同じ風景で比べてみた

一眼レフカメラ風景写真を撮影する者にとって広角レンズは必須アイテムです。

私は2台のキヤノンのカメラを持っており、それぞれに広角レンズを持っています。
KissX7には10-22mmEOS6Dには17-40mmです。この2台のカメラはAPS-Cフルサイズという違いがあり、カメラ本体もレンズもEOS6Dの方が高価です。

ただその写りは、撮影する私の技術不足もあって、なかなか明確な差が出ません。
北海道旅行にはどちらか1本を持っていくので、昨夏も迷いました。

秋に大阪城公園に紅葉の撮影にX7を持参したので、春に6Dで撮影した写真と比較してみました。

KissX7&10-22mm(画面の周辺が暗くなる傾向があります)
1042h.jpg

EOS6D&17-40mm(青色がより自然な感じがします)
1013o_20131130141840b37.jpg

KissX7&10-22mm
1033g_20131201172410ca2.jpg

EOS6D&17-40mm
1030z_2013120117273490b.jpg

撮影した季節が違うので何とも言えませんが、こうして並べると6D&17-40mmの方がやや好みか・・

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とにかくいいのが欲しい心理

デジカメとひとことで言っても、安い数千円のコンデジから何十万円もする一眼レフまでピンキリです。

同時期で比べるなら、値段が高いほど高性能なカメラだとはいえますが、それと現実の写真は値段の差ほどの違いが必ずしもあるとはいえません。

例えば、ブログに掲載するか、印刷するとしてもL版程度というなら、スマホも含めてそれほど差はありません。
あえて言うなら、メーカーや機種独自の発色の違いによって好みの差はあるかもしれません。

実際に私が所有している(いた)カメラで撮影した同じような風景の写真で比べてみてください。
参考のため機種名のあとに画素数・発売時期・発売当初の価格を載せておきます。

パナソニックコンパクトデジタルカメラ DMC-FX37(1010万画素 2008年8月発売 発売時価格3万円) 
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パナソニックコンパクトデジタルカメラ DMC-ZX1(1210万画素 2009年8月発売 発売時価格3.7万円)
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パナソニックコンパクトデジタルカメラ DMC-TZ20(1410万画素 2011年2月発売 発売時価格4.6万円)
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キヤノンコンパクトデジタルカメラ PowerShoto S110(1210万画素 2013年4月発売 発売時価格7.2万円)
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キヤノン・APS-C一眼レフ EOS Kiss X7(1800万画素 2012年10月発売 発売時価格4.2万円)
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キヤノンフルサイズ一眼レフ EOS 6D(2020万画素 2012年11月発売 発売時価格17.8万円)
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あまり大きな差はないと思いませんか。

やはり、「設定をカメラまかせにしないで撮影」し、「パソコンで補正や加工」し、「大きく印刷する」ことで値段にあった差は実感できるのだと思います。

ただ「どうせ買うならいいもの」という買う側の心理を企業や販売店がうまく利用しているのかもしれません。

よく関西では、その機器に詳しくない人が買うとき「とりあえず、いっちゃん(一番)ええやつちょうだい」という光景を見かけますから。

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北海道、とうちゃこ~

今年も北海道へやってきました。
これで21回目の訪問になります。

今夜は小樽に宿泊です。

小樽運河(写真は今回のものではありません)
1378l.jpg

今回は高感度のフルサイズカメラと三脚持参ですので下の写真よりもっときれいに撮れる・・はずです。
IMG_04851_20100422171015.jpg

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買う気はなかったんです

私の所有するデジタル一眼レフフルサイズキヤノン EOS6DAPS-Cキヤノン EOS60Dという2台でした。

広角は6D望遠は60Dと決めていましたが、実際に2台持ち出すのは北海道へ行くときくらいです。

また6D60Dは重さもほぼ同じため、1台だけ持ち出すなら上位機種の6Dということになるので、実質60Dの出番は少なく、もったいないなあとは思っていました。

そんな折、店頭で新発売のキヤノン EOS Kiss X7 を見てしまいました。
信じられないくらい小さくて軽い!本体の重さは370g!
一眼レフをもっていない方はそうは思わないでしょうが、一眼レフユーザーにとってはまるでコンデジのような感覚です。
1004.jpg

軽くてもミラーレス一眼にはまったく興味はありませんでしたが、X7には心を動かされ、結局は60Dを売却してX7を買いました。
しかもその軽さをフルに発揮するためにレンズキットを購入しました。(レンズはEF-S18-55mm F3.5-5.6 IS STMで205g
1003_20130526084729.jpg

これなら本気の撮影はフルサイズ6Dに上等な重いレンズ軽い街撮りはX7にキットレンズという住み分けができます。
もちろん2台を持ち出す場合も重量的な負担が軽減されました。

60Dが比較的新しかったことと中級機から入門機への買い替えということが少しひっかかりましたが、逆にそれで60Dが5万円以上で売却でき、X7レンズキットが実質1万円で手に入りました。

そもそも入門機とはいえ、60Dと比べても写真の写りには差はありません。連写やファインダー倍率、操作性、防塵防滴などの面での差です。

これから気軽な撮影にはおおいに活用していくことになるでしょう!

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過度の期待は禁物!

前回、一眼レフカメラAPS-Cからフルサイズに移行するとき同じレンズでも画角が狭くなることについてと書きました。
でももしかすると一番注意すべきことは今回の方かもしれません。

それはAPS-Cからフルサイズにステップアップしても
それほど画像は変わらない
ということです。

同じ風景をAPS-Cとフルサイズで撮影しました。

APS-C キヤノン60D(レンズ:EF-S10-22mmF3.5-4.5 USM)
1003_20130517212740.jpg

フルサイズ キヤノン6D(レンズ:EF17-40mmF4L IS USM) 
1001_20130517212740.jpg

レンズが違うので多少の違いこそありますが、この大きさの画像だと明らかな差があるようにはは見えません。

下の2枚の写真はフルサイズ機とAPS-C機で同じレンズ(キヤノンEF50mm F1.8Ⅱ)で撮っています。
区別がつきますでしょうか?
1005f_20130405140111.jpg
1003a_20130405140110.jpg

上がフルサイズ下がAPS-Cで撮影したものです。やはりこのレベルだと差はありません。

一般に言われるフルサイズのメリット
広いダイナミックレンジ(白とびや黒つぶれがしにくい)
背景のボケ味
高感度
などです。

ですからいろいろな場面設定加工で実力を発揮するのがフルサイズです。
ただ撮るだけで「うわ~劇的にきれいになった!」というような画像変化はありません。

フルサイズ機のメリットを活かしていくことが大切で、そこを理解して買わないと「こんなはずでは・・」となる単なる高いカメラです。

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フルサイズ機を買う前に・・

デジカメには、フィルムの代わりになる「撮像素子」という部分があります。

一般的なデジタル一眼レフであるAPS-Cからフルサイズへ移行すると、この撮像素子の大きさが大きくなります。
そうすると同じレンズを使用した場合でも、両方のカメラで写る範囲が変わってきます。(そもそもAPS-C専用のレンズはフルサイズでは使えませんのでそれも注意)

実際に私のキヤノン70-200mmF4というレンズで同じ焦点距離200mmで同じ場所から撮影しました。

APS-CサイズEOS60Dで200mmで撮影すると・・・
1006a.jpg

同じレンズでフルサイズの一眼レフEOS6Dで200mmで撮影すると・・・
1011q.jpg

このようにキヤノンの場合でAPS-Cフルサイズの1.6倍程度に拡大されて撮影されます。

ですから、現在APS-Cを使っている方は、何も知らずにフルサイズに替えると
えっ!小さい!

となってしまいます。

というわけで、今の私は「広角はフルサイズ」「望遠はAPS-C」という2台体制です。
1006n.jpg

フルサイズとAPS-Cで同じレンズでも写る画角が違うことは気をつけましょう。

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悩ましい2つのレンズ

たぶんキヤノンAPS-C一眼レフのユーザーで風景写真を撮っている方なら誰しも絶賛するレンズ
EF-S10-22mm F3.5-4.5 USM
という広角レンズがあります。
私もこのレンズで多くの北海道の風景を撮ってきました。
とくにこのレンズ奥行き感「青」の美しさに感動します。
1135d_20130327095329.jpg
北海道クッタラ湖レンズキヤノンEF-S10-22mm F3.5-4.5 USM カメラ:キヤノンEOS50D

このたびフルサイズ一眼レフの6Dを購入しました。残念ながらEF-S10-22mmはAPS-C機専用レンズなのでフルサイズ機の6Dでは使えません。
それを見込んであらかじめフルサイズで使える広角レンズEF17-40mm F4L IS USMを安く買っておきました。
1013o.jpg
大阪ビジネスパークレンズ:キヤノンEF-17-40mm F4 USM カメラ:キヤノンEOS6D

これまた納得のいく写りです。おそらく画像を加工し、大きなサイズにプリントするとフルサイズなりの差が出てくるだろうと思われます。
それでもこうしてこのレベルで比べてみますと、改めてEF-S10-22mmすばらしいコストパフォーマンスも実感できます。
いずれもすばらしい広角レンズです。

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一眼レフはお金がかかるなあ・・・

一眼レフはお金がかかる・・・
ある程度はわかってました。

ボディは最初に
Canon KDX(5万9800円)
を買い、2年後の最近買い足した
Canon 50D(9万9800円)

レンズは最初に
TAMRON AF18-250mm(4万4400円)
を買ったものの、手ぶれ補正が欲しくなり、1年後にこれを売って
TAMRON AF28-300mmVC(5万8900円)
を購入。さらに別に広角レンズが欲しくなり
Canon EF-S10-22mm(6万7200円)
を購入。

ボディやレンズが欲しくなるのは予想していましたし、今のところレンズ沼にもはまっていません。たぶんここまでの出費一眼レフが趣味の方の中では、平均かそれ以下ではないでしょうか。
フルサイズ機にはまっている方など大変なことではないでしょうか。
私の場合、風景写真がメインでCanonの広角レンズとの出会いがレンズ沼やフルサイズ沼にはまるのを踏みとどまらせてくれています。

ところがここからが私の予想外の出費となります。
写真をプリントする高画質のA3プリンターが欲しくなり、2年前に
Canon Pro9000(5万8300円)
をネットで購入。すると古いパソコンが処理能力の限界になり、A3プリントをするのに1枚30分かかる始末。
そこで4Gメモリーの処理能力の高いパソコンまで買って
DELL XPS420(13万5000円)
ただし、写真画像にこだわってモニターは別の
EIZO FlexScan2231W(6万9000円)
を購入。
最近は画素数が上がっているのでHDDなども増設の必要があるかもしれません。

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これ以外にもコンパクトフラッシュ(私は連写は少なく安物の16G数枚)、予備バッテリー(私は非純正)、カメラバッグや収納ケース、三脚、各種フィルター、高い純正インク、高画質プリント用紙、撮影に行くための交通費・・・たぶん合わせると2年で70万円は使っています。
ということは、平均すると毎月約3万円の出費・・・

もちろん一度買えば数年いけるものばかりなので、これから先も同じペースで出費はないでしょうが、これから一眼レフにはまろうとしている方はボディやレンズ以外のこのような出費も考えておくべきでしょう。


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