絶滅危惧の「幻の橋」

前回、オホーツク海流氷がなくなるのでは・・などという話をしました。
環境破壊により消えていく風景もありますし、時間の経過とともにやむを得ず消えていく風景もあります。

上士幌町タウシュベツ川橋梁は、昭和30年に糠平ダムの完成により旧士幌線の線路とともに湖底に沈みました
139.jpg

その後この橋梁がダム湖の水位が下がると湖上に現れることで「幻の橋」と注目されるようになりました。
しかし、湖底で凍ったり溶けたりを繰り返すのですから当然橋のダメージは大きいです。
115.jpg

私が訪れた2013年にはすでに橋の中央部が崩落寸前でした。最近の写真を見るとさらに崩れています。中央部分が崩れると一気に橋全体が崩れる可能性があるらしいです。
149.jpg

現在は橋の近くまでは自家用車で行くことはできません。ゲート前に駐車してヒグマの生息する森を4キロ歩かねばなりません。
私はNPOひがし大雪自然ガイドセンターのツアーを申し込みました。それなら近くまで車で行って、森を10分ほど歩けば着きます。下の写真は旧士幌線跡を歩いている様子です。この先にタウシュベツ川橋梁があります。
128.jpg

とにかく数年前から言われているのは、もはやいつ崩壊してもおかしくない状態だそうです。
西興部の「氷のトンネル」や支笏湖の「苔の洞門」が崩落して「見ておけばよかったなあ」と感じる方は、ぜひタウシュベツ川橋梁を今のうちに見ておいてください


にほんブログ村 地域生活(街) 北海道ブログ 北海道情報へ
にほんブログ村


人気ブログランキング

スポンサーサイト



名寄の北の天文字焼き

1989年(平成元年)から始まった名寄市の「北の天文字焼き」 が近づいてきました。
ちょうど30回目の今年は2月8日(土)午後6時点火(太陽の丘)です。
私は行ったことはありませんが、ここ数年ブログで紹介させていただいております。
image10.jpg

縦220メートル、横150メートルに配置されたドラム缶270個で「」の文字が描かれ、その規模は2017年にはギネス世界記録に認定されました。
tenmonjiyakia.jpg

フェスティバルの規模も年々大きくなり、それに伴い訪れる人も増加しています。
今年は3つの会場に分かれています。
第一会場(スノーランタン・吹奏楽会場)東小学校会場(東3南3) 午後5時から
第二会場(写真撮影ゾーン)東5南4周辺 午後5時30分から
第三会場西條名寄店(西4南8)屋上
となっており、各会場をつなぐ観覧バスも運行予定です。 
image200.jpg

ここ数日で北海道の積雪は増えたようですが、それまでは雪が少なく、いろいろな氷雪のイベントが中止・縮小を余儀なくされる中、名寄のこの「北の天文字焼き」は例年にも増して盛大に行われます。私もいつか流氷と合わせて見に行きたいと思っています。

なおイベントの詳細はホームページhttps://www.kitanotenmonji.com/)をご確認ください。


にほんブログ村 地域生活(街) 北海道ブログ 北海道情報へ
にほんブログ村


人気ブログランキング

ドロドロ大通公園

私が北海道へ行くのはだいたいです。
流氷見学各地の雪まつりに一度は行きたいと思いますが、仕事の都合もありなかなか実現しません。

そしてやっと実現したのが3月下旬という中途半端な時期です。
大通公園雪が溶けかけた状態です。
IMG_10163.jpg

雪まつりのときにはここに立派な雪像が並んでいたのでしょうね。
IMG_10235_2016041714281082e.jpg

ドロドロの雪が残っているのを見て、ますます一度は雪まつりを見てみたいという気持ちが強くなったのでした。
IMG_10165_2016041714281175b.jpg


にほんブログ村 地域生活(都道府県)ブログ 北海道情報へ
にほんブログ村

にほんブログ村 写真ブログ 風景写真へ
にほんブログ村

人気ブログランキングへ


道の駅「流氷街道網走」

前回紹介したオホーツクバザールと比べて賑やかだったのは道の駅流氷街道網走」です。

2015広角6D (1149)

お土産物の売り場面積はそんなには広くはありません。
ただ施設が新しいこともあって店内は明るくきれいです。

2015広角6D (1152)

目の前は網走港です。冬はここから流氷観光砕氷船おーろら号が発着しています。
シンボルの帽子岩も目の前に見えます。

2015A010X7 (1112)

ここは流氷の季節のほうが賑やかなのでしょうが、それ以外の季節でも、古いタイプの物産店よりも集客力はあるのでしょうね。


にほんブログ村 地域生活(都道府県)ブログ 北海道情報へ
にほんブログ村

にほんブログ村 写真ブログ 風景写真へ
にほんブログ村

人気ブログランキングへ


いらっしゃ~い!

道東の冬の主役流氷がようやくやってきましたね~!
関西でも8日付の朝日新聞に載っていました!
ガリンコ号やオーロラ号も写真のように流氷の中を突き進んでこそですもんね!
IMG_convert_20090208084737.jpg
それにしても流氷の量の減少は著しいみたいですね。
私は一度も見たことがないので、今のうちに見ておいた方がいいかもしれません。
数日前も書きましたが、自然は変化します。
苔の洞門やトドワラのように今に見れなくなるかもしれません。
(人間による地球温暖化のみが原因ならある程度の歯止めは可能でしょうが・・・)

流氷はまだ?

今日は、昨年流氷が道東沿岸にやってきた日(流氷初日のようです。でも今年は・・・

年々流氷の量が減っているそうです。
アムール川からの水の流入量が減り、海の塩分濃度が濃くなり氷りにくくなったことや、温暖化が原因だと言われています。

流氷は豊富な植物プランクトンをもたらし、それがオホーツク海の豊かさの源です。
当然、多くの海産物にも、場合によっては道東の観光業にも影響がでます。

これって今となってはどうしようもないこと・・・なのかなあ?
まさか今年は着岸しないなんてことないでしょうねえ・・・
notoromisaki1_convert_20090112154716.jpg

続きを読む
これまでの訪問者数
FC2ブログランキング
にほんブログ村ランキング
★ランキング参加中★ クリックしてね~
にほんブログ村 写真ブログ 風景写真へ
にほんブログ村 旅行ブログ 北海道旅行へ
にほんブログ村 地域生活(街) 北海道ブログ 北海道情報へ

人気ブログランキング
★ランキング参加中★ クリックしてね~
リンク

このブログをリンクに追加する
応援

松原一彦立体造形作品


名寄 北の天文字焼き


札幌レンタリース