
710年といえば誰もが「平城京」と知っていると思いますが、その直前の694年~710年、持統・文武・元明天皇3代にわたる都が「藤原京」です。大宝律令が制定された(701年)のもこの時代です。
「藤原宮」はこの藤原京の中心部で、900m四方は大垣と堀で囲まれ、中には大極殿などの政治や儀式を行う建物が建ち並んでいたようです。
今は柱などの跡しかなく広大な原っぱとなっており「藤原宮跡」と呼ばれています。

大極殿の跡です。

ちなみにこの周辺には歌にもよく詠まれている大和三山(香具山・耳成山・畝傍山)があります。
この藤原宮はこの大和三山を結んだ三角形のほぼ真ん中に位置しており、藤原宮跡の真ん中に立って360度くるっと見回すと見事に三つの山が見えます。
耳成山

畝傍山

香具山は見事なまでの逆光だったので撮りませんでした・・・

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