札幌・藻岩山の夜景もいいよね~

どうしても函館の夜景が全国区ですが、札幌藻岩山夜景もすばらしい!
札幌中心部から市電とロープウェイですぐいけますしね~

ちなみにアイヌ語で「モイワ」は「小さい山」のことで、そもそもこれは隣りの標高225mの円山を指していたそうです。それを和人が間違ったそうです。

藻岩山はアイヌ語で「インカルシペ」で、これは「いつも眺める所」という意味だそうです。
昔の人もここで眺望を楽しんでいたのですね~


ここで夜景を見ながらの大晦日もいいでしょうね~(寒い?)
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いつまで続くかなと思いつつ今年の9月に始めたブログも最初の越年です(最初で最後!?)
みなさん、よいお年をお迎えください!
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湯の川温泉のおすすめ宿

函館と言えば夜景。
夜景をみながらゆっくり風呂につかるなんて最高です。
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そこで函館湯の川温泉でよかったのが「プリンスホテル渚亭」です。

おすすめの理由
1.小さいながらも露天風呂付きの部屋があり、料金もそう高くはない。
2.部屋からの眺望が予約時に選択できる。

部屋に露天風呂があるので、ゆっくり夜景を見ながらつかることができました。
街の夜景側もよし、海側の漁火もよし!


寒い冬に部屋の露天風呂から函館の夜景が見れるなんて、何て贅沢なんでしょう~!

夏の函館山はラッシュアワー!

とにかく函館に来たら夜景を見に函館山に上がりますよね。

私も百万ドルの夜景を見ようと夜に行きました。
001_convert_20081221183206.jpgある程度の混んでるとは思ってはいましたが、あそこまで人が多いとは・・・
そりゃ考えてみれば、その日に函館に宿泊している観光客のほとんどが来るのですから、混雑するのは当然ですね。

まさしく、人と人の間から夜景を見ました。
いい写真を撮ろうと思えば、早い時間からの場所取りが必要かも・・・

ちなみに今時分の函館山ってどうなんでしょうか?

函館山は島だったんよ

そもそも函館山は昔は島だったんです。
それが長年に渡り、砂が堆積して陸とつながったわけです。
ですから、昨日紹介した函館山から見た風景の「くびれた部分」は「砂州にあたるのです。
天橋立が砂州で有名ですが、その砂州で島が陸と繋がった状態を「陸繋島(りくけいとう)」といい、神奈川県の江ノ島などもそうです。

「そうかあ~堆積した土砂の上に町があるんかあ~」
そう思って函館山からの風景を見るとまた違って見えてきます。
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函館山の眺望に潜む大きな勘違い

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函館山からの風景としてこの写真のように「くびれた地形」は有名ですよね。

このくびれた部分」を、「渡島半島の一番くびれた部分」と何となく勘違いしている人が少なからずいるようです。
冷静に距離やスケールから考えれば「んなアホな~」とわかるのですけどね。
でも、かく言う私も、確かにそう言われてみると、最初にそう思ったような気も・・・

お疲れ~

今年は早めの仕事納めですね~
みなさん、お疲れ様でした!

今日の午後あたりから、旅行に出かける人も多いのでしょうね☆
私は残念ながら予定はありません・・・

これから初めて冬の北海道へ出かける人は私のブログのカテゴリーから「旅行の準備」をぜひ見ておいてくださいね~

あればいいだろうなと関西人の私が思うものリスト
1.暖かい帽子と手袋
2..男性でもズボンの下にはくタイツ
3.使い捨てカイロ(身体用・足底用)
4.靴の滑り止め(私の場合は「コロバンド」)
5.日程通りに帰って来れないかもという心の準備
6.花畑牧場の生キャラメルは買えないかもという覚悟
7.自分の地域では売ってない冬服を買って帰れる荷物の余裕


浅草の健康shopフットメイト矢澤
私の紹介で何人かの人が「コロバンド」を購入されたようです。やはり自分が使って自信をもって勧める商品が売れるのはうれしいですね!

北海道のクリスマスってどうでしょう~

確かに札幌などの都市部の雪とイルミネーションのいい雰囲気は地元の方のブログなどで伝わるのですが、いわゆる地方のクリスマスってどうなんでしょうね?
私が想像するに、派手さこそないものの、しっとりとした雰囲気なのでしょうね。

それとも「やっぱり雪のない所の人間は甘い!クリスマスどころじゃないよ」と怒られるのでしょうか?

道北や道東のクリスマスの雰囲気ってどうでしょう~
そういえば下川町でしっとりとしたキャンドルの催しをやっているのを何かでみたような・・・
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クリスマスイブやね~

今日はクリスマスイブですね~
008_convert_20081220151903.jpgあくまでイメージですが北海道とクリスマスって似合ってます。

札幌、小樽、函館などの雪とイルミネーションのクリスマスはさぞかしいい雰囲気なのでしょうね~

先日来、北海道の方々のブログは雪とイルミネーションの画像がいっぱいで、いい雰囲気よなあ~とため息をつきながら拝見しています。

いつも拝見している中野さんのブログ「序~北の国からこんにちは」の1週間前の記事にも札幌・大通り公園のイルミネーションようすが出てました!(写真は大阪の地下街です・・・)

ふだんはやっかいな雪もこのときばかりはいい演出してくれますね~


「いかめし」は物産展の花✾

いかめしといえば全国の駅弁の人気ランキングの上位定番
昨日も書いた北海道物産展でもコンスタントな人気ですよね~

ひとくちに「いかめし」といってもたくさんの業者が販売しています。019_convert_20081220175410.jpg

私もあれこれ食べましたが、やはり函館本線の森駅前「阿部商店いかめし」を抜くものはないように思います。
そもそもが「いかめし」が全国区になったのも森駅阿部商店の駅弁からですものね。
いかの歯ごたえともち米の食感と味付けが他とは違うんです。
それまで「いかめし」は食べたことはありましたが、この「いかめし」を口に入れた途端
「今までのと違う!」
と叫びました。

ぜひ元祖のいかめしを食してみてください!

北海道物産展、恐るべし!

関西のあちこちのデパートでは巡業のように定期的に「北海道物産展」が催されます。

ひとたびチラシが入ると多くの人が押し寄せ、開店前から長蛇の列・・・
8階の催し会場からの列が1階まで続くことも珍しくありません。
花畑牧場生キャラメルが売られるとなると、会場はパニック状態・・・
実際の根室市には人は少ないのに、皮肉にも物産展の根室のお店の前は黒山の人だかり。

ときとして「北海道」を名乗るには疑わしい業者もいるという噂も耳にしますが、そんなことはまったく影響ないようです。
地元ではさして有名なお店でなくとも期間中の売り上げはかなりのようです。

自称「北海道通」の私はこのような催しを冷ややかに見ていますが、なぜか期間中に
「やっぱり、北海道の海の幸はいいなあ~」
とつぶやきながら、いくら弁当を食べている自分がいます・・・
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ちなみに上のチラシは阪急西宮北口の阪急百貨店の物産展です。明日までみたいです。

最東端は納沙布岬なんやけど・・・

北海道の最東端納沙布岬

そこにはそれを示す指標があり、訪れた人の多くは記念写真を撮ります。

しかし私はどうしてもその指標の数十mとなりの灯台の前がさらに東のような気がしてなりません。

下の灯台の写真は左の指標の場所から撮ったものです。なんか少し前にあるような気がしませんか?

訪れたみなさん。そうは感じませんでした?
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根室半島は納沙布岬のためにあるわけじゃないよ!

根室まで来たら、誰もが最東端の納沙布岬を訪ねます。
で、そのために根室半島を東に進むわけです。

でもその途中の独特の雰囲気を味わってください。
008_convert_20081212224209.jpg根室半島を周回する道がありますが、これを北側から周ると「ノマカップ岬」があります。
納沙布岬へ行く人は存在すら気づきません。
しかし、ここはかつての根室半島の中心地だったそうです。
そう思うと見る目も違ってきませんか?

根室半島は納沙布岬だけじゃないですよ。

根室に行ったらエスカロップ!

根室にはエスカロップという料理があります。

バターライスの上にとんかつが乗っていて、デミグラスソースがかかっています。そして添え物としてはポテトサラダが定番です。
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とくに突飛なものじゃありません。それだけに「エスカロップは全国ネットの食べ物」と思っている地元の方が多いとか。

私も10数年前「どりあん」という喫茶・軽食店でいただきました。
とてもおいしかったです!

北方領土に行きたいなあ・・・

北方領土の返還は日本の課題とはいえ、とくに北海道の方には深く関わりのある話です。

少し不謹慎かもしれませんが・・・

私は国後や択捉の島にはきっときれいな湖や滝がいっぱいあるんだろうなと思い、早く返還される日が来ることを心待ちにしています。

だって国後島だけで知床半島よりずいぶん大きいですよね。
きっと、素晴らしい風景があると思うのです。写真すら見たことないので余計に興味は膨らみます。

お墓があったり、漁業関係の人には軽い動機でほんとごめんなさいね。

ちなみに根室市あたりに来ると、道路沿いに返還を求める看板などが目につくようになり、他の地域と違い、切実な問題なんだと肌で感じました。
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根室市って思った以上に人が少ないね・・・

北海道で知ってる市をあげよと言われたらどうです?

たぶん、札幌・旭川・函館・小樽・帯広・網走・釧路・稚内・室蘭・根室あたりが出るのでは。

私が上の10市の中で根室を訪れたのはあとの方でしたが、それまでの他市と駅や街の雰囲気、さらには夜の賑わいが明らかに違います。

実際に人口は3万人で道内でも20位程度らしいです。
兵庫県でいうと山陰の香住の町みたいな感じです。(かえってわかりづらい・・・?)
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それだけに独特の雰囲気が私の印象に深く残っています。
訪れたときは「大野屋」という根室では大きな旅館に泊まり、たらふく花咲ガニを食べました。(写真は大野屋ですがわかりづらくてごめんなさい)

根室に行く人は「雰囲気」を楽しみに行くことをお勧めします。

PS 旅館「大野屋」をリンクしようと調べたら、いまは廃業されているようですね。やはり根室であの規模の旅館経営は難しいのでしょうね・・・

風連湖は冬が旬やんね?

野付半島から南の根室方面に向かうと風蓮湖と湖を海と仕切る砂州の春国岱があります。

001_convert_20081208180717.jpg002_convert_20081208180818.jpg009_convert_20081208180950.jpg

野付半島とトドワラの奇観を先に見てしまったせいかと、正直ここはインパクトに欠けました・・・
しかし根室十景のひとつで「白鳥の風蓮湖と書いてあるだけに、白鳥が飛来する時期がいいのかもしれませんね。
そうなると私はなかなか生では見れないので残念です。

ただ野鳥の数が半端ではないそうなので、バードウォッチングが好きな方は人の少ないここはうってつけです。

北海道の景観地って、人が少なくていいなあと思う反面、いなさすぎてかえって不気味に思う場所ってありますよね。
ここはそうだったような気が・・・

きれいな画像を載せたいなあ・・・

昨日書いたように、私のブログは、場合によって昔の古いアナログ画像なので、とっても見苦しい・・・

北海道のきれいな風景を撮りたくて、去年一眼レフを買いました。
まだまだ下手な上に、そのカメラを持って北海道へ行ったのは一度だけ・・・
質も量もまだまだです。

北の彩(いろ)の藤井氏と同じカメラとは思えません。

技術は場数を踏むことも大切と、関西のあちこちには行きますが、やはりどうも北海道の風景を撮るときの「わくわく感」がないんですよね。
ちなみに場所は滋賀県八日市永源寺です。(Canon Kiss Diditall X ・タムロン AF28-300mm F/3.5-6.3 XR Di VC LD)
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そして今後も見苦しいアナログ画像が出てくることをかんにんしてくださいね~

パクリはだめよね~

私も初めて北海道を訪れたのはもう14年前です。

だから、そのころの画像はフィルム写真です。
それをスキャナでデジタルにしています。
ひどいものはビデオ画像をデジカメで写しているものです。


紹介したい場所の写真もネットで検索するときれいなものが載っています。
それを拝借したいのですが、やはりそれはだめですよね


昨日、大阪を歩いていたら、あるお店の前で男の子と女の子の人形を見つけました。
これっていいのやろかな~?(F家のキャラと似てるで 系列店だったらごめんなさい))
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てなわけで、私のブログの写真に見づらい画像があることをお許しください。

野付で乗馬して泊まるならココ!

野付半島の対岸にあるのが、

民宿まきばの宿 & 野付ライディングファーム
ホームページを見てもらえればわかりますが、宿泊と乗馬がセットになったプランもあります。
023_convert_20080929201815.jpgというより、ここに泊まるならぜひ乗馬も楽しんでください。

とえらそうにいう私もここに宿泊したのは9年前で、当時は外乗コースもありませんでした。
それでも、そこにいるお馬さんとワンちゃんとしっかり遊んで帰ってきました。

野付半島って別海町なんやてね!

野付半島あたりの地図が浮かばなければタイトルの意味がわからないかもしれません。

この2日間紹介した野付半島は標津町から突き出しているのです。
だったら普通は半島も標津町でしょ?
ところがこの半島の大部分は別海町になるのです。

実は半島はほとんど砂地で土地そのものには価値はないですが、北海シマエビなど漁業権を巡って両町間で村の時代から争ってきたそうです。

これを解決すべく根室支庁が調査したところ、古い文献に経度(145度15分)で境界を定める記述がみつかり、実際に現地を調査したところ、埋設された経線の指標が発見され、一応の解決となりました。

というわけで、細い野付半島は根元は標津町ですが、半島は別海町になっています。

今日のブログのネタ本

ナラワラも見逃さないで!

昨日紹介した「トドワラ」は有名ですが、「ナラワラ」も奇観ですよ!

野付半島を先端の「トドワラ」目指して進む途中に、右手に途中にミズナラの木が立ち枯れている風景があります。
これがナラワラです。


IMG_0026_convert_20081128221423.jpg

ナラワラ」は遠くにしか見えませんが、それだけに白骨化した木の幽霊が集団で立っているようで、トドワラ」以上に背筋がゾクッとしました。

トドワラがもうまもなく消滅すると次にはこのナラワラが注目されるのではないかな。
そうすると近くまで木道が作られたりするかもしれません。

野付半島トドワラは衝撃的!

さて冬の北海道の話題をいったんおきまして・・・

野付半島は根室海峡に突き出た変な形をした半島です。
長さは28kmありますが、幅は狭いところで130mほどしかないいわゆる砂嘴(さし)です。

この半島だけで十分おもしろいのですが、半島の先端部分にはトドマツの木が海水の影響で立ち枯れし、そのまま風化しつつあるトドワラ」という世にも奇妙な景色が広がっています。

初めて実際に見た時はとにかく異様な印象でした。

遊歩道も整備され、その景色を間近に見ることができます。
ただ風化が早く、風景が刻一刻と変化しているようです。
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写真は1996年のトドワラですが、確かに最近の写真を見るとかなり変化しているように思います。
トドワラが完全に消滅するのももうすぐかもしれません。
そのことも含めて一見の価値はあります。しかも早いうちにね。

なぜにあなたは冬の北海道に行くの?

北海道に行く人の目的は何でしょう・・・?

・スキーやスノーボード
・雪まつり
・流氷見学


ざっとこんなとこでしょうか。
これから北海道へ行こうと思っている人はどうですか?
CIMG1001_convert_20081207212223.jpg

私の目的はどれでもありませんでした。
女性を好きになったら、その人の「よそ行きの顔」だけじゃなく、「本来の顔」も見たいですよね。
まさしく、その心理です。

おだやかな季節だけでなく、厳しい本来の北海道の季節を見てみたかっただけなのです。
で昨日までのブログで書いたように、本来の厳しさを垣間見たわけです。

で、北海道を嫌いになったのか、というとそうじゃないんですよね。(ちなみに夏にも一度牙をむかれたことがありました・・・また後日書きます)

ふだんおとなしい彼女が実は「本来の顔」は気が強かったりすると、それはそれで魅かれますよね。
北海道も夏のおとなしい表情と違って、の荒々しい表情を見たとき、「また行こう」って思ってしまったんですよ。

残念ながら、仕事の関係でどうしてもに行きにくいのですが、また北海道に行きますよ!
待っててな~

(北海道のみなさん、軽い表現でごめんなさい)

冬の北海道旅行 なめたらあかんで!(5)

結局3日目は暴風雪は止んだものの、まだあちこちで通行止めがあり、そのため遠方へは行かず、夕方5時の女満別空港発まで網走市内をウロウロしました。(12月1日のブログの服はこの時に買いました)
ちなみに、夜のニュースで私が通ったオホーツク沿いの国道で多重衝突事故があったことを報じていました。ドキッとしたと同時に、そりゃあの状況じゃ多重事故も起こるわと納得もしました・・・

それでも強風のため、朝から飛行機は欠航続きで、我々ももう1泊しないといけないかもという不安がよぎりました。
レンタカーは返しているので、空港からバスで行けるホテルをとらなければと探そうとしたら、我々の乗る便は運航するという案内があり、無事帰路についたのでした。
飛び立つ飛行機の中でつぶやきました。
北海道をなめたらあかんのや・・・」(完)CIMG0985_convert_20081116085431.jpg

教訓 1.北海道暴風雪警報をなめてはいけない。
    2.いざ暴風雪に襲われたら、車での移動は中止してすぐ近くに宿をとる。
    3.の飛行機は強風で欠航もあるので、それも考慮に入れて予定する。
    4.このようなことが煩わしいならパック旅行にする。

冬の北海道旅行 なめたらあかんで!(4)

網走市街地から網走湖沿いに内陸に入りました。
当初の期待と違い、突風も視界もよくはなりません・・・
それでも私はまだそこから美幌町を抜け、美幌峠を越えて、養老牛へ行くつもりだったのです。
それほど湯宿「だいいち」を楽しみにしていましたし、何よりまだ考えが甘かったのでしょう。


しかし実際、この頃になると、峠や海沿いの道は次々と通行禁止になり、八方塞がりになりました。
自分たちはどこへ行けばいいのかという不安がここで初めて生まれたのです

当然、もはや養老牛まで行けるわけもなく、宿はキャンセルし、とりあえず美幌町を目指しました。
こんなことなら網走市街地で早々に養老牛行きを断念し、宿を探せばよかったと後悔しました。
遅いっちゅねん!
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それからも何度も側壁にぶつかりかけたり、道をはずれかけながら、2時間近くかけてようやく美幌町付近に辿りつきました。ほんとにフロントガラスに顔をくっつけるくらいの状況でした。(上の写真の標識見える?)

そこでようやく1件のコンビニを見つけ、近くの宿の電話番号を調べてもらいました。
運よく、コンビニからすぐのビジネスホテルが空いていてました。

ホテルのロビーに入ったとき、ジュラシックパークで恐竜から逃げて脱出した安堵感あふれるラストシーンを思い出さずにはいられませんでした。(続く)

冬の北海道旅行 なめたらあかんで!(3)

おじさんの誘導のおかげでなんとか牧場の外に出たものの、ここからは自分たちだけです。
どこが道で畑かもわかりません。そこを運転する恐怖は初めての経験です。
地元の車のテールランプを見つけつつ、何とか国道に出たものの、国道244号はもろにオホーツクの海沿いの道。
台風でも経験のないような突風が雪とともに吹きつけ、視界はほとんどなし・・・誇張じゃなく、ほんとに何も見えんかったんですよ!(写真は車のワイパーとフロントガラス これでフロントガラスにおでこをくっつけるように運転してたんです。 止まっても天候は変わらず、そのまま埋もれて動けなくなりそうでした。
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この日は予定では斜里から養老牛方面へ向かい、お気に入りの湯宿「だいいち」でのんびりするつもりでした。
しかし、この国道をさらにオホーツク沿いに進むなどできるわけもなく、牧場のある藻琴から、とりあえず内陸に行こうといったん網走市街地に戻ることにました。
普段なら10分程度の距離を30分以上かけてようやく網走市街に出ました。(続く)

冬の北海道旅行 なめたらあかんで!(2)

1日目の夜、ホテルで天気予報を見ていると「明日はまとまった雪」とのこと。
で、朝起きてみると多少降ってはいるものの、たいしたことはなさそう。
ただ「暴風雪警報が出ていたことは知ってはいました。

正直、私の住んでいる所も台風時に「暴風警報」はよく出ます。でもいつも、やや強めの風が吹くだけでどうってことないんです。

だから、北海道の2日目の朝も、普通に網走原生牧場に向けて出発しました。
前日、牧場のおじさんに連絡を取ったときには「出かけてるかもしれんから待ってて」と言われてました。
牧場に着くとやはりおじさんは留守でしたので事務所で待っていました。

ただこの頃から天候が急に悪化しはじめ、やがてかなりの吹雪になってきました。
まさしく、映画でしか見たことのないような猛吹雪で、事務所から車に移るときにがっちりした私が突風で飛ばされました。暴風時に走ると体が持っていかれることを初めて体感した瞬間でした。
車のドアも開けた途端、風の影響ですごい勢いで開き、少し壊れました。ちなみに写真は車から見た牧場のマイクロバスです。このころ視界もほとんどなくなっていました。
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やがて戻って来たおじさんが緊迫した表情で「さらに天候は悪くなるから今ここを出ないと缶詰状態になるわ。おじさんが牧場の外まで車で先導するからついておいで!」と言い、車を動かし始めました。
私はおじさんの車の後を、追突するくらいの距離で必死の思いでついて行きました。(続く)

冬の北海道旅行 なめたらあかんで!(1)

最近で北海道に訪れたのが2005年12月末でした。
たった2泊3日の行程でしたが、このとき北海道の恐ろしさを知ることになったのです・・・

ちなみに予定していた行程はレンタカーでまわる道東3日間でした。予定は次の通り。

1日目:女満別空港着-網走近辺うろうろ-網走グランドホテル宿泊
2日目:網走原生牧場での乗馬-養老牛温泉・湯宿だいいち宿泊
3日目:の摩周湖や屈斜路湖を堪能-女満別空港発


旅行の用意は周到でした。
ウィンドブレーカー上下、帽子、手袋 ズボンの下にも防寒のアンダーウェア。
さらに、靴の滑り止め「コロバンド」をネット販売で購入!

1日目は快適そのもの。
コロバンド」が驚くほど効果抜群でアイスバーンの上も滑らない!
レンタカーも小型でしたが、雪道もガンガン走ります!
昼に食べた「かにの大内」のタラバも安くて絶品!
宿泊した網走グランドホテルもきれいで料理もおいしく満足!暖房もガンガン!
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な~んだ。北海道も夏に劣らず快適やんか~

ところが翌日北海道をなめた私の身に大変なことが・・・(続く)

やっぱり箱物か・・深山峠の観覧車構想

11月22日のブログに夕張のことを書きました。
観光地に人を呼ぶのに安直に箱物を作ろうとしても効果は一時的にすぎません。
それより北海道の大自然をありのまま活かすグリーンツーリズムの発想こそがこれからの観光の姿だと思うのです。

そこに昨日私の耳に入ってきたニュースが「上富良野町の大観覧車構想
思わずため息が出ました。
「出た~やっぱり箱物や!」

確かに初めは高い位置から景色をみたい人で賑わうでしょう。
でも1~2度乗ったらいいですよね。

もともとあそこは美瑛と富良野の中間地点で人はたくさん来ます。
百歩譲って観覧車が繁盛し、ある程度近隣の店も潤うとしましょう。
だったら、それでいいのでしょうか。
ほかに潤う手だてはないですか。
それより、あの大自然の中に巨大な人工物を作ることのマイナス面の方がはるかに大きいです。

でも残念ながら、北海道の自然を守ろうとする人たちの気持ちは、経営者には決して届かないのでしょうね・・・
作ろうとしている側の主張もネットで拝見しました。でもでもでも
本当に北海道の自然と風土を愛していれば、もっと違う発想になりますよね!
018_convert_20081203061126.jpg観覧車には観覧車のあう居場所があると思うのですよ。

道民は動かない!?

先日読んだ本によると
北海道は他の都府県に転居する人が全国で最も少ないそうです
合わせて「自分の住んでいる都道府県が好き」と答える人も一番多いそうです。

あれほど、厳しく長い冬があるにもかかわらず、多くの人が出ていかないのには道民でないとわからない何かがあるのでしょう。

比較的温暖なところに住んでいる私には入っていけない深い思いがあるような気がします。

ちなみに大阪は師走と言っても、街を行く人の服装はこんなもんです。
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でもさすがにアイスクリーム屋さんはガラガラです。 (っていうか商売成り立つんかなあ)
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ちなみにその本に載っていましたが、道産子が最も弱いほめ言葉
あなたには開拓精神が根付いてますね~なんですって。
ほんとでしょうか?


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