものです。

壇上伽藍にはこの
根本大塔や
金堂(下の写真)など19の建造物が建ち並び荘厳な雰囲気です。
高野山に行って壇上伽藍を見ないのはまずありえません。
(2)金剛峯寺言わずと知れた
高野山真言宗の総本山です。壇上伽藍からは歩いてすぐです。

中には
豊臣秀次自刃の部屋や
狩野派の襖絵など見どころが多数ありますがほとんどは撮影禁止です。
下の写真は撮影可能な石庭「
蟠龍庭」です。国内最大級2340㎡の広さを誇り一見の価値ありです。
(3)奥の院壇上伽藍とともに
高野山の二大聖地で、
空海の御廟があります。一の橋から御廟までの参道には樹齢約700年の杉木立がそびえます。

参道には皇族や諸大名をはじめ、あらゆる階層の人々の墓石や祈念碑、慰霊碑が建ち並んでいます。有名武将の墓石を見つけながら歩いていれば2km近くある道のりも短く感じます。。

御廟橋より先は聖域であり、橋から向こうは脱帽し、撮影も禁止です。

壇上伽藍からのバスがありますが、私は歩いて移動しました。おかげでこの日の歩数計は軽く2万歩を超えました。
以上紹介した3カ所以外にも
大門、
霊宝館なども巡りました。事前にマップなどを入手して計画していけば日帰りでもそこそこの数の施設を見学できると思います。
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