前回、私には一眼レフよりも、今の
コンデジで十分だという話をしました。それでも私なりの
コンデジに求める性能はあります。
それは・・
①
RAW現像②焦点距離が
広角から望遠までカバー(とくに広角は24mm以下で撮りたい)
③
ファインダーあり(日光が強いとき液晶画面が見えない)
④撮像素子が
1/1.7型以上⑤できれば
コンパクトこのうち私が重視する①の
RAWというのは、端的に言えば
撮影後に細かく画像を処理できる撮影機能です。
例えばカメラ任せの設定(
ホワイトバランス→
オート ピクチャースタイル→
スタンダード)で撮ると下のようですが・・

これをあとで(
ホワイトバランス→
くもり ピクチャースタイル→
忠実設定)と変更すると下のようにオレンジジュースの雰囲気が変わってきます。

また
青空に関しても、カメラ任せだと下のような写真ですが・・

これを(
ホワイトバランス→
太陽光 ピクチャースタイル→
風景)と変更すると
青空が鮮やかになります。

もちろん撮影前に設定すればよいのですが、撮る度に設定するのも面倒ですし、あとであれこれ試してみてお気に入りの雰囲気になる場合もあります。とりあえずRAWで撮影すればそのときは
構図とピントに専念できます。
ただしRAWで撮影したものを加工するには
RAW現像ソフトが必要です。
RAW現像ソフトにはいろいろありますが、私は
キヤノンのDPPを使っています。キヤノンのカメラを買えば
無料でダウンロードできますし、慣れていることもあって使いやすいです。
このRAW現像を使いこなせばさらに世界が広がります。といっても私は簡単な部分しか使えていません。本を買って勉強もしましたが・・

ちなみに、家内が使用している
パナソニックTZ85は
①
RAW現像可能②
焦点距離24~720mm③小さいながら
ファインダーあり⑤
コンパクトなサイズ
と私の
コンデジ条件にかなり合います。(④撮像素子1/2.3型にやや不満はありますが)

ただ私にはパナソニック用のRAW現像ソフトが使いにくいです。キヤノンのRAW現像ソフトDPPに慣れているからかもしれません。でもキヤノンで
RAW現像・焦点距離・ファインダー・コンパクトをクリアする機種は今のところありません。私のようなニーズは少ないのかもしれません。
というわけで、RAW現像ソフトを有料ソフト(といっても数千円程度)でもいいのでDPPから乗り換えて、
コンデジもキヤノンから脱却しようかと考えているところです。
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