涼しければ行く・・

京都八坂神社は、疫病退散を祈願する祇園信仰の総本社です。
コロナ禍で再注目されていましたが、残念ながらこの八坂神社の祇園祭は2年間中止されました。そして今年3年ぶりに行われています。今日は前祭クライマックスの山鉾巡行です。
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八坂神社の本殿は江戸時代前期に焼失したあと、徳川家綱によって承応3年(1654年)に再建されました。2年前に国宝に指定されました。
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偉そうに祇園祭のことを書きましたが、私は祭りには行ったことがありません。なので山や鉾の写真もありません・・
この時期の京都の蒸し暑さは半端なく、そして祇園祭となると大勢の人が来るので、つい冷房の効いた部屋で中継を見る方を選択してしまいます・・

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去年よりはクリスマスらしい

いよいよクリスマスですね。去年に比べると今年は少しクリスマスらしさが戻ってきました。私は毎年この時期に買い物のついでに大阪・梅田のクリスマスツリーを見るのが恒例です。
梅田のツリーの中でもちゃやまちアブローズタワーグランフロント大阪の2カ所のツリーはここ数年続けて見ています。

まずはちゃやまちアブローズタワーのツリーです。高さは約10mあります。
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ちなみに昨年2020年のツリー
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一昨年の2019年のツリー
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そして3年前の2018年のツリー
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4年前の2017年のツリー このように毎年変化しています。
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そしてグランフロント大阪のツリーです。

2021年のコンセプトは『Sparkling Moments(きらめく瞬間)』 ディズニープリンセスとのコラボした高さ約11m のツリーです。
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2020年は『Winter Voyage Tree』という気球をモチーフにしたクリスマスツリーでした。
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2019年は『Brilliant Tree』というタイトルの高さ8mのツリーでした。
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2018年は約2万5000個のスワロフスキークリスタルで飾られた『Sparkling Ray
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2017年は赤をテーマにした『Red Rose Blossom』 私はこの年のツリーが一番好きです。
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去年は何となく遠慮気味に撮って足早に帰りましたが、今年は比較的ゆっくりとした気分で撮りました。

ただ大阪京都でオミクロン株の市中感染が確認されました。遅かれ早かれ確認はされるとは思っていましたが、これから新年にかけて、またいろいろな制限がされ、出歩くなの風潮にならないかが心配です。


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大文字山ならぬ牛文字山

中標津町養老牛にある標高356mモアン山」です。「」の文字がはっきりと確認できます。京都には送り火で有名な通称「大文字山」がありますが、こちらは「牛文字山」ですね。
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酪農に従事する地元の方が描かれているそうですが、草はすぐに伸びるので維持するのは手間がかかると思います。
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養老牛交差点から道道150号を北に向かって走るとすぐ目に入ります。さすがに雪が積もる今の時期には文字は見えないでしょうね。

ちなみに下の写真は本家の京都左大文字です。
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新型コロナの影響で8月のお盆は文字の中のいくつかのポイントだけ点火されました。なので送り火が点在しているだけで、「大」の文字は残念ながら確認できませんでした。
「牛文字」も点火すればきれいでしょうが、果たしてこの場所に夜にどれだけの人が見に来るかです。昼間に眺めるだけで十分ですね。

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私が撮りたいブログ紅葉写真

下の紅葉写真は赤と黄色が混ざった私の好きな色合いの紅葉です。場所は滋賀日吉大社ですが、この写真だけではさすがに場所まではわかりません。
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私としてはブログに載せることを考えれば、少なくとも1枚はどこかわかるような紅葉写真を撮りたいと思っています。

例えば下の写真は間違いなく京都善峯寺の紅葉だとわかります。
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下の写真は奈良談山神社です。誰が見ても明らかではないにしても、写っている建物が重要文化財の十三重塔なので、間違いなく談山神社の紅葉です。
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でも、いくら場所がわかっても安っぽい案内板などではだめですし、何より主役の紅葉がきれいでないと意味がありません。そうなるとやはり神社やお寺ということになります。。

でも紅葉のきれいな神社仏閣は人が多すぎます。下の写真は京都永観堂です。「秋はもみじの永観堂」というキャッチコピーがあるくらいの紅葉名所です。「人出がすごかったです」というブログ写真としてはいいのですが・・
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ということで人の少なそうな場所を調べますが、SNSが普及している世の中ではなかなか穴場はありません。それでも毎年あれこれ調べては納得のいく写真を求めて早朝から出かけます。もしかするとそこまでの行為で、すでに紅葉の楽しみは始まっているのかもしれません。


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尼崎・大覚寺と奈良・唐招提寺の関係

尼崎の寺町というエリアに大覚寺という小さなお寺があります。有名な京都の大覚寺とは別の寺院です。
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小さくとも歴史は古く、聖徳太子の命で作られたと伝わっています。1300年代の絵図に当時の伽藍が描かれており、現存する尼崎最古の寺院です。
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ただ建物は明治の大火で焼失し、現在の本堂は昭和になって再建されました。
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実は私の義父母はこちらで永代供養していただいています。律宗である大覚寺では毎月21日の「弘法大師忌の日」に下の写真の本堂に入って永代供養されている位牌を拝むことができます。今月は21日がちょうど日曜日でしたのでお参りしてきました。
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ところで、こちらの檀家であった義母の葬儀のときもこの寺のご住職にお経をあげていただきました。その折、葬儀社の方がしきりに「偉いご住職ですから」と異口同音におっしゃっていて、「尼崎の大覚寺のご住職じゃないの?」と思いつつ気になって調べてみると、このご住職はあの有名な奈良唐招提寺の長老の岡本住職とわかりびっくり!
唐招提寺は律宗の総本山なので、同じ宗派の尼崎大覚寺のご住職が唐招提寺第89世長老に就任し、大覚寺住職と兼務されているようです。
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奈良唐招提寺と言えば、鑑真が創建した寺院で、教科書にも出てくる有名な寺院です。私もこれまでに2度ほど訪れたことがあります。南大門を入ると正面に金堂があり、中には本尊・盧舎那仏座像と、両横に薬師如来立像十一面千手観世音菩薩が配されています。建物・仏像ともにすべて国宝です。
尼崎のお寺の住職とはいえ、世界遺産の唐招提寺の長老が義母の参列者十数人ほどの葬儀にも来てお経をあげてくださったのですね。
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この唐招提寺の長老が尼崎の方だと聞いて親近感を感じたのでした。


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花と彫刻展

私の知人の松原一彦氏は芸術家です。造形が専門で、作品展にもときどき寄せて頂いています。

現在、松原氏の所属する大阪彫刻家会議主催の「花と彫刻展」が大阪靭(うつぼ)公園で開催中です。ここ何年かこの公園で作品展が開かれ、私が訪れるのも今年で3回目です。
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開催中、公園内のあちこちに作品が置かれています。下の写真は「BUTSUKARI」というタイトルの作品です。
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下の写真が知人の松原氏の作品の「枝豆」です。ご本人の話では下の大きなまるいのが1粒の豆を表していて、黒豆がモデルだそうです。
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ちなみに松原氏の作品はご本人のブログに掲載されています。(「松原一彦造形作品」☜よろしければクリックしてみてください)
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つい目を止めたのは下の注射器の作品でした。タイトルは「2回目」です。なかなかタイムリーです。
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なお靭公園花の公園として市民に親しまれています。2006年に大阪世界バラ会議の会場となり、そのときに靭公園バラ園優秀庭園賞を受賞しました。私が訪れたときも秋バラがきれいでした。
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公園の中央には下の写真のような人形があります。これは「花と彫刻展」の作品ではなく、常に設置してあるものです。知らずに夜歩いていて出くわすとドキッとするでしょうね。
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今回公園を歩いていて初めて碑に気がついたのですが、この辺りが大塩平八郎が自害した場所なのですね。京都ほどではないですが、大阪も歴史的な場所であることを記した碑が街の中にたくさんあります。
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大阪のビジネス街にありながら、東西800m・南北150mという大きな公園です。
花と彫刻展」は11月7日まで開催中です。

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京都桜散策②~哲学の道~

満開になった京都の桜見物に蹴上インクラインから南禅寺を通り、そこから「哲学の道」にやって来ました。
人出は前回紹介した蹴上インクラインほどではなかったものの、平日の午前8~9時台にしては多かったです。
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哲学の道」は南の熊野若王子神社と北の銀閣寺あたりををつなぐ疏水に沿った約1.5kmの散策路です。京都の哲学者の西田幾太郎らが思索にふけりながら歩んだことから、その名前が付いたといわれています。
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道沿いには日本画家の橋本関雪によって寄贈された桜が並んでおり、ここも京都で有名な桜スポットになっています。
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沿道には大小の寺社や変わった外観のお店なども多く並んでいて距離を感じずに歩けます。
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こうして哲学の道を終点まで歩きましたが、このあと今度は哲学の道より1本西の白川通を歩いて南下して平安神宮などのある岡崎エリアを目指しました。


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京都桜散策①~蹴上エリア~

京都桜満開の便りが届き、洛東エリアに行ってきました。降りた駅は地下鉄蹴上駅(けあげ)です。

明治時代、琵琶湖の水を京都へ引くために作られたのが琵琶湖疏水で、その運河の36mの高低差を船を運搬するために傾斜鉄道(蹴上インクライン)が敷かれました。昭和23年に廃線になりましたが、現在も軌道跡は保存され、京都市文化財に指定されています。
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その後、廃線跡にはソメイヨシノやヤマザクラが植えられ、京都屈指の桜の名所になっています。
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有名な桜の名所だけあって、訪れた日は平日のしかも朝7時半でしたが、下の写真のような人出でした。
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そして、この蹴上インクラインから歩いて5分の場所にあるのが南禅寺です。大きな三門石川五右衛門の「絶景かな、絶景かな~」という台詞で有名です。
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南禅寺の境内には疏水が流れるレンガ作りの水路閣があります。なかなか風情があります。
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サスペンスドラマでもよく使われていました。呼び出されたヒロインが柱の陰から出てきた意外な犯人に襲われるというような・・
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南禅寺よりも紅葉が有名ですが、今回は蹴上から哲学の道へ向かう通り道でしたので寄りました。
ということで、このあと哲学の道に向かって歩きました。


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疫病退散の神様でもあった!?

京都北野天満宮です。947年に創建された全国の天満宮の総本社です。学問の神様菅原道真を祀る神社として有名です。(私も大学受験のときにここに参拝に来ました)
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その境内にはたくさんの見どころがあります。
普通に参拝すると気づかない駐車場の奥に太閤井戸があります。豊臣秀吉が北野大茶会で水を汲んだと伝わる井戸です。
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境内にはたくさんの「牛像」があります。これは菅原道真が丑年生まれで、墓所を決めたのも牛であったなど牛に関わる伝説が多く伝わります。年末には大きな牛が「参拝」に訪れたニュースが流れていました。丑年の今年はお参りに来る人も多いと思います。
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本殿前の三光門は重要文化財です。
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国宝である本殿豊臣秀頼が造営したもので、絢爛豪華な桃山建築です。
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そしてぜひとも見ておきたいのは「御土居(おどい)」です。
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御土居」は豊臣秀吉によって造られた土塁で、京をぐるっと取り囲んで防御しました。現在はほとんど残っていませんが、ここ北野天満宮など数カ所にその一部が残っています。
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北野天満宮ではお正月の縁起物として「大福梅(おおふくうめ)」が授与されます。平安時代の疫病流行の折に村上天皇がお茶に入れて飲み、病いが治ったことから、元旦のお茶に入れて飲むと無病息災に効くとされています。今年は授与日程が年内に前倒しされ、郵送受付も含め1袋6粒入り700円大福梅3万袋があっという間に完売となりました。コロナウィルス退散を皆が願う今年は「学問の神様」以上に「疫病退散の神様」で参拝客が増えそうな北野天満宮です。


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光秀最期の城は娘の嫁ぎ先

京都長岡京市にある勝龍寺城公園です。昨年11月にリニューアルされました。
勝龍寺城の歴史は古く、1339年足利尊氏の命により細川頼春によって築城されました。
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ただ、この城が有名なのは、明智光秀の娘・玉(ガラシャ)細川忠興に嫁ぎ、2年間新婚生活を過ごしたからでしょうね。
夫婦の銅像は撮影スポットですが、銅像は北向きなので昼間は逆光です。
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なので、背中から撮るときれいに写るのです‥
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発掘調査で石垣で補強された土塁と北東隅櫓があり、櫓に上がる階段があったことがわかっています。現在は櫓風の小屋があります。
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そして土塁の上から公園を見た風景です。正面は櫓を模した管理棟です。
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管理棟の2階は歴史展示コーナー、1階は休憩室になっています。とくに紅葉の名所ではありませんが鮮やかでした。
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今ではガラシャは勝龍寺城公園の広告塔で、毎年11月に玉の輿入れ行列の再現などによる「長岡京ガラシャ祭」がこの公園を中心に盛大に行われます。
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勝龍寺公園の北200mほどの場所にも高さ6mの土塁と空堀跡が残っており、小さな公園になっています。
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明智光秀本能寺の変前後にこの城に入りましたが、豊臣秀吉との山崎合戦に敗れ、細川氏の援護も得られず、自身の坂本城に向かってここを出た直後に命を落とすことになります。「麒麟がくる」で、明智光秀細川藤孝(娘の義父)と親しげにしている場面を見るたびに「最後は背を向けられるのになあ」と思ってしまいます・・


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