北海道胆振東部地震からほぼ1週間がたちました。停電はほぼ復旧したものの今度はかなりの節電をしないといけない不便な生活が続いると伝わっています。
ところで地震が起こったのは6日未明でした。その日は鉄道も飛行機も止まりましたが、そんな中
ほぼ通常運行した交通機関がありました。それは
フェリーです。
まず
太平洋フェリー。苫小牧と
名古屋・
仙台を結んでいます。
苫小牧西港のフェリーターミナルの安全確保はすぐに確認され、地震当日夜に出航しました。

そして
新日本海フェリー。小樽や苫小牧と
舞鶴・
敦賀などを結んでいます。

こちらも
小樽港・苫小牧東港から出航しました。
驚くべきことに、
苫小牧東港の場所は被害の大きい厚真にあり、全道停電の原因になった
苫東厚真火力発電所のすぐ目の前にあります。にも関わらず安全が確認されフェリーは出ました。

地震当日は交通はマヒしましたので、
道外へ出たい旅行者はフェリーが出ると知ってそちらに向かった人も多かったようです。いつもなら
この時期のフェリーはガラガラですが、空席状況を確認すると
昼には一気に満員になっていました。
フェリーターミナルでも小樽や函館ならともかく、震源近くの
苫小牧や厚真のフェリーターミナルが地震当日から機能したというのが驚きです。これで助かった人も多かったと思います。
(写真はすべて自分が旅行したときのそれぞれのターミナルの写真で地震後のものではありません)
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