そこでコンデジもスマホと一線を画した画質の良い高級コンデジが主流となりつつあります。
私が2年ほど前に買ったキヤノンPowerShotS110も当時2万7千円とコンデジにしては高額の機種です。
旅先の料理や街のちょっとした光景などど~んと一眼レフを構えるには相応しくないシーンで活用しています。しかもスマホや安価なコンデジではなかなか表現できない写真が撮れますしRAW現像加工もできます。

それでも最近ではこの機種よりもさらに高画質のものが増えています。価格も一気に4~10万円と一眼レフの入門機を超える値段です。
そんなに画質がいいのなら場合によってはS110からアップするかとキヤノンPowerShotG7Xという機種の検討を始めました。
そこで百聞は一見に如かずとヨドバシカメラにS110を持参し、G7Xと撮り比べをさせてもらいました。
現有のキヤノンPowerShot S110

高級コンデジ キヤノンPowerShot G7X

家でモニターを見て「あれ?」と思いました。この画像ではわかりにくいですが、PCモニターで見ると明らかにG7Xの画像のピントが合っていません(リスの目にピントを合わせたつもりです)。 撮影時にデジカメの画面で見たときはわかりませんでした。
撮影失敗と思い、改めて今度は近くのカメラのキタムラで撮りました。
現有のキヤノンPowerShot S110

高級コンデジ キヤノンPowerShot G7X

今度は明らかにG7Xのピントが合っていません。やはりその場では合っていると思ってシャッターを切ったのですが・・
それで調べてみると高級コンデジは撮像素子が大きいので接写が弱点ということらしい。
それでも今度こそ慎重に撮ろうと再びヨドバシカメラへ。
現有のキヤノンPowerShot S110

高級コンデジ キヤノンPowerShot G7X

手前の黒いペンギンに意識して合わせて撮影したものの結果は同じでした。やはりその場では撮れているように見えました。
接写モードもあるようですがその度に設定が必要なのでポケットからさっと取り出して近くのものをささっと撮影する場合には不向きだとわかりました。
そして今回のようにピントが合っていないのにシャッターが切れ、後で撮影失敗に気づく可能性があるというのは、高画質というメリットを考慮しても、私には大きなマイナスポイントでした。
ということで高級コンデジの購入は見合わせました。ただし、高級コンデジは接写もよいという意見もあります。あくまで私の体験と乏しい知識からの話です。

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