北海道とくに
札幌の新型コロナの勢いはなかなか衰えません。まだ医療もひっ迫した状態のようです。
それでも
7・8月には札幌でも東京オリンピックが行われる予定です。
8月の
東京は暑いという最初からわかっている理由で、
マラソンと競歩が札幌の大通公園周辺で実施されることに決まったのは、コロナ感染が始まる前の2019年秋でした。本来
マラソンはオリンピックの花形種目であり、それをあっさり
東京以外に持って行ったあたりから
東京オリンピックにはケチがつき始めていたのかもしれません。

ちなみに
男女サッカーも1次ラウンドが札幌ドームで行われ、女子は日本チームの試合も予定されています。
札幌で
オリンピックの競技が行われると、
ほかの地方でも札幌の警備などに多くの要員を取られるため、離れた地域のイベントもできないという話がありました。世論には
オリンピック延期という声もありますが、さらに1年延期にされると
来夏コロナ禍が収まっていてもマラソン会場の大通公園や地方のイベントができない可能性があります。
マラソンの代替都市として札幌が引き受けた背景には、市長や知事の
政府との関係や将来の
札幌オリンピック誘致への布石という思惑があったのかもしれません。とはいえ、
札幌市民には何の関係もなかった
東京オリンピック。ウィルス感染など想像もつきませんでしたが、当時
市民の反対も多かった中での
札幌市の判断は改めて誤りだったということになるのでしょうね・・
【追記】
ブログをアップ後に、
北海道新聞が4月に行った世論調査で、
札幌市の2030年冬季オリンピック招致について、
「賛成」「どちらかといえば賛成」48%、
「反対」「どちらかといえば反対」50%という記事が出ていました。正直、もっと反対が多いと思っていましたが、これだとコロナが収まれば圧倒的に賛成多数になりそうです。これだけIOCや組織委員会、政府が傍若無人な言動を繰り返しても支持する人は多いということですね。私は今回の一連の五輪関係者の言動で完全にオリンピック競技への関心が消えました。
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