かなり山奥で、妻は「本当にここまで登ってきて話をしたのか」と疑念を抱いておりました。境内からさらに15分ほど山道を登った場所に、ここで密談したという碑がありますが、ピンポイントで場所まで特定されるのは確かに怪しい・・あくまで伝承ですね。

ただこの場所は奈良でも屈指の紅葉名所として有名です。紅葉シーズンの今は多くの人が訪れます。神社ですが拝観料は600円必要です。

藤原鎌足の息子が687年に父の供養のために十三重塔を建造したことが談山神社の起源となっています。なので祭神として藤原鎌足を祀っています。

現在の塔は1532年の再建ですが、それでも現存する世界唯一の木造十三重塔です。国の重要文化財です。

紅葉に囲まれる塔は人気の撮影ポイントです。

本殿は701年の創建され、1850年に建て替えられました。これも国の重要文化財です。

本殿は三間社隅木入春日造という珍しい建築様式(私にはよくわかりませんが・・)で、日光東照宮の手本にされたといいいます。

拝殿の中から眺める紅葉は、建物がフレームになり、まるで絵画のようです。

最寄駅からバスで25分ということで、アクセスのよい京都の嵐山や東山の紅葉名所に比べると混雑具合ははるかにマシです。ニュースで見ると3連休の嵐山などは通勤ラッシュのような混雑ぶりでしたからね。

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