自分で焼き自分で再建

比叡山の麓にある西教寺は1571年に織田信長比叡山焼き討ちの命で明智光秀らにより焼かれました。

その後、坂本城主になった明智光秀は西教寺の復興に尽力しました。下の写真の総門は坂本城から移築されたといわれています。
IMG_0057.jpg

明智一族の墓も境内にあります。今も光秀の命日には追善供養が行われています。
IMG_0041.jpg

本堂は焼き討ちの3年後に再建されました。国の重要文化財です。
IMG_0043_20200621061658c6b.jpg

本殿の横にある客殿は豊臣秀吉の伏見城から移築されたといわれています。中の襖には狩野派の絵が描かれ、薬師如来像が鎮座しています。
IMG_0045_20200621061657bf0.jpg

西教寺には4つの庭園があります。客殿庭園は背後の急斜面を利用した鑑賞庭園で、中央の池は琵琶湖の形を模しているそうです。
IMG_0047_20200621061656bbb.jpg

穴太衆庭園は紅葉時期をはじめ、新緑やサツキ、雪の季節も見応えがある庭園です。
IMG_0048.jpg

敷地内の明智光秀資料館で展示されている「供養米寄進状」は光秀の優しさを語るときに出てくる資料です。戦死した家来に供養米を寄進しており、身分の低い足軽にも寄進していることが記されています。
IMG_0029_20200621061708b57.jpg

訪れるまでは小さなお寺だと思っていましたが、敷地も広大で多くの重要文化財の建物や仏像を有する大きな名刹でした。

比叡山の焼き討ちについて、今では明智光秀も積極的に関わったというのが定説になっています。自分で寺を焼き、その直後にはその寺を復興し、そこに明智家の墓があるという、実にわかりにくい状況です。


にほんブログ村 地域生活(街) 北海道ブログ 北海道情報へ
にほんブログ村


人気ブログランキング

スポンサーサイト



theme : 近畿地方(滋賀・京都・大阪・兵庫・奈良・和歌山)の各府県の駅前路線情報
genre : 地域情報

tag : 織田信長

痕跡は湖底にあり

琵琶湖畔にあった坂本城明智光秀によって築かれた水城です。現在はほとんど痕跡はありませんが、大天守と小天守を有する、信長の安土城と並ぶくらい豪壮な城であったといいます。
大津市に坂本城址公園があり、中には明智光秀像があります。ただここは調査で城外であることが明らかになっており、実際の本丸跡は公園の150m北になります。
IMG_0001_20200620182103089.jpg

その本丸跡は今は民間企業の敷地になり、立ち入ることはできません。しかし大河ドラマ「麒麟がくる」の放映に合わせて土日だけ公開されています。
IMG_0023_202006201821028ea.jpg

といっても実際には本丸跡は琵琶湖に沈んでいて何も確認できません。渇水時に水位が50cnほど下がると石垣が見えてくるそうです。私が訪れたときもまったく見えず、当時の本丸から見えた琵琶湖と対岸の風景を想像力を働かせながら眺めるにとどまりました。
IMG_0018.jpg

この近くにある東南寺という寺は二の丸のあった場所です。やはり境内には碑があるだけでとくに痕跡はありません。
IMG_0015_20200620182100737.jpg

門の前には「坂本城址」の石碑がありました。テレビや雑誌で坂本城を紹介される時はここの画像が出てくることが多いです。
IMG_0013_20200620182059b01.jpg

ここから歩いてすぐの場所に「明智塚」があります。明智光秀の名刀「郷義弘並宝器物」などが埋められた跡ともいわれています。
IMG_0017_20200620182058953.jpg

このように坂本城本丸は琵琶湖に沈み、城内は住宅地になり、あるのはほとんど石碑だけです。しかし周辺には有名な石垣職人集団「穴太衆」の石垣も残り、明智光秀ゆかりの寺社もあります。何よりケーブルで比叡山まで上がれます。戦国好きな方は訪れておくべき場所です。


にほんブログ村 地域生活(街) 北海道ブログ 北海道情報へ
にほんブログ村


人気ブログランキング

theme : 近畿地方(滋賀・京都・大阪・兵庫・奈良・和歌山)の各府県の駅前路線情報
genre : 地域情報

存在しない「ひまわり」も集結

誰もが知っている画家のゴッホ
IMG_12042_20191101164612426.jpg

ゴッホが描いた「ヒマワリ」で「花瓶に挿されたヒマワリ」の絵は7点描かれたというのが定説です。この7点が徳島の大塚国際美術館に集結しています。
IMG_11975.jpg

といってもここは「陶板複製画」の美術館なので本物ではありません。それでも各国に点在している「7つのヒマワリ」が忠実に復元されて1カ所に集まるのはすごいことです。
IMG_11978_20191101164611cb0.jpg

7つのヒマワリ」の中でも、2番目に描かれた「ヒマワリ」は日本の実業家が芦屋の自宅に飾っていましたが、太平洋戦争の空襲で焼失してしまいました。焼けて現存しない「芦屋のヒマワリ」と呼ばれるこの作品までも復元され展示されていることで注目されています。(下の写真)
IMG_121979.jpg

ちなみに下の絵はゴッホ自らが自分の部屋を描いた作品です。
IMG_12041.jpg

美術館にはこの部屋までも復元したスペースがあります。
IMG_12009.jpg

大塚国際美術館開館20周年を迎えた2018年から始まったゴッホ7つのヒマワリ」の常設展示は、展示作品の中でも大きな目玉となっています。


にほんブログ村 地域生活(街) 北海道ブログ 北海道情報へ
にほんブログ村


人気ブログランキング

theme : 徳島県
genre : 地域情報

夫婦岩の総本山

伊勢・二見浦にある夫婦岩です。夫婦円満恋愛成就のシンボルとして有名です。
IMG_10270_201810081206230ba.jpg

このあたりにはたくさんのカエルの像があります。カエルは夫婦岩のある二見輿玉神社に祀られている猿田彦大神の使いとされているそうです。そして夫婦岩のすぐそばに「カエル岩」があります。出来すぎのような・・
IMG_10284_2018100812061999c.jpg

すぐ近くには「伊勢夫婦岩ショッピングセンター」があります。飲食店やお土産物店の入った大きな商業施設です。
どこにでもありそうな大小の岩が注連縄で結ばれ、それを拝みに多くの人が来て、そして大きな商業施設が繁盛しているのですね。台風などで岩がなくなると大変です。
IMG_10264_20181008120617171.jpg

ただ最近では夫婦岩以外でも伊勢シーパラダイスがトドやアザラシのショーで人気がありますので、子ども連れのお客さんも増えているようです。
IMG_10289_20181008120615e48.jpg

夏至を中心とした5月~7月は、夫婦岩の間から朝日が昇ります。近くに宿泊して早起きしないと拝めません。
さらに条件が整うと2つの岩の間に富士山も見えるそうです。
IMG_10280_201810081206139b4.jpg

全国各地に夫婦岩と呼ばれる岩は多くあります。調べると北海道だけでも幌加内、和寒、上富良野、斜里 厚岸にありますが、私は1つとして知りませんでしたし、見たこともありません。やはり、知名度といい歴史といい、伊勢の夫婦岩が「総本山」でしょう。


にほんブログ村 地域生活(街) 北海道ブログ 北海道情報へ
にほんブログ村


人気ブログランキング


theme : 三重県
genre : 地域情報

tag : 北海道

おかげ座

伊勢神宮内宮近くのおかげ横丁にある「おかげ座 神話の館」です。
IMG_10226.jpg

神話シアター』では大型スクリーンで神話のあらまし(国生みから天孫降臨まで)をアニメーションも入れながら分かりやすく紹介しています。
IMG_10230_201810081314113ac.jpg

上映が終わると原初の森をイメージしたドーム空間『神話の森』を係の方の解説を聞きながら巡ります。神話の6つの名場面を和紙人形などで展示しています。
IMG_10240_201810081314004ea.jpg

人々は「伊勢」に何を求めたのか、「おかげ参り」とはいったい何なのか、ということもよくわかります。
IMG_10243.jpg

下の写真は倭姫命です。天照大御神を永遠に祀る場所を求め巡行し、その地を伊勢に見つけました。それが伊勢神宮のはじまりです。
IMG_10242_20181008131347a64.jpg

体験時間は約30分料金は300円です。とても分かりやすく神話を楽しむことが出来ます。 伊勢神宮に来たからには少し神話や伊勢のことを知って帰りたいと思う方にはおすすめの施設です。



にほんブログ村 地域生活(街) 北海道ブログ 北海道情報へ
にほんブログ村


人気ブログランキング


theme : 三重県
genre : 地域情報

復元しない納得の理由

前回から引き続き金沢城についてご紹介します。

テレビの旅番組や雑誌で金沢城が紹介されるときに必ず紹介されるのが五十間長屋です。平成13年に復元されました。向かって右の櫓は菱櫓、左は橋爪門続櫓です。
IMG_11265_201903280946499b9.jpg

内部も有料ですが見学できます。兼六園とセットでお得なチケットがあります。
IMG_11285.jpg

玉泉院丸庭園です。高低差22mの立体的な庭園で上から見るとすり鉢の底に庭園があるみたいです。平成27年に復元されました。
IMG_11293.jpg

この玉泉院丸庭園のまわりを囲んでいる石垣は「色紙短冊積み」という庭園の景観を意識したと思われる積み方です。とくに大きな長方形の石は珍しいです。
IMG_11290.jpg

三十間長屋です。倉庫として使われていました。国の重要文化財に指定されています。
IMG_11297.jpg

堀切です。敵の侵入を防ぐために掘られた人工の谷です。これこそ城が好きでなければ何がおもしろいのかという写真ですね。レンガのトンネルは、陸軍の司令部が置かれていた時に物資輸送のために設けたといわれています。
IMG_11302.jpg

いわゆる金沢城公園の敷地外になりますが尾山神社という神社があります。ここはかつて金沢城の出丸とのことですが、この神社の神門は一見の価値ありです。明治に作られた門で、洋風建築を模した建築の中でも中国風の混入した数少ない例だそうで、国の重要文化財です。
IMG_1384.jpg

ここまで紹介してきた金沢城ですが、建てられてすぐに焼失した天守は復元されていません。これはすでに復元されている五十間長屋などの建物が江戸期のもので天守とは300年近くの時間のずれがあり、天守を復元すると城跡公園全体の年代の統一感がなくなってしまうため、あえて復元していないのだそうです。納得の理由です。
確かに天守の復元は集客にはなるでしょうが、すでに兼六園もあることですし、本当の城の歴史を伝えるためには確かに今の「金沢城」の姿がいいかもしれません。



にほんブログ村 地域生活(街) 北海道ブログ 北海道情報へ
にほんブログ村


人気ブログランキング


theme : ☆北陸(富山・石川・福井)の情報☆
genre : 地域情報

石垣の玉手箱や~

加賀百万石の象徴である金沢城です。
ちょっとした城好きというレベルの私でも見どころ満載の城です。
IMG_11255.jpg

まず兼六園方面から入る門が石川門です。金沢城三御門のひとつで1788年の遺構です。国の重要文化財に指定されています。
IMG_11260.jpg

普通ならこの門をさっと通過しますが、ぜひ壁面に注目してください。
左右の石垣の種類が違います。左は「粗加工石積み」で右は「切り石積み」という積み方です。このように異なった積み方の石垣が隣合っているのはとても珍しいです。
IMG_11259.jpg

全国でもここほど多種多様な石垣のある城はなく、金沢城は「石垣の博物館」と呼ばれています。入り口にも「金沢城石垣巡り」というここで観察できる石垣の種類と順路を記したパンフレットがあります。
下の写真の石垣もきれいな多角形をしていて、カラフルな色とともに印象に残ります。
IMG_1275.jpg

石には作った人たちが仕事の証に刻んだといわれる刻印も残っています。
IMG_11262_2019032809270994b.jpg

そして石川門をくぐり次に見えるのが河北門です。実質的な正門です。これも金沢城三御門ですが平成22年の復元です。内部を見学できます。
IMG_11268.jpg

最後にくぐる金沢城三御門橋爪門です。藩主の住まいに通ずる門で城内最大の枡形門です。平成27年に復元されました。
IMG_11280.jpg

城跡は明治以降、陸軍の所有となり司令部などが置かれていましたが、その後金沢大学のキャンパスとなりました。そして大学移転後に公園として整備され、ようやく市民の金沢城公園となり2008年に国の史跡になりました。
関心の有無にもよりますが、石垣や門など実に見どころの多い金沢城です。


にほんブログ村 地域生活(街) 北海道ブログ 北海道情報へ
にほんブログ村


人気ブログランキング


theme : ☆北陸(富山・石川・福井)の情報☆
genre : 地域情報

道の駅「一乗谷あさくら水の駅」

前回紹介した一乗谷朝倉氏遺跡を見学したあと、近くの一乗谷朝倉氏遺跡資料館に行きました。
IMG_11566.jpg

本来なら遺跡へ行く前に訪れた方がよかったのですが、行程の都合で逆になってしまいました。

そして資料館から福井ICに向かって車で走ってると偶然通りかかったのが道の駅一乗谷あさくら水の駅」です。
IMG_11580.jpg

直径4mを超える三連水車があります。裏には粉ひき小屋があり、ひき臼・つき臼を設定して水車の力で米やソバの実などを粉にすることができるそうです。
IMG_11571.jpg

そして印象に残ったのが後ろを流れる足羽川にあった水門です。調べると足羽川頭首工という設備のようです。
IMG_11574.jpg

5つの農業用水をまとめて安定供給しているらしいです。
IMG_11575.jpg

私は反対方面から来ましたが、福井ICから一乗谷をめざすと玄関口になるので、この朝倉氏の屋敷のような外観は水流の轟音とともに訪れる人にインパクトを与えるでしょうね。



にほんブログ村 地域生活(街) 北海道ブログ 北海道情報へ
にほんブログ村


人気ブログランキング


theme : ☆北陸(富山・石川・福井)の情報☆
genre : 地域情報

焼かれ埋められた一乗谷

せっかく楽しみに見ているNHK大河ドラマ麒麟がくる」もコロナの影響で撮影が出来ず6月7日で中断するようですね。

前回の放送では明智光秀美濃から逃れて越前朝倉義景のもとへやって来ました。
このころ朝倉氏の城下町はおおいに繁栄していましたが、のちに敵対した織田信長に焼かれ埋められました。その後400年間そっくりそのまま埋もれたままでした。

織田信長が見事なまでに城下町を焼き尽くし埋めたことで、逆に遺構はきれいな状態で発掘されました。現在は一乗谷朝倉氏遺跡として公開されています。。
一乗谷は福井市街から東南約10キロにある下の写真のような細長い谷です。
IMG_21565.jpg

城下町の両端はそれぞれ上下城戸によって仕切られていました。
下の写真は上城戸跡です。
IMG_21559.jpg

そして下城戸跡です。山裾には巨石を積んだ桝形の城戸口が発掘されました。
IMG_11562.jpg

発掘された城下町の一部の町並みが忠実に復元されています。ここへの入場料は230円です。少し離れた場所にある資料館と共通です。
IMG_21541.jpg

復元されたといっても一部分です。寺院や屋敷の跡は発掘されたまま残されています。
IMG_21544.jpg

谷を流れる一乗谷川をはさんだ場所に朝倉館跡があります。山の上の方へと領主の館跡は続きます。前回の大河ドラマで明智光秀が朝倉義景と対面した場所です。(史実では疑わしいですが)
IMG_21552.jpg

朝倉氏遺跡金閣寺厳島神社と同じく国の三重指定特別史跡・特別名勝・重要文化財)を受けている貴重な遺跡です。
ブラタモリやソフトバンクCMのロケ地にもなっています。さらにNHK大河ドラマの舞台にと盛り上がっていましたが、まさかウィルスに水を差されることになるとは・・・


にほんブログ村 地域生活(街) 北海道ブログ 北海道情報へ
にほんブログ村


人気ブログランキング


theme : ☆北陸(富山・石川・福井)の情報☆
genre : 地域情報

tag : 金閣寺 厳島神社 美濃 越前

八丁味噌が迷走

愛知県岡崎市には2軒の老舗八丁味噌会社があります。

1軒は「カクキュー」1645年創業とされています。
IMG_10719_20180330163411cae.jpg

もう1軒は「まるや」1337年創業とされています。
名古屋X7望遠 (123)

カクキュー」は以前に見学したことがあるので、今回は「まるや」の見学に行きました。(今はコロナの影響で見学は中止しています)
IMG_10722.jpg

大きな木桶の中で2年かけて醸造されます。木桶に積まれた円錐状の石が印象的ですが、この石の積み方が職人技で多少の地震では崩れないそうです。
IMG_10726_2018033016340918e.jpg

売店では八丁味噌を使ったいろいろな商品を販売しています。八丁味噌のきんつばを買いました。
IMG_10728.jpg

なお八丁味噌の名前は岡崎城から八丁(約870m)離れた場所にあることに由来するらしいです。
老舗「カクキュー」と「まるや」の間にある写真の細い道が旧東海道です。
IMG_10731.jpg

ところで「八丁味噌」という商標使用について、この老舗2社と愛知県内のほかの味噌団体の間で揉めています。「カクキュー」「まるや」の2つの老舗で「八丁味噌」という名称を使えなくなる可能性もあるそうす。どちらに非があるのか私にはよくわかりませんが、少なくともそのような揉め事があるということだけで「八丁味噌」のイメージは悪くなります


にほんブログ村 地域生活(街) 北海道ブログ 北海道情報へ
にほんブログ村


人気ブログランキング

theme : 名古屋・愛知
genre : 地域情報

tag : 愛知県 岡崎市 まるや カクキュー

プロフィール

なべさん

Author:なべさん
1960年生まれ 男性 兵庫県在住

北海道旅行での写真や情報が中心のブログです。
夏に行くことが多いため、ほとんど夏の風景や情報です。

また地元周辺の京阪神や、北海道以外の旅行先の情報も掲載しています。

最新記事
カレンダー(月別)
その日の記事が見れます
08 ≪│2020/09│≫ 10
- - 1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 - - -
シンプルアーカイブ
最新コメント
カテゴリ
メールはこちらから

名前:
メール:
件名:
本文:

FC2カウンター
FC2ブログランキング
人気ブログランキング
ランキング参加中です☆ クリックしてね~
ブログ村
リンク

このブログをリンクに追加する
応援

松原一彦立体造形作品


名寄 北の天文字焼き


札幌レンタリース