町の崖に敏感になった…

ブラタモリを見るようになって、それまでまったく気にもしていなかった町の風景が気になるようになりました。

そのひとつは町の中のです。
以前のブラタモリ小樽編で紹介されていましたが、小樽には町の中に不自然な切り立った崖があります。これは昔の海岸の痕跡で、崖下は埋立地だそうです。それを知ったあとに小樽へ行ったときに観光客の多い堺町にある崖をまじまじと眺めて写真を撮りました。
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そして函館にも同じような崖がありました。下の写真の後ろに見えるのが函館山で手前に崖があります。下の写真は末広町の市電通りから撮った写真です。
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函館のこの崖についてはブラタモリでやっていたわけでなく、また自分で調べたわけでもありません。ただ小樽の崖を思い出して、海が近いのでこの崖もかつての海岸の跡だったのではないかと思いながら写真を撮りました。
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ブラタモリを見ると、このような町の中の崖にも敏感になり、町歩きの幅が少し広くなりました。

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北海道開拓の村

前回紹介した北海道博物館のすぐ近くにある「北海道開拓の村」は、54haの広大な敷地に52棟の開拓時代の歴史的建造物が移築・再現されています。
ところで、前回北海道百年記念塔のことについて触れたところ、老朽化のため取り壊されることが決まったという情報を寄せて頂きましたが、この北海道開拓の村の建物も改修が必要なものが多くあるようです。

さて下の写真は明治に焼失した「旧開拓使札幌本庁舎」です。内部はビジターセンターになっています。
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旧小川家酪農畜舎」です。アメリカから取り寄せた設計図を参考に建築したもので、19世紀のアメリカで発達したバルーンフレーム構造です。サイロはのちに厚別の農家より移築されたものです。札幌軟石で造られているあたりに北海道らしさを感じます。
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小樽沿岸を中心に鰊建網を経営した「旧青山家漁家住宅」は「マッサン」のロケ地として使用されたことでも知られる貴重な建物です。建物の外も漁村らしい風景を再現しています。
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旧札幌警察署南一条巡査派出所」には当時の衣装を着た「お巡りさん」が常駐しており、道案内や写真撮影に応じてくれます。
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広い敷地の中を鉄道馬車が走っています。どさんこが一生懸命に引いています。
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北海道博物館と併せて見学すると半日はかかるでしょう。ただ同じ野幌森林公園の中ですし、お得なセット券もあります。せっかくなら両方とも訪れるのがいいと思います。

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どう見ても石造りなのに…

小樽運河の倉庫群は、何造りかと尋ねられると、普通は石造りと答えますよね。
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しかし、実は建築法的には「木造なのだそうです。どうして?と思いますが、それは中を見ればわかります。

下の写真は石造りに見える倉庫の内部です。確かに中は壁から天井まで見事に木造ですね。一般的には「木骨石造」と呼ばれますが、あくまで法律上は「木造」のカテゴリーになるそうです。
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倉庫を造るときに、まず木で骨組みを造ります。その方が形も作りやすいそうです。
小樽がかつて海運で栄えていた頃に使われていた倉庫は、今では様々な店舗に再利用されています。店内に入る機会があれば、ぜひ内部の木造の様子もご覧ください。


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安住アナの影響か!?

小樽はかつては流通の拠点で、たくさんの物資が保管された倉庫が今も小樽運河周辺に残っています。そして役割を終えた倉庫は新たに様々な施設や店舗として再利用されています。
そんな中にこのブログで前回・前々回と続けて紹介したライバルの六花亭北菓楼の店舗が並んでいます。
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ところでだいぶ以前の話ですが、テレビ番組で北海道出身のTBSの安住アナ北菓楼を「ほっかろう」と読んで大泉洋さんに「北海道を捨てた男」と罵られるという場面がありました。(正しくは「きたかろう」です)
その放映1年後に小樽に行ったときの北菓楼の写真が下です。北菓楼という文字が新たに壁面に大きく掲げられています。
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そして注目すべきはわざわざ「きたかろう」とふりがなが付けられたことです。
X7 2014 (365)

私は六花亭をライバル視する北菓楼が、全国ネットで名前を読み間違えられたことが、このふりがなの付いた看板に影響したように思えてなりません。


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マオイの丘からの風景

前回紹介した道の駅マオイの丘」のシンボルは三角屋根の展望台です。
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石狩平野から馬追丘陵までぐる~っと360度見渡せます。でも意外と展望台まで上がる人は少ない感じでした。
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ちなみに訪れたときは、すぐ目の前で新しい道路を作っていました。調べてみると道央圏連絡道路という千歳小樽を結ぶ道路で、段階的に開通していくみたいです。そして写真の出入口は長沼ランプのようです。
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開通すればこの道の駅もさらに人が集まるでしょうね。
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いずれにせよ、ここへ来たならぜひ展望台まで上がって景色を見てください。



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手宮公園展望所

小樽手宮公園の中にある手宮緑化植物園展望所小樽港を眺めるビューポイントになっています。
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ただ残念なことに夏の朝はかなりの逆光となります。
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訪れたときはアジサイが満開でした。
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同じ敷地内には陸上競技場があります。最初、間違ってこちらに行ってしまい、散歩していた方に聞いてこの緑化植物園の方へ着きました。初めての場合少し迷うかもしれません。
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小樽の市街地から車で10分くらいです。祝津方面に行く前に少し寄り道してはいかがでしょうか。



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運河横のここは初めて

小樽運河のいつも人の多い交差点に古めかしいがあります。
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出抜小路という商業施設ののシンボルタワーです。昔小樽入船町にあった望楼火の見やぐら」を模したもだそうです。
以前からあることはわかっていましたが、入店者のみ上がれるのだろうと思っていました。しかし今回初めて誰でも上がれるということがわかり上がってみました。
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そんなに高くはないので絶景とまではいかないまでも、見慣れた小樽運河の風景を俯瞰で眺めることができました。
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私と同じように思っている方はぜひ一度上がってみてください。


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冬の運河も見てみたい

もう小樽運河を写真に撮るのは何度目でしょうか。
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小樽フェリー埠頭があるので宿泊する機会が多く、泊まる度、せっかくなので運河の方を散歩しようということになり、写真に収めることにもなるわけです。
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ただ私が小樽に行くのはおもに夏で、真冬には行ったことがありません。運河周辺でも冬のイベントをしているとのことですので、一度冬に行ってみたいなとは思います。
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上の写真は唯一3月末に訪れたときのものですが、雪こそ少し残っていたものの冬の雰囲気はありませんでした...



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回転寿し「和楽」

回転寿し和楽小樽店へ行きました。場所は小樽の一番観光客の多い堺町です。もちろんかなり混んでました。前回紹介した網走回転寿しとは違います。
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500円割引券を持っていたという理由で、いくつかある回転寿しのお店の中でもこの和楽へ行きました。
店内の増毛産の表示につられてタコを注文
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左がたこの握りで右がたこわさび軍艦です。コリコリした食感がおいしかったです。
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混んでいたためか品切れになっているネタもあって、贅沢してタラバを注文したらズワイガニとの相盛りになりました。
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ちなみに道路をはさんだ向かいに回転寿しとっぴーがあります。倒産してここのお店も閉店していましたが、このとき見るとやっていました。また再開したのでしょうか。
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とにかく小樽のこの辺りは外国人観光客が増えすぎてゆっくり飲食をするのは難しいです。


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最北ヴォーリズ建築

北見市にあるピアソン記念館です。
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大正3年に建てられたアメリカ人宣教師ピアソン夫妻の私邸を記念館として復元したものです。
一階の床板などは新しくしたものの、ほとんどは当時のままで、場所もそのままだそうです。
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ただ当時はこのあたり一帯が敷地だったそうですが、現在は周りは公園として残されているものの規模は大幅に小さくなっているとのことです。
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以前から北見で最も古い洋館ということはわかってはいましたが設計者は不明でした。
ここの館長さんの話では、たまたま訪れた人により「この建物はあのヴォーリズの設計ではないか」という指摘があり、1995年に「最北のヴォーリズ建築」として確認されました。その結果、北海道遺産にも指定されています。
2.2016.S120 (1151)

ヴォーリズ建築は関西にはかなり残っています。私の家の近くでは関西学院大学大阪大丸心斎橋店などがあります。下の写真は大阪高槻市にある大阪医大別館です。国の登録有形文化財です。
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北海道でも函館小樽ではモダンな洋館は見かけますが、この北見での洋館は確かに貴重ですね。
モダン建築に関心のある方は必見の建物です。



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