京都の
清水寺は2017年から建物を覆って本堂や舞台の大改修が行われていました。それが2020年末に終わったので行ってみることにしました。
京都の一般的な寺社の開門時間は早くても8~9時頃ですが、
清水寺は6時から拝観できます。休日ということでできるだけ混雑を避けたい私は
阪急京都河原町駅に朝7時に着きました。本来はここから市バスですが、私はいつもここから歩きます。

駅を出て四条通の突き当たりが
八坂神社西門(上の写真)です。写真でよく見るこの西門が正門だと思っている人も多いですが、下の写真の南側の鳥居が正面になります。

ここから南へ歩くと雰囲気のある「
石塀小路」があります。狭い路地にはかつて市電の敷石だった石が敷き詰められ、両側には風情ある町屋が並んでいます。町屋の石垣がまるで石塀のように見えることから「
石塀小路」と呼ばれるようになりました。観光シーズンの昼頃は多くの人で混雑します。

この近くに住んでいた豊臣秀吉の妻ねねは、元気な子どもが生まれることを願って清水寺に参拝したことから、お寺に向かう坂を「
産寧坂(三年坂)」「
二寧坂(二年坂)」と呼ぶようになりました。下の写真は
二寧坂(二年坂)です。

「
二年坂で転ぶと二年以内に、三年坂で転ぶと三年以内に死ぬ」という言い伝えがありますが、安産を願って通った坂にどうして縁起の悪い話が生まれたのでしょうね。下の写真は
産寧坂(三年坂)です。

このあたりはいつも観光地の混雑状況を伝えるニュースで映像が流れます。朝早いのでお店はまったく開いてませんが、人のいない東山界隈は気持ちがいいです。
坂を上がって左へ少し歩くと
清水寺に到着です。
河原町駅から30分ほど歩きました。
正面は仁王門、別名「
目隠しの門」です。

着いたらまっすぐ受付に行かず、上の写真の右側の西門の方に行って京都の風景を楽しみましょう。この日もすばらしい景色でした。

ここまでは受付の手前ですので拝観料は不要です。改修中はここで引き返していましたが、今回は大改修が終わった境内を見るべく受付へ行きました。
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