足軽目線で天守まで

姫路城防御は鉄壁です。

門から天守への経路はまるで迷路のように入り組んでいます。
実際には順路が示されていますので迷わず行けますが、そうでなければ天守から離れる細い道が正しい道だったりしますので攻め入る敵は混乱します。(ちなみに有名なお菊井戸に行きたい場合でもまっすぐ天守へ行くと帰路でお菊井戸の前に出ます)

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そのうえ道も細く、天守近くの門も頭を打つくらい低いので、長い槍を持った敵の動きは停滞します。
そこを997ある狭間から鉄砲が敵を狙います。

さらにこの高い石垣です。下から見上げると圧倒されます。

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扇の曲線に似ていることからこの石垣は「扇の勾配」と呼ばれています。
上に行くほど反り返っているので敵を寄せ付けません。

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ちなみに下の写真の石垣野面積みといわれる積み方で古い時代のものです。
案内には「黒田官兵衛ゆかりの石垣」とあります。

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正直、難攻不落の城といって姫路城が一番に来るわけではありませんが、それでも防御の面でよく考えられています。
攻め込む足軽の目線で見るとお城の違ったすごさが見えてきます。お城通のロンブー淳もそう言っています。


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