1970年の
大阪万博のシンボルである
太陽の塔。万博閉幕後、唯一残された
パビリオンです。
その内部が修復されて
今年の3月から公開されています。

入場はネットによる申し込み制です。
3月に申し込んでやっと見学の日が巡ってきました。
私にとって1970年に入って以来、
48年ぶりの入場です。
(訪れたのは
地震の前日でした。
太陽の塔は震源近くの吹田なのでもしかしたら
内部に被害が出ているかもしれません。少なくとも
火曜日は臨時休業のようでした。)

内部はすべて
撮影禁止です。このエントランスから奥は写すことはできません。

中は吹き抜けになっており1本の「
生命の樹」がパンフレットの写真のように上へ伸びています。その枝に単細胞生物からクロマニョン人まで進化しながらくっついています。
岡本太郎氏の
高さ41mに及ぶ巨大造形です。

この高さ41mの「
生命の樹」のまわりをひたすら螺旋状の階段を上っていきます。見学しながらゆっくり上がるとはいえそこそこきついです。
階段の最上部は
太陽の塔の真ん中の顔のあたりです。中から空洞になっている両手の中が覗けました。

太陽の塔には
3つの顔があります。一番上の未来を表す「
黄金の顔」、中央にある現在を表す「
太陽の顔」、背中にある過去を表す「
黒い太陽」

さらには
第4の顔ともいえる「
地底の太陽」が内部にありました。しかしこれが閉幕後から行方不明・・・
今回の
内部再生事業の目玉の一つがこの
第4の顔の復元でした。復元されたこの第4の顔がプロジェクションマッピングによって様々な表情に照らし出される演出はなかなかのものでした。

とくに
少年時代に万博に行った世代にはおすすめの「
太陽の塔の内部」です。
予約は
太陽の塔オフィシャルサイト(←クリック)で希望日の4カ月前からできます。土日はすぐに満員になります。
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