この2日間紹介した野付半島は標津町から突き出しているのです。
だったら普通は半島も標津町でしょ?
ところがこの半島の大部分は別海町になるのです。
実は半島はほとんど砂地で土地そのものには価値はないですが、北海シマエビなど漁業権を巡って両町間で村の時代から争ってきたそうです。
これを解決すべく根室支庁が調査したところ、古い文献に経度(145度15分)で境界を定める記述がみつかり、実際に現地を調査したところ、埋設された経線の指標が発見され、一応の解決となりました。
というわけで、細い野付半島は根元は標津町ですが、半島は別海町になっています。
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