ラウンドアバウト(環状交差点)という交差点が全国に増えつつあります。
旭川常盤ロータリーは、通称「
魔のロータリー」と呼ばれています。

国道40号を含む
6本の道路が分かれています。
このロータリーでは国道40号への出入りが優先され、他の道路からは一時停止することが求められます。このように
ロータリーで最優先される道路がある場合は、規定では
ラウンドアバウトではなく、
ロータリー交差点になるそうです。その違いによって交通ルールも違ってくるようです。

しかし交通量の多いこのロータリーが出入りに神経を使う
魔のロータリーであることに違いはありません。JR旭川駅から買物公園をひたすら歩くとこのロータリーに出ます。
では
北海道初のラウンドアバウトはどこかというと、
2019年に完成した
上ノ国町のロータリーです。
ラウンドアバウトはどこからの進入も徐行でよく
一時停止は不要です。ここは旭川常磐ロータリーに比べて出入りする道路は4本で、交通量も少ないので魔のロータリーという感じはしません。(私はこの貴重なロータリーを通ったとき標識だけ撮ってロータリーの風景を撮り忘れていました…)
その後2020年には
道北の
浜頓別にもでき、さらにこの3月に
北広島に
ラウンドアバウトが開通しました。
北広島のボールパークへ向かう道路で、新球場周辺の交通量の増加が見込まれるため、混雑緩和と事故防止を目的に作られました。先日は新球場で初のオープン戦が行われましたが
ラウンドアバウトは機能したのでしょうか。次に行く折には
北広島のラウンドアバウトも通ってみることにします。
ちなみに家の近所にも同じようなロータリーがあります。5本の道が分かれていますが、
ラウンドアバウトには指定されていないようです。何十年も昔からあるからでしょうかね。

このロータリーは
尼崎市と
伊丹市の市境にあります。ロータリー中央の花壇は
伊丹市で、写真右端のスーパーは
尼崎市です。
ラウンドアバウト(環状交差点)にしても
ロータリー交差点にしても、信号がないだけに事故が起きやすいように思われますが、実は逆でロータリー進入時にドライバーはかなり慎重に運転するため意外と事故は起きにくいそうです。
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