その扇状地と泥炭地の境目が現在の北海道大学のクラーク博士像のあたりだそうです。

このあたりに小さな川が流れていますが、これは当時の小川を水量まで忠実に復元したものだそうです。

つまり大学構内は泥炭地だったわけです。それを当時の外国人教師の伝えた技術で排水され、今はそこに北海道大学の農場があります。

排水を海まで誘導するために作られたのが新川です。上から見ると北海道大学からまっすぐ石狩湾まで作られていることがよくわかります。

こうして排水された土地が畑だけでなく宅地としても開発され、札幌200万都市の礎となったのです。
つまり北海道大学の中は札幌の大都市としての繁栄のルーツの痕跡がいっぱいあるとのことでした。
以上、NHKブラタモリからのお話しでした。

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