過度の期待は禁物!

前回、一眼レフカメラAPS-Cからフルサイズに移行するとき同じレンズでも画角が狭くなることについてと書きました。
でももしかすると一番注意すべきことは今回の方かもしれません。

それはAPS-Cからフルサイズにステップアップしても
それほど画像は変わらない
ということです。

同じ風景をAPS-Cとフルサイズで撮影しました。

APS-C キヤノン60D(レンズ:EF-S10-22mmF3.5-4.5 USM)
1003_20130517212740.jpg

フルサイズ キヤノン6D(レンズ:EF17-40mmF4L IS USM) 
1001_20130517212740.jpg

レンズが違うので多少の違いこそありますが、この大きさの画像だと明らかな差があるようにはは見えません。

下の2枚の写真はフルサイズ機とAPS-C機で同じレンズ(キヤノンEF50mm F1.8Ⅱ)で撮っています。
区別がつきますでしょうか?
1005f_20130405140111.jpg
1003a_20130405140110.jpg

上がフルサイズ下がAPS-Cで撮影したものです。やはりこのレベルだと差はありません。

一般に言われるフルサイズのメリット
広いダイナミックレンジ(白とびや黒つぶれがしにくい)
背景のボケ味
高感度
などです。

ですからいろいろな場面設定加工で実力を発揮するのがフルサイズです。
ただ撮るだけで「うわ~劇的にきれいになった!」というような画像変化はありません。

フルサイズ機のメリットを活かしていくことが大切で、そこを理解して買わないと「こんなはずでは・・」となる単なる高いカメラです。

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フルサイズ機を買う前に・・

デジカメには、フィルムの代わりになる「撮像素子」という部分があります。

一般的なデジタル一眼レフであるAPS-Cからフルサイズへ移行すると、この撮像素子の大きさが大きくなります。
そうすると同じレンズを使用した場合でも、両方のカメラで写る範囲が変わってきます。(そもそもAPS-C専用のレンズはフルサイズでは使えませんのでそれも注意)

実際に私のキヤノン70-200mmF4というレンズで同じ焦点距離200mmで同じ場所から撮影しました。

APS-CサイズEOS60Dで200mmで撮影すると・・・
1006a.jpg

同じレンズでフルサイズの一眼レフEOS6Dで200mmで撮影すると・・・
1011q.jpg

このようにキヤノンの場合でAPS-Cフルサイズの1.6倍程度に拡大されて撮影されます。

ですから、現在APS-Cを使っている方は、何も知らずにフルサイズに替えると
えっ!小さい!

となってしまいます。

というわけで、今の私は「広角はフルサイズ」「望遠はAPS-C」という2台体制です。
1006n.jpg

フルサイズとAPS-Cで同じレンズでも写る画角が違うことは気をつけましょう。

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