流氷「乗った」のか「乗っていた」のか

先日流氷に流されそうになった大学生のニュースを目にしました。

網走市の鱒浦ビューポイント付近で、19歳の男子大学生が、接岸していた流氷に乗っていたところ沖に流されました。大学生は15メートルほど沖合まで流されましたが、30分ほど経ったところで、再び接岸し自力で上陸したということです。大学生は「よい写真が撮りたかった」と話しているということです。』
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関西在住で流氷を見たことのない私が言うのも何ですが、流氷はスケートリンクのような不動の人工物ではなく、生き物のように絶えず動いていてわずかな時間で遠くまで離岸することもあります。
もし乗ったまま離岸してしまうと極寒の海に落ちたり、流氷に挟まれたりして命の危険にさらされます。それを救助するとなるとおそらくヘリコプターを使うしかないでしょう。今回の場合、流氷が再び着岸したのは本当に幸いでした。
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流氷に流された学生が旅行者で流氷について無知なら仕方なかったかもしれません。あるいはびっしりと着岸していると流氷と岸の境界がわかりにくいので図らずも流氷に乗っていたのでしょうか。
野付ウシさんのブログでも撮影時に乗っている人がいたと書いておられましたが、そういう光景は珍しくないようですね。美瑛京都などきれいな場所でルールを守れない人が多いのは本当に嫌になります。結果的にさらに立入りが制限されていきます・・

(なお今回のブログ内の写真はすべてお借りしたものです)

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tag : 網走市 美瑛 京都

鍵かツアーかクマと歩くか

前回、タウシュベツ川橋梁がいつ崩れてもおかしくないということで、私が数年前に参加した見学ツアーで撮影した写真を掲載しました。
すると、それを見てコメントをいただいたお二人同志(とっしーさん大納言兼加賀守さん)が偶然にも昨年6月の同じツアーに参加されていたことがわかりました。いやあ~驚きました!
私が参加したのはそれより前ですので違いますが、けっこう皆さんこのツアーに参加されているのですね。
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ツアーはひがし大雪自然ガイドセンターの「アーチ橋見学ツアー」で、事務局は糠平文化ホールの中にあります。集合場所もここでした。
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私は9時からのツアーに参加したのですが、前日は帯広市内に宿泊しました。帯広駅前からですと70~80分かかります。ですから朝早くホテルを出ないといけません。ちなみに帯広を出るときは雨でしたが幸運にも糠平湖は晴れていました。帯広と糠平は天気が異なることもよくあるようです。

ツアーはタウシュベツ川橋梁がメインですが、周辺には廃線になった旧士幌線の橋梁群が残されているのでそれも見て回ります。
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またひがし大雪自然ガイドセンターが中心となって保存している旧幌加駅にも立ち寄ります。
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ホームや線路など放っておくと森になってしまうところをきれいに除草して保存されています。下の写真の男性は保存活動をしているひがし大雪自然ガイドセンター代表の河田さんです。
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これらの橋梁群や旧幌加駅は個人で簡単に車で巡ることはできますが、タウシュベツ川橋梁許可証とゲートの鍵を森林管理署からもらって自家用車で入るツアーに参加するか、はたまたゲートから4km歩くかのいずれかです。
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ですから私はツアーに参加しました。参加費は3000円必要でしたが、詳しい解説が聞けますし、長靴も貸してもらえます。そして何よりヒグマ対策も万全です。
ただ夏は肝心のタウシュベツ川橋梁は水没していることが多いので調べて参加する必要があります。


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絶滅危惧の「幻の橋」

前回、オホーツク海流氷がなくなるのでは・・などという話をしました。
環境破壊により消えていく風景もありますし、時間の経過とともにやむを得ず消えていく風景もあります。

上士幌町タウシュベツ川橋梁は、昭和30年に糠平ダムの完成により旧士幌線の線路とともに湖底に沈みました
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その後この橋梁がダム湖の水位が下がると湖上に現れることで「幻の橋」と注目されるようになりました。
しかし、湖底で凍ったり溶けたりを繰り返すのですから当然橋のダメージは大きいです。
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私が訪れた2013年にはすでに橋の中央部が崩落寸前でした。最近の写真を見るとさらに崩れています。中央部分が崩れると一気に橋全体が崩れる可能性があるらしいです。
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現在は橋の近くまでは自家用車で行くことはできません。ゲート前に駐車してヒグマの生息する森を4キロ歩かねばなりません。
私はNPOひがし大雪自然ガイドセンターのツアーを申し込みました。それなら近くまで車で行って、森を10分ほど歩けば着きます。下の写真は旧士幌線跡を歩いている様子です。この先にタウシュベツ川橋梁があります。
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とにかく数年前から言われているのは、もはやいつ崩壊してもおかしくない状態だそうです。
西興部の「氷のトンネル」や支笏湖の「苔の洞門」が崩落して「見ておけばよかったなあ」と感じる方は、ぜひタウシュベツ川橋梁を今のうちに見ておいてください


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tag : オホーツク海 流氷

遅れた流氷に思うこと

4日、紋別で「流氷初日」という記事が出ていました。
流氷初日」は岸から肉眼で流氷が確認できた初日のことで、流氷が岸に着くと「流氷接岸初日」となるそうです。
(なお今回のブログ内の写真はすべてお借りしたものです)
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平年に比べて12日、昨年と比べても9日遅い初日ということです。さらに最近の流氷そのものの量も減少しているみたいです。
私は以前からガリンコ号おーろら号流氷を目の当たりにしたいなと思っているのですが、私が仕事を引退して好きな時期に北海道旅行できる頃にはどうなっていることか・・
流氷の価値は何も観光資源だけでなく、オホーツク海の豊かな恵みの源ですから流氷が来なくなったり減ったりすることは深刻な問題です。
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でもそれはあながちオーバーな話ではなく、実際にかつて西興部にあった夏でも溶けない「氷のトンネル」は平成13年に崩落して今では見ることができない風景になっています。現地は立ち入り禁止みたいですね。一度行ってみたかったのですが・・
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ですから流氷も今年来たから来年も来るとは限りませんし、海一面が氷で覆われるくらいの量が必ず来るとも限りません。
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私が北海道に行くようになった90年代はまだ道東道北では夏でも冷房していない店や宿が多かったように思います。確実に気候は変化しています。今年の暖冬もその一環かもしれません。

(ちなみにこれはたぶん気候とは無関係ですが支笏湖畔の「苔の同門」も今では崩落し立ち入りできません。崩落の前に見ておいてよかったなあと思います。生物の「絶滅危惧種」のように、「絶滅危惧風景」も公表してほしいですが、そうなると一気に人が来て絶滅が早まるかもしれませんね・・)



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tag : ガリンコ号 おーろら号 西興部 北海道 道北 道東

名寄の北の天文字焼き

1989年(平成元年)から始まった名寄市の「北の天文字焼き」 が近づいてきました。
ちょうど30回目の今年は2月8日(土)午後6時点火(太陽の丘)です。
私は行ったことはありませんが、ここ数年ブログで紹介させていただいております。
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縦220メートル、横150メートルに配置されたドラム缶270個で「」の文字が描かれ、その規模は2017年にはギネス世界記録に認定されました。
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フェスティバルの規模も年々大きくなり、それに伴い訪れる人も増加しています。
今年は3つの会場に分かれています。
第一会場(スノーランタン・吹奏楽会場)東小学校会場(東3南3) 午後5時から
第二会場(写真撮影ゾーン)東5南4周辺 午後5時30分から
第三会場西條名寄店(西4南8)屋上
となっており、各会場をつなぐ観覧バスも運行予定です。 
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ここ数日で北海道の積雪は増えたようですが、それまでは雪が少なく、いろいろな氷雪のイベントが中止・縮小を余儀なくされる中、名寄のこの「北の天文字焼き」は例年にも増して盛大に行われます。私もいつか流氷と合わせて見に行きたいと思っています。

なおイベントの詳細はホームページhttps://www.kitanotenmonji.com/)をご確認ください。


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tag : 北海道 流氷

旅館に見る増毛栄華

増毛のかつての繁栄ぶりを建築物を通してご紹介してきました。とりあえずはこれで最後です。

人が集まる場所には旅館があります。旧増毛駅前には今も2軒の旅館の建物が残っています
ひとつは旧増毛館です。
昭和初期の建物で、ここも映画「駅STATION」の撮影に使われました。
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現在では大阪出身のご主人と東京出身の奥さんが「ぼちぼちいこか増毛館」という名前の「とも宿」として経営されています。
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もう1軒は旧富田屋旅館です。ここも昭和初期の建築です。現在は使われておらず中に入ることはできません。
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その後ニシンが捕れなくなり、最大で1万6000人以上いた人口も1960年ごろから減り続け、現在では4000人余りの小さな町ですが、これらの旅館の前に立つと、増毛にやって来た人々が国稀酒造の酒を飲んでわいわいと宴をしている当時の賑わいが目に浮かびます。


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最北造り酒屋もロケ地

続いての増毛の建築物の紹介は国稀酒造です。現在も営業しており、日本最北の造り酒屋です。
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前回紹介した豪商の丸一本間家が創立した酒造会社です。
ニシン漁の漁師たちには酒は不可欠でしたから、さぞかし儲かったことでしょう。
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入ってすぐのスペースでは製造している日本酒はもちろん、酒粕を使った珍味やまんじゅうなど、さらには和風の小物も販売されています。
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製品庫は今では資料室となっており、壁一面に古いラベルの一升瓶が並んでいます。
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見学無料です。利き酒もできますので、好きな方はうれしいですね。車でなければぜひどうぞ。
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なお、ここでは高倉健主演「駅 STATION」のロケが行われました。来てみて増毛町が高倉健駅 STATION」を観光資産のひとつにしているのがよくわかりました。しかし映画もおよそ40年前の1981年に公開されたものです。少しずつ若い人たちには魅力的なものではなくなりつつあります。夕張の「幸福の黄色いハンカチ」(1977年)もそうですし、もう少しすれば富良野の「北の国から」もそうなるかもしれません。やはり映画やドラマを見てから訪れることにロケ地訪問の楽しさがありますからね。作品のヒット具合にもよりますが、ロケ地頼みの観光にもいわゆる「賞味期限」があると思います。



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tag : 夕張 富良野

贅の限り丸一本間家

ネットで増毛のことを調べようとすると「アートネイチャー」などがヒットします。もちろんここでいう増毛は北海道の日本海側にある増毛(ましけ)町のことです。
幕末にはロシアからの重要な防衛拠点でしたし、明治から昭和にかけてはニシン漁で栄えました。当時の増毛駅周辺には多くの建物が並び、今に残る建築物からはその繁栄ぶりを伺うことができます。

そのニシン景気に乗じて財をなした豪商が丸一本間家です。100年前の屋敷は今も残り、平成15年に国の重要文化財に指定されています。
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下の写真は呉服店舗の内部で、往時の様子をそのまま再現しています。
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家人が食事などをする場所として使用された上勝手です。
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2階の呉服店舗部分は現在は見学者の休憩スペースになっており無料でコーヒーをいただけます。置いてあるテレビでは増毛がロケ地となった高倉健主演『駅 STATION』が上映されていてしばらく見入ってしまいました。
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広い屋敷内を見て回ると隅々まで贅の限りを尽くした造りに驚きます。当時の増毛の繁栄ぶりが伺えます。入場料は400円ですが見る価値ありです。



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青空こその白い道

道北・宗谷丘陵の「白い道」です。
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インスタ映えすることから最近雑誌で取り上げられるようになりました。しかしながら紹介されている写真はすべて青空です。道の白空の青のコントラストが写真映えするわけです。残念ながら訪れたときは曇天で道も空も灰色・・・
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この道が白いのは砕かれたホタテの貝殻が敷き詰められているからです。ホタテの貝殻は産業廃棄物になるのでその処分で業者は頭を悩ませています。それを有効活用したわけです。
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ちなみに網走にあるフロックス公園にもホタテの貝殻が敷き詰められています。これも同じような事情からだと思います。下の写真はその公園ですが、このときは晴れていて白が映えてきれいでした。宗谷でもせめてこれくらい晴れていてほしかった・・
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そもそもこの道は「宗谷丘陵フットパスコース」の一部で歩くためのコースです。車で行ってもいいのですが、道は細く一方通行ではないので、すれ違うのが困難です。途中ですれ違える場所は何か所かありますが「対向車来ないでね」と願いつつ走りました。
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この道はナビには出ないので行き方が難しいです。私は稚内方面から行きました。その場合は「国道288号を宗谷岬に向かって走り、『宗谷』という集落に入るとすぐ右手に『宗谷公園』の看板があります。そこを斜め右に行くと右手に郵便局があるのでその手前を右折し、すぐに三叉路に出るので、斜め左の『フットパス』の看板のある細い道に入ります。急な坂道を登りきると『白い道』がはじまります。」という説明を参考にしてください。



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農村壁画

名寄に行く前に「農村壁画」なるものが町のあちこちにあることを知り探しながら行ってみました。
名寄の農家の倉庫などに名画を描いているというものでして・・

ミレー晩鐘
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これは風連農村環境改善センターという建物の壁面にありました。
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ミレー羊飼いの少女
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これは倉庫らしき建物に描かれていました。
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いずれもJR名寄駅よりも2つ旭川よりの風連駅周辺で見つけました。
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ただ難を言うと場所がわかりにくい!というか地図がわかりにくい!場所を記したマップはあったものの車でぐるぐる・・散々迷った挙句、あきらめた瞬間に上の2カ所のみが見つかりました。

あとで寄った道の駅に上のようなマップがありましたが、もしかするとこちらのマップの方がわかりやすかったかも・・
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最初からこのマップがあれば、見逃した「落穂拾い」なども見られたかもしれません。



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プロフィール

なべさん

Author:なべさん
1960年生まれ 男性 兵庫県在住

北海道旅行での写真や情報が中心のブログです。
夏に行くことが多いため、ほとんど夏の風景や情報です。

また私の地元周辺の京阪神や、北海道以外の旅行先の情報も掲載しています。

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