でももしかすると一番注意すべきことは今回の方かもしれません。
それはAPS-C機からフルサイズ機にステップアップしても
「それほど画像は変わらない」
ということです。
同じ風景をAPS-Cとフルサイズで撮影しました。
APS-C機 キヤノン60D(レンズ:EF-S10-22mmF3.5-4.5 USM)

フルサイズ機 キヤノン6D(レンズ:EF17-40mmF4L IS USM)

レンズが違うので多少の違いこそありますが、この大きさの画像だと明らかな差があるようにはは見えません。
下の2枚の写真はフルサイズ機とAPS-C機で同じレンズ(キヤノンEF50mm F1.8Ⅱ)で撮っています。
区別がつきますでしょうか?


上がフルサイズ機で下がAPS-C機で撮影したものです。やはりこのレベルだと差はありません。
一般に言われるフルサイズのメリットは
①広いダイナミックレンジ(白とびや黒つぶれがしにくい)
②背景のボケ味
③高感度
などです。
ですからいろいろな場面・設定・加工で実力を発揮するのがフルサイズです。
ただ撮るだけで「うわ~劇的にきれいになった!」というような画像変化はありません。
フルサイズ機のメリットを活かしていくことが大切で、そこを理解して買わないと「こんなはずでは・・」となる単なる高いカメラです。

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