井伊家発祥の地

昨日のNHK大河ドラマどうする家康」で、のちに「徳川四天王」の1人になる井伊直政徳川家康の側近に取り立てられる場面がありました。井伊家はここから幕末まで徳川に300年間も仕え続けました。そしてドラマ本編後の紀行コーナーでは井伊家ゆかりの場所が紹介されました。私も訪れた場所ばかりでしたので、今日のブログに載せます。

井伊家のルーツは静岡西部です。菩提寺は浜名湖の北にある龍潭寺です。6年前に大河ドラマおんな城主直虎」の舞台になって有名になりました。
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龍潭寺の庭は清水寺や南禅寺などの庭を手掛けた小堀遠州の作で、江戸時代初期に築かれました。縁側には座布団や椅子が置かれてあり、ゆっくりと庭を眺めることができます。
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井伊家は1010年に井伊谷の八幡宮神主が御手洗の井戸の横で男児(井伊共保)を見つけたことから始まったといわれています。そしてその井伊家発祥とされる井戸龍潭寺のすぐ近くにあります。
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この井戸は「おんな城主直虎」でも井伊家の人々の心の拠り所としてよく出てきました。ドラマでは山の中でしたが、実際は田んぼの真ん中にありました。
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そして井伊家の居城だった井伊谷城跡にも行きました。やはり浜名湖の北にあります。
城跡まで歩いて15~20分くらいの山道ですが、下の写真のように整備されています。少々急ですが迷うことはありません。
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城跡に着くと本丸跡の広場と展望台があります。
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目の前を木々が茂っているので眺望は抜群とはいきませんでしたが、当時は見通しが良く、周辺の状況がよく見えたと思います。
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昨日の紀行コーナーでは、以上の井伊家ゆかりの場所を井伊直政役の板垣李光人さんが訪ねていました。ちなみに「おんな城主直虎」では井伊直政菅田将暉さんが演じていました。実際に美形の武将だったようです。

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大河ドラマに少し登場

大河ドラマ鎌倉殿の13人」 は伊豆や鎌倉が舞台なので関西はあまり関係ないと思って見ていましたが、平清盛を討つべく挙兵した源頼政のくだりで少し宇治平等院が出てきました。下の写真は十円玉のデザインで知られる国宝の鳳凰堂です。
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この平等院の片隅に扇の芝という一角があります。ここがその源頼政が平家軍に攻められ自害したと伝わる場所です。扇の芝という名の由来は、源頼政が自害する時に扇を広げながら「南無阿弥陀仏」と唱えたことによるとされています。観音堂の陰になっていて知らないと通り過ぎてしまうような場所にあります。
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そして平等院には源頼政の墓もあります。
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写真は2年前に平等院に訪れたときに撮ったものですが、今回大河ドラマ源頼政が取り上げられて「そういえば写真を撮ったなあ」と思い出して記事にしました。
考えてみるとこれから大河ドラマで描かれるであろう源平合戦は神戸から瀬戸内が舞台なので、平家滅亡までは私もよく知る場所が出てくるかもしれません。これからも興味深く視聴します。


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頑張れ亀岡!ダイコクバーガー

明智光秀が丹波攻めの拠点にした亀山城の近くにある「京都ダイコクバーガー」に行きました。
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2年連続でバーガーグランプリに輝いたこともあり、人気のバーガーショップです。
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定番のダイコクバーガーを注文しました。ビーフの味がしかっりしているのが印象です。単品で400円です。マクドナルドなどと比べると少し高いですが、近くに店があるなら間違いなくこちらを選びますね。
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亀岡市というと京都の中心部から離れていて、観光で多くの人が訪れる場所ではないです。それだけに市や観光協会は大河ドラマ麒麟がくる」で明智光秀ゆかりの地として紹介されることを期待していましたが、残念ながら紀行コーナーでは最後までスルーでした・・

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水攻めのち猛ダッシュ!

大河ドラマ麒麟がくる」もいよいよ大詰めです。
明智光秀本能寺織田信長を討ったとき、羽柴(豊臣)秀吉は現在の岡山市北区高松にある高松城を攻略中でした。

香川の高松城と区別するため、岡山の高松城備中高松城と呼ばれることが多いです。現在は公園になっていて、城の痕跡はほとんど残っていません。
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この城は羽柴秀吉水攻めの城として有名です。高松城址資料館(上の写真の白い蔵の建物)へ行くとそのときの様子がわかります。
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石垣は築かれず土塁によって築城され、周囲は低湿地帯で天然の堀になっていました。
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築城年代は不明ですが、秀吉が攻めていたときの城主は清水宗治でした。
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低湿地帯の中にあるため攻めあぐねていた秀吉軍でしたが、黒田官兵衛の案で周囲に堤防を築き水攻めに転じ成功しました。
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この戦いの最中に本能寺織田信長明智光秀に討たれたという情報が入ります。秀吉はそれを伏せたまま毛利方と和睦を結び、城主清水宗治の切腹を見届けた後、明智光秀を討つために急いで軍を引き返しました。ここから京都まで10日で戻ったという伝説の「中国大返し」がこの場所からスタートしたわけです。


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包囲するは豪華顔ぶれ!

兵庫県三木市三木城跡に行きました。1492年に築城されましたが、今は建物は何も残っていません。
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この三木城が有名なのは城主・別所長治(下の写真)と豊臣秀吉との戦い「三木合戦」です。

中国地方の毛利氏を征するためにこの地が必要だった織田信長は、豊臣秀吉に命じて三木城の攻略にかかります。
長期戦を覚悟して籠城した別所長治に対して、秀吉は城への補給路を断ちました。2年近く経過すると、城内の兵糧は尽き、籠城していた人々は軍馬や牛、城内に生える草木の根にいたるまで食べつくし、餓死者が多く出ました。世にいう「三木の干し殺し」です。
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結局、別所長治は残された者の助命と引き換えに切腹し、凄惨な戦いは終わりました。
天守があったと伝わる小高い場所には「今はただうらみもあらじ諸人のいのちにかはる我身とおもへば」という別所長治の辞世の句が刻まれた碑が立っています。
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二の丸跡には「みき歴史資料館」があります。
館内は、6つの時代に分けて、三木の歴史や歴史資料を分かりやすく紹介しています。
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その中に、三木城や三木合戦に関するコーナーがあり、法界寺に現存している「三木合戦軍図」の複製掛け軸は必見です。
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戦国時代のドラマでも「三木合戦」が描かれることがよくあります。三木城を包囲した面々大河ドラマでお馴染みの豊臣秀吉を筆頭に黒田官兵衛・竹中半兵衛や今回の大河ドラマ麒麟がくる」でお馴染みの明智光秀・細川藤孝などそうそうたる顔ぶれでしたので、一度行ってみたいとは思っていました。
三木城跡とそれを取り囲む食糧補給路を断つために築かれた付城や土塁の遺跡群が戦国期の合戦の過程や全容を把握する上で重要な史跡だとして、平成25年に国の史跡に指定されました。マニアックな歴史ファンは三木城だけでなく山中に残された付城や土塁の跡も辿るそうです。


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石垣の斜め線&転用石に注目

前回紹介した福知山城ですが、訪れるときにぜひ見ていただきたいポイントがいくつかあります。
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まずは昇龍橋です。きれいな曲線を描く橋です。この橋を渡らずに天守へ行く経路もありますので、ぜひ渡っておきたいところです。
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歴史的な価値のある橋ではないようですが、形が美しいので写真映えする橋です。
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廃城令で破壊を免れた銅門番所は大正5年に二の丸から天守台に移築されました。福知山城で唯一の現存建造物です。訪れたときはここでお茶会が催されていました
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豊磐(とよいわ)の井」は深さ50mあり、城郭内湛水井としては日本一の深さです。天守入り口前にあります。ここが海抜30mですので深さ50mの凄さがわかります。
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石垣をよく見ると斜めの線が入っているのがわかりますでしょうか。これは石垣が増築されたことを物語っています。
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右が明智光秀時代の石垣で、左が江戸時代に増築された部分だそうです。知らなければおそらくスルーでしょう。
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この城の石垣には「転用石」が多く使われているのも特徴です。「転用石」とは、もともと供養塔墓石、石仏などだった石造品が石垣に利用されたものです。石垣のあちこちに使われています。
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再建工事の時に300以上の転用石が出土し、城の前に並べられていました。よく織田信長が石仏などを石垣に使うことを非道とする向きがありますが、明智光秀もやっています。当時は急ぐ築城の際は行われていたようです。ただ福知山城はその転用石が多いことでも知られています。
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大河ドラマ麒麟がくる」の主人公・明智光秀ゆかりの福知山城は、歴史的価値もあり、続日本の100名城にも選ばれました。城だけでなく周辺にも見どころの多い町です。


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麒麟で登場!2つの二条城

京都の人気観光地でもある二条城です。徳川家康が築いた城大政奉還が行われた場所としても有名です。

正門の東大手門1662年建築重要文化財です。
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唐門二の丸御殿の正門で、2013年の修復工事で豪華絢爛な姿がよみがえりました。これも重要文化財です。
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そして国宝二の丸御殿です。二条城の紹介で出てくるのはこの構図ですね。
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二の丸庭園はどの角度から見ても鑑賞できるよう設計されています。
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天守跡からの景色です。かつては伏見城から移築された五重六階の天守がありましたが、1750年に焼失し、その後復元はされていません。
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この有名な二条城が建つ以前に別の二条城が離れた場所にありました旧二条城といわれます。NHK大河ドラマ麒麟がくる」で登場して注目されましたが、織田信長が足利将軍のために築いた城でした。
長い間その存在は伝説の域を出ませんでしたが、市営地下鉄の工事中に遺構が発掘され存在が確認されました。場所は現在の二条城よりも東で、一部は京都御苑の敷地にもかかっています。石垣には石仏墓石も使われ、その一部が今の二条城の敷地内に積まれています。端の方にひっそりとありますので多く人は気づきません。
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天守がないのでお城の感じがしませんが、東南隅櫓はお城の雰囲気を出しています。これは外から見ることができます。
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入場料は1030円です。私は御殿には2度入りましたので、庭園のみの620円で入場しました。ただ初めて行かれるのであれば、御殿内も大広間・黒書院や障壁画などの見どころが多いので、ぜひ国宝の二の丸御殿の内部も見学してください。


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明智光秀は名君

いよいよ中断されていた大河ドラマ麒麟がくる」の放送が30日から再開されます。
ということで今回は明智光秀ゆかりの神社のご紹介です。京都府福知山市にある御霊神社です。
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明智光秀織田信長の命で丹波を平定し、治水事業や税金免除などの善政で、地元では名君として親しまれ、このあたりを「福智山(現在は福知山)」と名付けたことでも知られています。
ちなみに神社の前にある自販機はお金を入れると「敵は本能寺にあり~!」と叫びます。
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御霊信仰」は冤罪などで非業の死を遂げた人の祟りを鎮めるもので、まさしくこの神社は明智光秀を祀ってます。
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社殿のいたるところに明智の桔梗の紋を見ることができます。
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私がこの神社に行ったのは大河ドラマが始まる前でしたのでひっそりしていました。
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明智光秀が治水対策をしていたことからもわかるように、このあたりはたびたび水害被害がある地域です。神社の前にも水害に遭ったときの水位を記してありました。
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参拝者用の無料駐車場はありますが5台程度しかありません。近くにはコインパーキングはありますが、もしかすると大河ドラマ放映中の今は特設駐車場があるかもしれません。




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井伊谷城跡へ

前回に紹介した井伊家ゆかりの龍潭寺から井伊谷城跡に行きました。
井伊氏が築いた山城でやはり大河ドラマおんな城主直虎」で有名になりました。
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専用の駐車場はなく、登り口近くにある「浜松市地域遺産センター」に駐車しました。
たまたまこの施設で、井伊家の歴史資料や大河ドラマの小道具などを展示していたので見学し、念のため駐車場を確認すると「図書館や研修センターも隣接していますがここに止めてもらった方がいいです」とのことでした。
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城跡まで徒歩で15~20分くらいの山道ですが下の写真のように整備されています。おそらく大河ドラマに合わせてきれいにしたように思います。少々急ですが迷うことはありません。
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城跡に着くと本丸跡の広場と展望台があります。
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ここも大河ドラマ放映時は多くの人が来たようですが、このときは地元の中学生数人が遊んでいるだけでした。
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目の前を木々が茂っているので眺望は抜群とまではいきませんでしたが、当時の井伊家の人々の見た風景を想像し思いを馳せることができました。


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井伊氏ゆかりの寺

浜松にある龍潭寺です。静岡県浜名湖の北にあります。
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井伊家ゆかりの寺なのですが誰もが知る有名なお寺ではありません。しかし一昨年大河ドラマおんな城主直虎」の舞台になって一気に有名になりました。かく言う私もドラマで知り訪ねました。
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庭園は有名な小堀遠州作で、江戸時代初期に築かれました。
縁側には座布団や椅子が置かれてあり、ゆっくりと庭を眺めることができます。ただ大河ドラマ放映時はとんでもない人数の人がやってきて立錐の余地もなかったらしいです。
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ちなみに井伊家は1010年井伊谷の八幡宮神主が御手洗の井戸の傍らに男児(井伊共保)を見つけたことから始まったといわれています。そしてその井戸が龍潭寺のすぐ近くにあります。
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この井戸は大河ドラマでもは井伊家の人々の心の拠り所としてよく出てきました。ドラマでは山の中でしたが、実際は田んぼの真ん中にありました。
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大河ドラマが終わって時間も経ちましたので人も少なく落ち着いた雰囲気でした。


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